「普通のオジサンを怒らせると怖いぞ!」Mr.ノーバディ Mr.C.B.2さんの映画レビュー(感想・評価)
普通のオジサンを怒らせると怖いぞ!
2021.7.1(木)
ワクチン接種等で映画が観られなかったので、今日は立川で2本。朝は大雨だったので昼からキノシネマ立川で「ファーザー」2回目と立川シネマシティ1「Mr.ノーバディ」へ。
さすがに3本目「ブラックバード」はキツいので断念した。
◎「Mr.ノーバディ」
ゴミ収集に遅れたりする普通の中年ダメ親父(ボブ・オデンカーク)が、本気で怒りまくると手が付けられなくなる。悪い奴らを殺しまくるバイオレンス・アクション・コメディ。
細かい所にツッコミ入れなければ楽しく観られる。むしろ痛快だ!?
脚本デレク・コルスタッド、製作デビッド・リーチは「ジョン・ウィック」のコンビ。ロシア人監督なのに、ロシアン・マフィアが殺されまくる。
最初に強盗に入られた時にリボルバーに弾丸が入って無いのを見切ったから抵抗しなかった(持つクラブがウッドなのがおかしい。そこはアイアンだろうって、これは細かいツッコミか)のは銃に詳しい証拠だが、見切ったところを(後で判るのだが)ここで観客にチラッと見せておいて欲しかった。
ボブ・オデンカークは完全無欠ではなく、チンピラ相手で負傷しちゃうのもご愛嬌。(と、言ってもバスの中で5対1で戦うんだけど)J・ステイサムならカスリ傷も負わないもんなぁ。そして、父親役クリストファー・ロイド(83歳!)も一緒のラストの大立ち回りは痛快の二乗。「ジョン・ウイック」の脚本家デレク・コルスタッド、製作デビット・リーチのコンビなので最後の展開も「ジョン・ウイック」並に派手だ。
普通のオジサンは、普通のオジサンでは無かった!○○○の○○○だったのである。
あの銃撃戦のさなか、猫ちゃんが無事で良かったね。最後に、娘のためにみつけてあげたキティを返すカットが欲しかったかな。
続編のプランがあるようだが、ちょっと観たいね。
追記:2024.8.27 CSにて再度鑑賞。
ボブ・オデンカーク、クリストファー・ロイド続投でPART2が製作される。悪役にシャロン・ストーン、2025.8.15公開予定。