Mr.ノーバディのレビュー・感想・評価
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ちょっと気弱な中年男、でも実は
毎日仕事に行き、火曜日のゴミ出しを出しそびれたり、家族からはあまり頼りにされていない中年男。ある時強盗に入られるも、犯人が女性と分かると殴ることも出来ない優しいところもある。でも家族からは頼りにならないと呆れられる。
そんな時にバスの中でキレて、若者相手にケンカするが、なかなか強い。でも殴られもする。でも実は殴られたりしたのはただカンが戻ってなかっただけだった。実は過去の仕事が、、、。
施設に入っているお父さんも実は同類、親子でそうだったのか。一緒に戦う場面は爽快!
普段気の弱い中年男が頑張って悪い奴をやっつける話と思っていたから、親子揃っての過去の仕事歴などの設定がなかなか面白かった。
エゴだよ、それは!
人助けという大義名分で装ってはいるが、実際は己の「衝動」を満たすために暴れたいだけであり、それを称賛するという、いかにも肉ばかり食ってそうな奴らが考えそうな映画です。
似たような設定の映画は過去に何本も観てきたが、ここまで「衝動」を前面に出して開き直っている作品は初めてかもしれない。
評論家風に言えば、「誰しもが内面に暴力的欲求は抱えていて、正当化する理由を探して結びつけては発散しようとしている。そういった人間のエゴイズムを表現しようとしている映画」とかなんとか言うんですかね、よくわからんがw
内容スッカラカン大衆向け娯楽映画は個人的に好きでよく見るけど、その手の映画で一番重要なのは「視聴者をいかに気持ちよくさせるか」だと思う。
この映画で一番視聴者が気持ちよくなるポイントは「冴えないジジイが実は強い」ってギャップなので、「冴えないジジイパート」と「実は強いパート」はギャップが大きければ大きいほどいい。
ゆえに「ジョン・ウィック」シリーズでも思ったが、主人公が「凄腕」なら最初の戦闘シーンはセガール並みに無敵感を演出した方がいい。
ブランクがあることを表現したいのか正当防衛の理由作りなのかは知らんが、バスの中で町のチンピラ相手に泥仕合はどう考えても悪手。
敵に触らせさえしない、自分は一滴も血を流さないぐらいでいい。
「主人公強ぇーw」ってのを視聴者に解らせてから、ブランクあることやピンチを表現すればいい。
じゃないと終盤で強い敵が出てきたときに敵が強いんだか主人公が弱いんだか見ている側は混乱するんですw
そういった意味でもお話としてはアクションの魅せ方を含めてお粗末としか言えない。
作品評価は凡作ということで☆3、レビュー評価との落差で☆‐1。
しかしまぁ、この映画がウケるってことは、みんなコロナ禍ストレスで限界なのかもねw
ただ暴れたいだけ
幸せ求めて
あんまりピンとこない
ジョン・ウィックの二番煎じ
ナメてた相手が的な
ジョン・ウィック、血みどろホーム・アローン
ボブ・オデンカークといえば『ブレイキング・バッド』のソウル・グッドマンのイメージで
軽薄なイメージがあったが、いい演技だった。
痛い表現多め
"ミスター・ノーバディ"といえばジャレッド・レト主演の傑作と被っているのだが
原題の『Nobody』では駄目だったのだろうか、もやっとする
家庭持ち中年の日常生活から始まり、トラブルからの展開という
割とよくあるハリウッドの筋書きで安心して見れる
同じ脚本家の『ジョン・ウィック』の"犬のために闇の世界に復帰、ロシアンマフィア相手に大暴れ"
という筋書きと概ね同じだが
チンピラ相手でも適度に殴られ、刺され怪我をするのでワンサイドゲームになりすぎないのがいい、
さじ加減を調整し、適度な緊張感をもたせたことでとても良いバージョンアップになっている。
戦闘シーンはすべて夜で、雰囲気抜群
ところどころで語られる昔話の塩梅もいい
笑いも十分
物語のピークを終盤に配置していて中だるみせず一気に見れる
長さもちょうどいい
車で笑っているシーンは最高の演技だ
後半の殺意の高い『ホーム・アローン』みたいなシーンは、工作シーン含め大好きだ
そして大正義「ダクトテープ」、見ながらガッツポーズをしてしまった、このシーンがお気に入りすぎて星5にした。
オチも良好
非常に面白かった
妻に隠しごと
ナーメテーター
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