「自分の家、焼いちゃう?(笑)」Mr.ノーバディ oliveさんの映画レビュー(感想・評価)
自分の家、焼いちゃう?(笑)
全然観るつもりは無かったけど、レビューが高評価なので、既に上映中の映画館が少なくなってきている中、ギリギリ駆け込みで観賞。
なるほど高評価に納得の出血大サービスの乱闘・銃撃戦。地味で物静かな外見の主人公から想像もつかないジョン・ウィック並みの激しいアクション。序盤は変化のない退屈な日常・・毎週火曜日はゴミ出しの日なのにいつもあと一歩で収集車が行ってしまい出せない、、何週間も大丈夫なのか? そんな平凡な日常を送っていたある日、深夜家に強盗が侵入、、ここから話が急展開。幼い娘のネコのブレスレットを取り返すだけのはずだったのが、ロシアンマフィアの弟を殺ってしまったことでとんでもない殺し合い勃発!!最後は介護施設で暮らす高齢の父親まで巻き込まれ(むしろノリノリで参加?)死闘を繰り広げる。
せっかく主人公がラザニアを手作りして家族皆でさぁ食べようってとこで敵が襲来!家族を地下室に避難させ、待ち受ける主人公。家の中は当然血が飛び散り死体もゴロゴロのメチャクチャ。家族を脱出させた後(地獄絵図のような家の中を見ても悲鳴すら上げない妻と息子、タフだな)、虫の息の敵達を1つの部屋に集めてレコードをかけ何やら語りだす主人公。そして思い出がたくさんつまっているであろう我が家に惜し気もなく火を放ち全焼させ"証拠隠滅"。
キレるとすぐに人を殺す冷酷なロシアンマフィアのボス、何故か人前で熱唱するのが好きというのが面白い。ドラえもんのジャイアンのリサイタル?を思い出してしまった。
クリストファー・ロイド以外、知らない俳優ばかりだったが、ストーリーやテンポがよく、退屈してるヒマ無し、鑑賞後もスカッと爽快!続編を期待させるラストに感じたので Nobody 2あるかも?
お父さ~ん、あの荷物で飛行機は乗れないっすよ~~(笑)