Ribbonのレビュー・感想・評価
全85件中、81~85件目を表示
観ようか止めようか迷ったが観て良かったです。
自分が、そのときは、大切だと感じた出来事・物に時間を費やしたことが、ある日突然、ゴミのように、無駄に感じでしまうことは誰にでもある。
人は100%の自信と勇気を持って生きている(活きている)訳ではないのだから、自分の軌跡に満足したいと思う気持ちと後悔する感情が綯い交ぜになるのは当たり前で、その日、その時の自分の心の有り様で、負のマインドになったりポジティブになったりRibbonが形を変えるように移ろう。
なんでもないようなことがパワーになったり心の拠所だったものが崩れ去り自暴自棄になったり、人間は本当に複雑な生き物なんですね。
この映画はその複雑な感性をうまく表現しているな〜ぁと思います。
初監督作だからこれぐらいの評価だとか、そういう物差しではなく、自分の、自分自身の良し悪しの物差しで評すると、素晴らしい作品であると断言できます。
是非、機会があれば、ご鑑賞くださいませ。
未完成
2020年コロナ禍で卒業展覧会が中止になった就職内定済の美大生の話。
コロナ禍で学校そのものが閉鎖となり卒展も中止で、泣きながら作品を壊すデザイン科の生徒達を後目に一応は完成しているという絵を持ち帰った恐らく絵画科の主人公。
そして作品が大きくて持って帰れなかったことで、ちょっと主人公に妬みを言う友人。
休校中、自宅で描き足すと言い絵に向かうけれどなかなか筆が進まず…。
母親との件はまだ良かったけれど、父親からメロンパンまで創作意欲が湧かない主人公の暇つぶしをみせていく展開は、どんどん脱線幅が拡がる感じで、ちょっとコミカル&ホンワカ空気で楽しいけれど、何をみせられているの?w
平井平平平平…から話が動き、脱線パートも一応は?使っていたけれど、やっぱりそこにそんなに時間割かなくても良かった様なw
結局のところ平井はそれで良いけれど、主人公はこれじゃ終われていないんじゃ?という感じがして、もう一声、せめて決意ぐらいは欲しかったかな。
もう驚かない
全85件中、81~85件目を表示