「転の部分で興醒め」クレッシェンド 音楽の架け橋 群青さんの映画レビュー(感想・評価)
転の部分で興醒め
クリックして本文を読む
民族間の長い歴史と争いの終着点を見出すのは難しい。2時間くらいの映画で結論が出るなら戦争なんてしてない…とは言えこの作品、前半はそれぞれの憎しみとどう向き合うかとか提示されていて良いのですが、転となる事象が「女子が禁止されてるスマホ写真撮影を浮かれてした挙句友達に送ったら親に言い付けられて連れ戻されそうになり無謀な逃走を企てて結果相手の男子が死ぬ」というよく言えば若気の至り、悪く言えば色ボケからの軽率な行動で演奏会ごとポシャった挙句和平交渉にまで影響が出そうという。
自分が元々「他人に迷惑をかける恋愛をする・恋のためなら何をしても許される展開」が嫌いなので、他の楽団員全員が巻き込まれているのをみると自分の恋路で他人の努力を潰すなよ…とめちゃくちゃ冷めました。
この部分が事実ならあんまり同情出来ないなあ…
コメントする