Mr.ノーバディのレビュー・感想・評価
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金曜日の夜にぴったりな世界一ヤバイ男
クソみたいな仕事を終えた一週間の終わり。金曜の夜に、ビール片手にボーッと眺めるのにぴったりの映画。92分だし、さっと終わる。ストーリーはあってないようなものだが、主人公の冴えないお父さん、ハッチが只者ではないのが次第に明らかになってくる。その辺りからもうたまなくワクワクしてくるのだ。
人形みたいにバダバタと斃れてゆくロシアンマフィアたち、眠っていた過去の自分が段々目覚めて、ハッチも目の色が変わってくる。冴えないなんてとんでもない!この男、世界一ヤバイ!
最初はお父さんの俳優さん、気づかなかったー!佳境で気づいて、それもまた興奮した!続編!希望!!
ひとつだけ。オールディーズが流れる中でのスローモーションのアクションは曲も手法もありがちで使い古された感じがする。そこだけ引っかかったかな。そういえば冴えないパパが本当は凄腕、っていう映画は、シュワちゃんの『トゥルーライズ』もオススメ。
帰り道、ちょっとだけ気持ちが凶暴になって、買ったポリプロピレンの容器を訳もなく振り回して帰りたくなった。暴力は伝染する。
痛快
nobodyと称する男の素性を掘り下げていく流れで、最初、やたら人物説明が長いなと思いましたがタイトルを考えるとそういうことなんですね。
曜日の連続が速くてついていけませんでしたが、もう一度みることがあれば確認したいところです。
明らかに尻に敷いてる風の奥さんが旦那にやけに気を使ってるとか、義理の弟に貰った銃の扱いとか、やけに立派なAV機器が揃ってるところなどに引っ掛かりつつも、、、どんどん引き込まれていくので飽きる暇がありません。
バスに乗ってるとこがなんとなくクリント・イーストウッドっぽいとか、ドクの活躍とかちょっとうれしいポイントもあります。
アクション映画でスッキリしたい勢にはオススメなんじゃないでしょうか。
闘うお父さんは強い
何者でもない、そこら辺に居るサラリーマン。息子に少し嫌われていて、"同居人"としての距離感の妻。そして愛らしい娘。ありきたりな家庭、これはごくごく普通アメリカの平凡な家庭の話。主人公であり一家の大黒柱、ハッチ。彼等の家にタトゥーを入れた強盗が来たが家族を守りきれず息子に嫌われてしまう。不幸中の幸い、誰も死ななかった。そんな中、愛娘が「ネコのブレスレットが無い」と言い出す。強盗を探しにタトゥー屋を回って何とか探し当てる。だがそれは無かった。その帰り道。バスで半グレに絡まれる。ハッチは彼等を病院送りにし、そこから物語は加速していく。ヤクザの弟がその中にいたらしく親玉がハッチの家に来る。家族を地下室へ連れ、たった1人、兵役を終え、今まで被っていた羊の皮を破り、彼は狼と化す__________
その後、彼等は新天地でのマイホームを探していた。いい日当たり、綺麗な庭。良い物件。そこにハッチに電話と。彼は電話に応答し終えると彼と妻はこう訊いた
「この物件に地下室はあるかな?」
哀愁漂うオヤジが押し切る
ポスターの怖い顔したオデン・カークの傷顔の上に赤い文字で「火曜日、ゴミ当番、愛車は路線バス」とあれば、当然コメディー風味と思って、その落差をしみじみと笑うつもりで見始めました。優しく頼りないオヤジが切れるからこそ、大迫力が生まれました。
つまり間抜けなオヤジと、中村主水ばりの仕事人が交互に現れるような入れ替わり劇を予測していた訳です。
ところが、中身は110パーセントのハードボイルド。血しぶき飛び散るシュールな殺りくが待っていました。この爽快な裏切られ感。これがこの作品のほぼ全てだと思います。
実はレジェンド級の殺し屋が、命懸けで普通の人生に賭けていたと言う筋書きも、ハードボイルドに哀愁を添えていて、素敵でした。
一番可笑しかったのは、ロシアンマフィアのショーのシーン。調子外れの歌が楽しかった。
お父さんは辛いのだ
おもしろい!とにかくおもしろかった。 最初からいい 繰り返し同じ毎...
