「職人感たっぷり」Mr.ノーバディ カツベン二郎さんの映画レビュー(感想・評価)
職人感たっぷり
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冴えないおじさんが実は・・・っていう映画は世に数多あるが、この映画は設定に一工夫ある。
何年も封印していた昔のスキルを使う理由も娘の猫の髪飾り?を強盗から取り戻すためだったが、腹を括った割には結局強盗犯に同情し暴れられず消化不良起こし、バスで暴漢グループを見つけた時にやっと思いが叶い爆発するという目的と手段が入れ替わるちょっと笑える設定となっている。
戦い方もクールに眉ひとつ動かすことなく成し遂げるというわけではなく、自分も相当ダメージを喰らいながらなんとか勝利するといった具合。
実戦の中で本物の自分や自信を取り戻す中年の星的な楽しい映画。
うっすらと続編を感じさせるエンディングでもあったので少しだけ期待したいと思う。
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