「音楽への情熱、民族、国家の軋轢」クレッシェンド 音楽の架け橋 Momokoさんの映画レビュー(感想・評価)
音楽への情熱、民族、国家の軋轢
最初に出てくるパレスチナの家族、みんなとても傷ついている。それでも音楽に望みを託している。
イスラエルの若者もテロに怯えている。家族の傷を抱えている。自分たちの国、居場所を守りたいと思っている。
自分の、または自分たちの正義が、ある一つの正義でしかない事に気づく難しさ。相手の正義もまた一つの正義であり、共存のためには互いの声を聴き尊重していく態度が必要なのだけれど、怖れが邪魔をしている。
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