「しがないお父さんが事件に巻き込まれ、やがて数十倍の悪党に単身立ち向かう映画。というジャンルがハリウッドに存在しているのでしょうね。この作品はその文法に沿っていて、大変ワクワク、気分高揚できる名作です。」Mr.ノーバディ お水汲み当番さんの映画レビュー(感想・評価)
しがないお父さんが事件に巻き込まれ、やがて数十倍の悪党に単身立ち向かう映画。というジャンルがハリウッドに存在しているのでしょうね。この作品はその文法に沿っていて、大変ワクワク、気分高揚できる名作です。
主人公のショボいこと。
うらぶれた企業内の会計屋で、奥さんとのエッチはおろか、もう何年もハグすらしていないというあたり、アメリカでも初老の夫婦なんてのはこんなものなんだろうなと変に感慨深いものがあります。
子供からも勇気のなさを冷たくからかわれたりするお父さんですが、何のなんの、このお父さん、ショボい外見にもかかわらず、実は強い強い圧倒的に強いわけです。
ショボい外見のままに悪い奴らをバッサバッサとやっつける快感。
一日の終わりに一本を観てストレスを発散させるなら、悪い奴らは徹底的に悪い奴らだし、勧善懲悪、こんな凄い映画、観ないでおくにはモッタイナイと思いますよ。
コメントする