「徐々に凶暴になっていくオヤジに拍手!」Mr.ノーバディ はまたろうさんの映画レビュー(感想・評価)
徐々に凶暴になっていくオヤジに拍手!
家族から軽んじられている冴えないオヤジが、強盗被害を受けたことから昔の最強エージェントの姿を取り戻す!
90分でちょうどいいアクション映画。ジョン・ウィックの制作陣が参加しているため、アクションは折り紙付き。
ぜひ続編を作って欲しいし、まだまだハッチの活躍、そしてクリストファーロイドの活躍を観たい。
職場と家の往復を繰り返し、家族に軽んじられているハッチ。ある日自身の不注意から強盗に入られ、息子の助けもあり反撃のチャンスがあったが大した被害がないことから見逃す。さらに家族からはガッカリされるが、娘のアクセサリーが見つからないことから犯人を探し出し追い詰める。犯人の家に押し入るとそこには病気の赤ちゃんがいたために非情になりきれず、またも見逃す。
その帰りにバスに乗るが、ロシア系の若者が車で事故をお越し、横にいたバスを乗っ取ろうとする。何もかも上手くいかない状況にハッチは決心し、ボコボコにされながらも若者たちをメタメタにする。
久しぶりに思いっきり暴れたからなのか、ハッチは危険な香りを身にまとい奥さんや家族にも明るく接するようになった。しかし、メタメタにした若者はロシアンマフィアのボス、ユリアンの弟だった。ユリアンはハッチの居場所を突き止め部下を送る。ハッチは襲撃に気づき家族を地下室へ匿い、マシンガンを持ったマフィアたちと戦う。やはりある程度はやられるが、若者たちのときよりも傷は少ないうえ、全員殺す。家族を避難させ、ハッチは隠していた武器を手にロシアンマフィアが保管しているマフィア年金を燃やし尽くす。全面戦争に突入したユリアンとハッチ。ハッチは金塊で買い叩いた工場にマフィアたちを誘い込む。そこに現れたのは大量の銃を持った父親と弟(黒人)。3人でマフィアたちを撃ちまくり殺しまくる超爽快銃アクション。
最後はユリアンを倒し、家族を取り戻す。