劇場公開日 2022年2月25日

Ribbonのレビュー・感想・評価

全84件中、61~80件目を表示

4.0進化する才能

2022年3月1日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

知的

「私をくいとめて」で改めて素晴らしい女優だと思わせてくれた、女優のん。
地元兵庫で舞台挨拶するというので観に行った。満員のシネ・リーブル神戸、すごいな。
正直、演技は素晴らしくても監督・脚本となるとどこか自分の中の予想を下げていたと思う。
それが、、びっくりするほど良い出来。
基本的に映画は自宅と学校と近所の公園のやりとり、登場人物も2人ずつ、わかりやすい恋愛やアクションがあるわけじゃない、
びっくりしたのがこれらの見せ方
なかなかうまい、いやすごくうまい。これ本人が脚本なんだよな
そして後半にかけてどんどんリズムがよくなりラストはちょっと感動した。
「あまちゃん」の女優さん、なんてイメージはいったん置いといて、才あふれる女性監督の誕生を素直に喜びたい
まだまだ進化する才能、のん
これからが大いに楽しみ

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魔呼斗

3.0能年玲奈さん

2022年3月1日
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鑑賞方法:映画館

企画、編集、脚本、監督、主人公とお疲れ様でした。
コロナ禍映画だったんですね。マスクばっかりで残念。
テープ?リボン?は、なんだったんでしょう?
母は、いらないですね。
妹、面白い!
田中君、いい感じ。
平井とのケンカは、いらないですね。
ラストの完成映像は、自分の作品をメインにしてほしかったです。
もっと、絵画制作シーンがほしかったです。

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かん

4.0明るくて、健やかで、まっすぐで🎀🎗

2022年3月1日
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鑑賞方法:映画館

コロナ禍で卒業制作展が中止になった美大生の失意と再生の物語。
のんが、悩みながらも明るく生きる主人公、いつかをいきいきと演じています。
自粛期間中のいつかが、朝、目を覚ましている場面が何度もあるのが印象的でした。昼夜逆転せず、朝日を浴びて一日を始めることの大切さが伝わってきました。
中止、変更、我慢、嫌なことがたくさんあるけれど、会える人に会い、好きなことを大切にしようとするいつかの生き方…。なんだか楽しそう💕
あれ、私も一緒だわ、と気づきました。
コロナ禍でうんざりすることが多い毎日のはずなのに意外と楽しい毎日を送っているのかも、私⁉︎
と、思えたのが、この映画を見たいちばんの収穫です♪
のん、ありがとう😊🎀

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eigaeiga

4.5次回作に早くも期待

2022年3月1日
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鑑賞方法:映画館

のん(能年玲奈)さんのファンなので、その主演映画ということで観に行った。コロナ禍に直面した美大生の物語という設定以外、予備知識なしで劇場に入った。

とにかく、引きこまれた。2時間あっという間だった。コロナ禍の日常、その独特の空気感が、リアリティをもってよく描かれていた。ラストも、一服の清涼剤を口にしたようで、さわやかな余韻に包まれて、映画館を後にした。映画ならではのゆたかな時間を堪能した。料金以上の内実を得られると確言できる。

アップに耐えるのんさんの明朗な美しさと、コミカルな演技は相変わらず魅力的だが、特筆したいのは脇を固める俳優陣だ。母、父、妹の順に登場するが本当の家族のように映った。親友との関係性もよい。「謎の男」も、かけがえのないキャラクターで、登場シーンは限られていたが強い印象を持った。

一つ疑問に思ったのは、美術に携わる者における作品の位置づけである。映画に出てくる美大生は、のんさんも含めて、作品に対してかなり「振り切った」姿勢を見せ続けるが、創造者というものは、ああいう感受性なのだろうか?私自身、美術製作に縁がない人間なので、その点の人物造形が意外に思えるのかもしれない。

これが初監督ということだが、驚きでしかない。「女優・創作あーちすと」はどこまで行くのか、次回作が早くも楽しみになる作品であった。

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kitaro

5.0いい映画でした

2022年2月28日
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何で映画が好きなのか、何で音楽が好きなのかということをきちんと伝えてくれて、ありがとうと思います。こんな映画はそんなにないと思います。

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北川裕之

3.5凡庸だが、素晴らしい

2022年2月28日
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コロナ禍のリアル、青春あるある、お洒落系アート感。全ては凡庸かもしれないが、全編を通じ温もりがある。厳しい渦中の人の背中を優しく押してくれる。

映画としてどうこうは超え、この作品を作り上げた素敵な人たちに祝福と感謝を!

