「ここでもまさかの人が大活躍〜!!(笑)」Mr.ノーバディ リボンさんの映画レビュー(感想・評価)
ここでもまさかの人が大活躍〜!!(笑)
面白かったです!!
よくある、「昔特殊部隊にいて(今回はFBI)今は普通に暮らしてるけどそりゃ見た目はおじさんになったけどまだ腕はいろんな技を覚えてるからまた悪党がいたらコテンパンにぶっ飛ばすぜ!!」
っていうだけの話かと思ったら、いえ概ねそうなんですが派手に昔取った杵柄を披露するのが50代ぐらいの主人公のおじさん1人じゃなく、
その父親で今じゃ老人ホーム暮らしの一見弱々しい耳の遠くなったおじいちゃんまで、
「やっぱこれ忘れらんねーぜ!!!ひゃっほーー!!!」
みたいな感じで意気揚々とライフルぶっ放す凄腕おじいちゃんが健在してました!!!こんな映画初めて見ましたーー!!(笑)
まずおじいちゃん、老人ホームの部屋で静かにひざ掛けしてテレビ見てるだけかと思いきや、
まぁ主人公から「悪党が親父も狙うかも!気をつけて!」とは言われてたけど、いやいや侵入者にめっさ冷静に素早くライフル向けて、必要な仕事のみきっちりこなす、銃撃音もいつもの耳の遠い高齢者よろしくテレビの西部劇の映画を大音量で流して職員にバレないようにするし、いやー仕事人でした!!必殺仕事人ここにもいたかー!!と痛快(笑)
この手の感じは「ノンストップ」とか、「奥様は、取り扱い注意」と似てるんですが、
まさか主人公の父親で老人ホームに入所してるおじいちゃんまでライフルぶっ放すとは予想外の展開で、ノンストップばりに面白かったです!!
主人公は工場買い取って要塞に改造しちゃうし、あーもう階段やらあちこちにトラップしかけるし、すんごいなー普通の暮らしを頑張ってた分、父ちゃん元FBIの技ひっさしぶりに駆使して気持ちが高揚して爆発してるなー!!と見ごたえありました。
よく凄腕工作員を、戸籍上は亡くなったことにして整形して別の戸籍を与えて。。。という設定はよくあるんですが、
本当に名前を検索すると「アクセス不能」
紙の書類にも名前は「nobody」としか出てこない存在って、なんかすごーい!!とシンプルに思いました。
とにかくおじいちゃんの活躍は必見なので、あと余生についてもエンドロールに出てくるので、おじいちゃんにも大注目です♪見て良かったです!!