「【”疲れた羊の皮を被った、心優しき家庭を持つ中年男の素顔” ガン・カーアクション、接近格闘戦とも見応えあり。スッキリ爽やか”J・W”ハイスペックカスタマイズバージョンでもある。】」Mr.ノーバディ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”疲れた羊の皮を被った、心優しき家庭を持つ中年男の素顔” ガン・カーアクション、接近格闘戦とも見応えあり。スッキリ爽やか”J・W”ハイスペックカスタマイズバージョンでもある。】
ー 冒頭から、無茶苦茶格好良い。
傷だらけのハッチ(ボブ・オデンカーク)が、”Don’t Let Me Be Misunderstood"が流れる中、猫の餌のツナ缶を開けながら、男女の取調官に問われて”Nobody・・"と答えるシーンに痺れる。ー
<Caution! 内容に触れています・・。>
◆今作は
”日々の単調な生活に疲れた中年妻子持ち男、だと思ったら、中身はトンでもない狼だった!"
と言う家族と猫のために戦う中年男の姿
ー ハードボイルド&ガン・カーアクション、接近格闘戦etc.ー
を”楽しむ”作品である。
・ハッチは妻(コール・ニールセン)とは距離が出来、強盗に入られた際には、息子の助力が出来ず・・、鬱積した日々を過ごす。
だが、唯一自分に懐いてくる娘が可愛がっている猫のブレスレットを強盗に盗られた事をきっかけに、”J・Wと同じく”秘めていたハッチのトリガーがブチ切れて!
ー ここで、”J・Wのパクリじゃない!”とか言わない。パクリじゃなくって、”カスタマイズ”である。ー
・ココからは、怒涛の如く不良青年達をバスの中のナイフ&の肉弾接近戦で、少しやられながらもバッコンバッコンにしたり、徐々に【元、3文字組織の会計士】の、素顔が見えてくる。
ー 【元、3文字組織の会計士】・・・CIA、FBI、MI6(イギリスだしな・・)、KGB(もうない・・)・・・。非常に気になる。最後まで明かされない・・。ー
・バスの中で、瀕死の重傷を負わせた男(で、のち死亡)は、ロシアン・マフィアのボスで”ソシオパス”の男ユリアンの”関係者”だった・・。
ー 家族を狙われた事で却ってハッチのギアは上がり、怯むことなく、ロシアン・マフィアの年金(そんなのあるのかい!)”オブシャク”の大量のお金はド派手に燃やしちゃうし・・。ー
・”普通の家庭を持ちたい・・”と言う想いで、組織を抜けたが、元の自分に戻るシーン。
ソファに並べた、ロシアン・マフィアの四死体に”家庭を持った理由”を話しかけ、ルイ・アームストロングの”What a Wonderful World”が高らかに流れる中、自宅に火を放ち、臨家の気障な男のスポーツカーで走り去るハッチ・・。
ー もう、且つてのハッチではない・・。格好良いなあ・・。ー
・そして、ロシアン・マフィアの巣窟に、単身乗り込んでいくハッチ。漢である。
で、再びバッコンバッコン、ガン・カーアクション。飛び散る血しぶき、飛び交う弾丸・・。
・で、冒頭のシーンに戻る・・・。
<ハッチの父(クリストファー・ロイド)も、弟もトンでもない人達で・・。
面白かったなあ・・。
家族を再び呼び寄せた新しい家には、しっかりと”シェルター”もあるしね!
続編希望っていうか、続編あるでしょ、この作品。
”J・W”の様に、息の長いシリーズ化希望である。
但し、あくまで地味に。地味に・・。
そして、哀愁のハードボイルドテイストを忘れずにお願いします。>
NOBUさん
映画はいつも〝必要〟
精神状況によっては、〝至急〟
だからこそ、皆さん、映画館以外には立ち寄らず、鑑賞マナー、感染防止ルールを愚直に守り続けて、クラスターも発生していない。
そういうことだと思います。
NOBUさんへ
身に付いているのは内臓脂肪とムダ知識だけのBloodです!
クレイモアは西側諸国に類似品が無いのですぐに分かりました。ベトナム戦争時代、ジャングルに潜む相手を攻撃するために使われた非人道的兵器です。ESRは推測半分ですよ。まともに写って無いので、アレは判りません!