Mr.ノーバディのレビュー・感想・評価
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痛快なアクション・サスペンスでした
主人公がとにかく強い。なかば自棄になっているように。しかも攻撃の度に毎回結構ダメージも受ける。この連続で約90分で見せるのって痛快。途中ユーモアありのシーンもあるし、劇中歌もなんか軽いノリ。96時間ばりに適役の雑魚は瞬殺だし、ジョンウィックばりに射撃は正確、イコライザー並みに悪役にはとことん冷酷な攻撃、といろいろ既視感はありながら、一気に最後まで見れてしまった。
続編ができそうだ。
実に痛快
爺ちゃん…
スカッとするアクション映画
Amazonprimeで鑑賞。
いわゆる「ナメてた相手が殺人マシーン」ものなんだけど、これまでの作品群と違うのは、主人公の中年男ハッチが決して完全無欠ではないということ。
なので敵の反撃を食らってケガもすれば、電撃攻撃で気を失ったりもする。
体格的にもマッチョというほどでもなく、格闘シーンもどちらかと言えばドタバタと泥臭い印象。
この新鮮な感じは、シュワちゃんやスタローンのマッチョアクション全盛のころ、アクション映画界に突如出現したブルース・ウィリス主演のダイハードを思い出した。
“普通”の生活を送るため偽りの自分を演じていたハッチが、中盤のバスのシーンを境にありのままの自分を受け入れ解放していく展開が、ある意味「アナ雪」と同じなのも面白い。
オッサンだってレリゴーしたいのだ。
格好良すぎ
痛快バイオレンス・アクション オヤジは強かった
これぞ、バイオレンス・アクションの神髄!とにかく、乱闘シーンは、殴り、蹴り、打ちまくり、吹き飛ばすの連続で、観ているだけで痛さも200%。自分も傷つきながらの泥臭くい乱闘だが、悪を一網打尽とする痛快さ満載。スカッとするハードボイルド・ムービーだ。
毎日が同じルーティーンで、金型工場をバスで往復するだけのうだつの上がらない中年男・ハッチ。しかし、このハッチ、実は凄腕の戦闘能力を隠し持つ、特殊工作員としての過去を秘めていた。
ある日、ハッチの家に強盗が押し入り、撃退はしたものの、それを機に、抑えていた理不尽な悪党に対しての堪忍袋の緒が切れて、戦闘能力が解き放たれる。そして、その結果として敵対したのが、大金を動かす、ロシア・マフィア。
最初のバスの中でのチンピラとの乱闘シーンは、ハッチが場当たり的に怒りをぶつけ、本当に怪我をさせたのではないかと思えるほど、痛さ満載の体を張った戦いぶり。それに対して、ラストのロシア・マフィア軍団との戦闘シーンは、拳銃、マシンガン、爆弾、ライフル…ありとあらゆる武器を駆使して、友人と父親の3人がダッグを組んで、対峙していく。ここでは、3人の計算尽くされた美しい連携で、ピタゴラスイッチのように、入れ代わり立ち代わり、敵をぶっ飛ばすシーンが続く!
主演のハッチには、人気テレビシリーズなどで知られているボブ・オデンカークが務めている。一見、冴えない中年男ながら、常に淡々とした表情の中に隠し持った、激しい怒りと戦闘能力のギャップに引き込まれる。また、ハッチの父親役を演じていたのが、何と『バック・トゥー・ザ・フューチャー』のクリストファー・ロイド。棺に片足を突っ込んでいるようなヨボヨボの爺さんかと思いきや、こちらも、ハッチに負けじと暴れまくる姿も、なかなかモエる。
本作の見所は、戦闘アクションシーンであることは間違いない。しかし、そんな荒々しいシーンのBGMに、優しい調べのオールディーズを奏でるのも、お洒落な演出だ。
ちゃんとやられる
痛快アクション系で久しぶりに頭の中をカラッポにして見られました。
この手の映画にありがちな主人公無双ではなく、割とちゃんとやられる辺りは好感持てましたね。あとコメディタッチも悪くなかったかなと。笑うことはなかったですが。
冒頭の平凡な毎日の演出も、フラッシュ的にカットを流していましたが、カッコよかったです。退屈しませんでした。
ストーリーは復讐劇なんですけど、若干ですが自業自得感があって、爽快感が薄かったですね。
子供が理不尽に犯罪に巻き込まれて復讐するという、超コテコテの展開はあえて避けたんですかね。
可もなく不可もなしで、あまりオススメはできませんが、チップスとお酒でもやりながなら観るのには調度良い映画かと思いました。
その男、凶暴につき
いやぁーメチャメチャ面白かった。
普通のおっさんが切れて暴れる映画??
