「哀愁漂うオヤジが押し切る」Mr.ノーバディ Uさんさんの映画レビュー(感想・評価)
哀愁漂うオヤジが押し切る
ポスターの怖い顔したオデン・カークの傷顔の上に赤い文字で「火曜日、ゴミ当番、愛車は路線バス」とあれば、当然コメディー風味と思って、その落差をしみじみと笑うつもりで見始めました。優しく頼りないオヤジが切れるからこそ、大迫力が生まれました。
つまり間抜けなオヤジと、中村主水ばりの仕事人が交互に現れるような入れ替わり劇を予測していた訳です。
ところが、中身は110パーセントのハードボイルド。血しぶき飛び散るシュールな殺りくが待っていました。この爽快な裏切られ感。これがこの作品のほぼ全てだと思います。
実はレジェンド級の殺し屋が、命懸けで普通の人生に賭けていたと言う筋書きも、ハードボイルドに哀愁を添えていて、素敵でした。
一番可笑しかったのは、ロシアンマフィアのショーのシーン。調子外れの歌が楽しかった。
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琥珀糖さんのコメント
2023年4月20日
共感そしてコメントありがとうございます。
本当に裏切られましたね。
ゴミ出し当番、そして娘以外の家族に空気扱いされて・・・
Uさんがコメントに書かれてらした、爆裂アクション!!
凄かったですね。
ロシアンマフィアのシーンもでしたが、挿入歌と挿入曲が線れるされてて
ポイント上がりましたよね。
ありがとうございます。