観たかったものがちゃんと出てくる映画
『ジョン・ウィック』のコンビとして知られる脚本家デレク・コルスタッドと製作デビッド・リーチが再度手を組んで製作した映画ということで、「また『ジョン・ウィック』のような爽快アクションを楽しめるかも」と期待を抱きながら鑑賞です。予告編は事前に観ていたので、「冴えないオッサンが超強い」ってくらいの事前知識でした。
結論、「これが欲しかったんだよ!!」って感じの映画でした。
最近、「予告編から想像していたものと映画の内容が違った」ってパターンが結構多かったんですけど、この映画は予告編やスタッフ陣を観て想像した通りの内容の映画が観ることができます。「単純明快超爽快アクション映画」です。上映時間も90分とちょうど良い短さで、テンポよくストーリーが進み、鬱陶しい愁嘆場みたいな場面はほぼ無いので、気分良く劇場を出ることができました。
ジョン・ウィックが好きな人は絶対好きだと思います。オススメです。
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職場と家を往復するだけの単調な生活を送っていた冴えない親父であるハッチ(ボブ・オデンカーク)。夫婦関係は冷え切っており、息子からも尊敬されることがない。そんなある日、ハッチの自宅に強盗が押し入る。ハッチは反撃することなく強盗に金品を渡して逃がし、そのことで家族や近所の人から失望されてしまう。理不尽な状況に怒りを覚えたハッチは、反撃のために強盗の素性を調べていく……。
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「自宅に強盗が入る」って『ジョン・ウィック』でも同じことやってましたね。盗まれたのが車か猫ちゃんのブレスレットかの違いはありますが、冒頭の展開はかなり『ジョン・ウィック』に近いように感じました。
冒頭から驚かされるのはテンポの良さ。「主人公は職場と家を往復するだけの冴えないオッサン」というのを一週間の行動を曜日を表すテロップを交えながら繰り返すことで、台詞も一切なしに説明して見せています。一週間ずーっと同じ行動をして、毎週火曜日のゴミの日にゴミを出しそびれて奥さんから小言を言われる。ほんの数分の描写ですが、この異常にスピーディな展開は観ていて引き込まれます。台詞の量は最低限で、とにかく映像や演技を目で見て状況を理解できるように作りこまれた作品でした。
そして本作の醍醐味でもある「舐めてた相手が超強い」タイプのストーリー、非常に爽快感があって面白い。本作には戦闘シーンが盛りだくさんですが、そのどれもが冴えないオッサンのハッチが、生意気な若者や武装した兵士をボッコボコにする展開です。バスの車内でヤンキーの若者をボッコボコにするシーンとか、最初はニヤニヤしていたヤンキーたちがハッチの異常な強さとタフネスさに恐れ慄き表情がどんどん強張っていくあたりがたまんないですね。一度はバスの窓から車外に出たハッチが、足を引きずりながらまた車内にカムバックするシーンとかはもう最高ですね。「マジかよ…」って感じで絶望に歪むヤンキーたちの表情は「舐めてた相手が超強い」系映画の醍醐味ですね。
「舐めてた相手が超強い」系映画は、序盤の主人公の冴えない雰囲気や周りからの「舐められっぷり」が強ければ強いほど、後から正体が発覚した時の異常な強さとのギャップが大きくなって、観客側も爽快感を感じることができますよね。『サプライズ』の主人公の女子大生や『ドントブリーズ』の盲目の老人など、序盤は可哀想&か弱そうに描かれているほど、後から敵を蹂躙する強さを見せつけられた時に爽快感が生まれるんです。
その点においては、本作『Mr.ノーバディ』は、『ジョン・ウィック』を遥かに上回っていました。『ジョン・ウィック』の主人公はキアヌ・リーヴスが演じており、彼の体格の良さや過去に出演していた作品(『マトリックス』とか)からのイメージで、全然「可哀想&か弱そう」には見えなかったんですけど、『Mr.ノーバディ』の主人公は序盤は年齢的にも立場的にも、実に弱そうに見えます。この「弱そうで冴えないオッサン」が映画中盤くらいで「最強の殺戮マシーン」と化す姿は『ジョン・ウィック』を超える爽快感であることは間違いないでしょう。
正直最初のバスでの戦闘はヤンキーの悪行の重さに対して制裁の重さが重すぎる気がするとか、悪役の行動が「弟の復讐」っていう割と正当性のある動機だから「これ主人公のハッチも悪いよね」って思っちゃうとか、そういう細かな不満点というか違和感はありましたけど、ぶっちゃけこの手の映画ではストーリーの内容ってあんまり評価基準に入れてません。アクション映画を観る時は「とにかくカッコいいアクションが観たい」「とにかく爽快感を得たい」と思っているんで、重箱の隅を楊枝でほじくるようなストーリーに対する批判は野暮でしょう。
今、最も映画館で観るべきアクション映画だったと思います。オススメです!!!!!
予告編では想像出来なかった展開と面白さ!!