前知識はこれだけ!主役も知らない人=ノーバディだ!!
ハッチさんは毎日バス通勤の冴えない毎日を送る地味な中年のおっさんだ。
毎日同じ日々を繰り返し、
空気のような存在になっているハッチ。
家族には馬鹿にされ、唯一彼を愛して認めてるのは幼い娘だけ。
さぁ、いつ彼の怒りが爆発して大暴れするの?
期待は高まる。
いやはや凄かったです。
アクションが最高。おまけにハッチの父親の爺ちゃんも最高。
なんと「バック・トゥ・ザ・フィーチャー」のドクではないか?
生きてたのね〜(嬉しい驚き、笑)
おまけに嬉しいのは、合間合間に入る挿入曲。
ROCKや「ワンダフル・ワールド」そしてチャイコフスキーの「ピアノコンチェルト」
など7曲位も!
重くなりがちな映画を軽妙にしています。
(かなり挿入曲にオンブしてるね、笑)
2021年。「ジョン・ウィック」の脚本家と製作デビッド・リーチが再タッグ。
主役のスター性も制作費も段違いだけど、アイデアとテクニックがこっちにはある。
コニー・ニールセンと言うビックネームも出てるし、
クリストファー・ロイドを久々に観たい人には、花丸、ですね。
主役はボブ・オーデン・カーク(テレビドラマに出てる人らしい)
平和な生活を愛する男が、実は、
「その男凶暴につき」ご注意を!!
ロシアン・マフィアを相手にガチンコ闘うなんて、
アクション好きなら、めちゃめちゃ楽しめます。
過去鑑賞
爽快感はない
必要以上に残酷で、グロいシーンが多く
動きにキレがなく、カメラワークもいまいちで
スカッと爽快な気分になれず、
観ていて不快感を覚えた
ラストの銃撃戦だけはまぁまぁ見れたが
主人公のお父さん、ただ銃撃ってるだけで
身のこなしとか普通におじいさんなのが
なんとも・・・
おっ@@っと、思わせてほしかったな
ラストの言葉は、気が利いてると思った
追記:
冴えないオヤジが実は凄腕パターンでは
フランス映画の「96時間」などあるけど
あんな風に、流血や残酷なシーンなしの
方が、シューティングゲームの名プレイヤー
のプレイ観ているみたいな爽快感があって
良かったのではと思う
家族で観るタイプの映画だと思うから
子供も観るでしょうし、残酷な殺し方見て
カッコいい、とか思う子供って・・・
怖くないですか?
実は強いお父さん
何を見せられたんだろう…
理屈は Nobody
こういう映画はたまに見る。そしてこういう映画には後から理屈がついてくるものだ。実はこの人物・・と。そしてそこのところが面白かったりつまんなかったりする訳だが・・この映画はそれらと比べてちょっとブッ飛んでた。その、実はこの人物・・がほぼハショられているのだ。ハショっちゃっても楽しめるんだ! この手の映画 !・・という発見がこの映画最大の見所だった。最後の方は結構バカバカしくなっちゃったし変な映画だったが。・・まあなんちゅうかタランティーノの影響というかパロディみたいなつもりで作ったのかもしれない。
話は変わるが・・バンバン人殺すのをエンターテイメントとしてやるのをこうも皆が楽しんじゃっているのは非常に違和感を感じる。もしかして軍需産業とかピストルのメーカーから制作費もらっているのかもしれないんだし。もうちょっと自分が洗脳させられていたり麻痺させられていたりしてるのに気がついてほしいな。映画ファンとして映画ファンのレベルの向上をのぞむ。
ユーモアたっぷりの本格アクション映画に満足
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