まったく期待はせずに非常事態宣言明けにこっそり観てきました。予告編は他の映画鑑賞の際に何度も観ていましたが、本編は僕にとっては全然予想とは異なる展開でした。予告編で予想していた、さえないお父さんがついに・・・という単純な映画では全然なく・・・何というか、昔の大藪春彦の小説の主人公のような、しかも羊の皮をかぶった狼とか、そういうレベルを超えている・・・これ以上はネタバレになるので書きませんが、とにかくハードボイルドが好きな同好の男性諸氏には必見の映画です。なので、もう少し上映回数を増やすか、上映時間を工夫すべきでは?と思います。今のままではS市に住む普通の男性は仕事帰りの平日には観れません。
また、使われている音楽がとてもカッコ良くてセンス抜群です。、特にDon't Let Me Be Misunderstood(尾藤イサオのカバー「かなしき願い」で日本では有名、映画ではアニマルズかな?)で始める最初の場面はハードボイルドの極致ですごくカッコ良く、主人公のしぐさと台詞も含め痺れました。
ただ、もう少し主人公の背景を掘り下げても良いようにも思えます。とはいえ、多くを語らないところもハードボルイドなのかもしれません。
冴えないオジサンの裏の顔…
親子二代の「腕におぼえあり」
会計係だから・・・家族や警官から弱い腰抜け父親と思われて発奮したのか、バスの中で複数のチンピラ相手に突然のおかしな宣戦布告。別に恨みもないのに、問答無用のテロリストと化す。正当防衛なんかじゃない。大丈夫か?このオッサン。バスの手すりがいとも簡単にもぎ取られ、凶器と化す。ちょっと強過ぎるよ。
武器マニアの人にはたまらないでしょうね。
あれ?老人ホームのドクおじいちゃんもですか?倉庫の仕掛けはドクおじいちゃんの作品展?
ラスト、「地下室はあるか?」
ワンダーウーマンのヒッポリタお母さん役のコニー・ニールセンが奥さん役。夫婦仲は冷めていましたが、やっぱり家族想いなんです。
もしかして、次作は核シェルター作って、さらにスケールアップして夫婦で戦争?
批評する人が試される
不意に面白い
ストレスを抱える"何者でもない"人々に、
間違いなくアタリ映画です。
ハラハラドキドキとかはいい、
とりあえずスッキリしたいんだって人は見てください。
ブラック企業に入社して2ヶ月目
毎日の繰り返し冴えない日々
はぁ〜何もかも破茶滅茶にしてぇ〜〜!!
そんな時に見たこの映画
そこにはネコちゃんのブレスレットを返せと殴る男
そう、こんな豪快なアクションが見たかったんだ私は
なんといっても90分という時間が素晴らしい
無駄な描写が一つもなく展開が早いので
見ていて気持ちが良い。
おまけに小さい頃見たバック・トゥ・ザ・フューチャーのドクがめちゃくちゃイカしたじいちゃんになってるんだぞ!?!
タイムトラベラーとは違う輝きがこの映画にはあった
人生に疲れている何者でもない人々に
オススメしたい映画ナンバーワン
ナメてた相手が最強の殺人マシーンだった話、好き!
最高に気持ちいい映画だった!
ダイハードみ、キングスマンみ、さらにホームアローンみも感じるような、絶対裏切らない展開。やってほしいこと全部やってくれた感。でも今までとちょっと違うのは、自ら進んで災難に飛び込んでいったところ。笑
こういう映画は定期的に摂取したい🤤
何者でもない奴をナメてはいけない!
続編くださーい🤲
最後の方はホームアローン状態。
評価がいいので鑑賞!
冴えない普通のオッサンが実は…!バスでの出来事がきっかけでついに覚醒し…!てなストーリーで内容も難しくなく、サクサクと敵を倒していく!
爽快なアクション映画🔫
1時間半でさくっと観られるので間延びすることもなくとても楽しく観られた(^_^)
R12にしてはやや暴力的、少しだけグロい(;´Д`)
最後の方はまるでホームアローンのようでした(笑)敵を倒すシーンは爽快でとてもオススメです!
何も考えずに楽しめる映画
タイトルが全てを語ってる映画です。
予告編からアクションってことは分かってたんですが、フックの効いた内容であまり有名じゃない方(すみません。存じ上げない方でしたので)が主人公だからこそ、不要な詮索をせずに楽しめました。
あと緩急の緩をスリムにして、畳み掛けるように物語を進めることで、襲ってくる相手の数など細かな点をあまり考えさせない様な演出をしてるように思います。
(昔風に言うと)痛快活劇って感じです。
最後にクリストファー・ロイドさん(BTTFのドク)を久しぶりに見えて嬉しかったです。
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