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xa

4.0この世界のフラストレーションに1本のリボンを。

2022年2月28日
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のんが脚本、監督、主演を務めたアーティスティックな1本。2020年コロナ禍。奪われた学生生活。途方に暮れる美大生のいつか。この4年間は無駄だったのか。母親に遊びと揶揄された作品は果たしてごみなのか。

マイペースでちょっとあまのじゃくないつかとクセの強い家族。友人の平井に顔も思い出せない同級生。自粛、マスク、ソーシャルディスタンス。それでも誰かと笑って、泣いて、喧嘩して日々は続いてゆく。基本画面に2人以上映りません。いつかの独り言や1対1の会話で進んでゆくのが、この状況下をうまく表現していると思った。

なによりのんと山下リオがすこぶるかわいい。渡辺大知は相変わらずの安定感。部屋の散らかり具合もめっちゃ落ち着く。こんな世の中になって私みたいな夢も希望もないおばさんでも辛いのに若い人達は本当に気の毒でならない。それでもこれで過去も未来も全てを失う訳ではもちろんない。

光が射し込む部屋に大量のリボンが舞う。きつく結ばれたり、誰かを彩ったり、時には傷を隠したり、風に乗ってゆらゆらしたり、いつだって自由でいい。ラストシーンが心地良かった。

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はるたろう

4.5ユルさが心地良くて、その中でもしっかりと伝わってくる映画

2022年2月28日
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やきすこぶ

4.0のんちゃんファン以外もぜひ

2022年2月28日
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のんちゃんファンです。正直あまり期待せずに見に行きましたがコロナ禍のモヤモヤや怒りを正面から、時にコミカルに描いた作品で面白かったです。
のんちゃんファン以外の方にもぜひ見てほしい作品。
渡辺大知さんがとても良かった。

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mo

3.5俳優さん監督脚本とか忘れましょう

2022年2月28日
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コロナ禍ななかでのモヤモヤに対するさまざまな感情を笑いあり、爆発ありでうまくまとめたいい作品でした。

わたしは見てよかったです。

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む

4.5気持ちを完全に理解できないけれど、垣間見ることはできた

2022年2月27日
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泣ける

笑える

自分は52歳なので、
このコロナ禍を、自分の年齢なりにしか
理解できていなかったことに気がつかされた。

どうしようもない状況に置かれて、
今の若者はどうしているのか、
垣間見れたと、少し思えた。

自分の学生時代の勝手気ままさに比べ
コロナ禍という理由だけでなく、
今が相当不自由なんだということにも
思いが至った。

それでも、変わらないところもあって、
他人からのちょっとした言葉で
力をもらって、動き出すことができる
そんな様は、少し懐かしく、
眩しく見えた。

マスクしているから、
昔の友達に気がつかない、
関係なく、それでも気がつく、
マスクがあるが故の距離感が、
マスクを取ることで縮まる、

今は大変かもしれないけれど、
それでも、いろんな表現を
見出すことができるんだな
と少し嬉しくもなった。

のんさん、主演、脚本、監督、編集。
これからも楽しみです。

超個人的には、
のんさんを始め、山下リオさん、小野花梨さんと
推している女優さんがたくさん出ていたのは
嬉しかった。

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新米エヴァンゲリスト

2.5ラストはすごくいい

2022年2月27日
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 エンドロールも含めて最後の15分はとてもいい。完成した卒業制作作品が目の前に現れると、退屈でほとんど眠っていた脳みそがシャッキっと蘇った。色使いといい、リボンのアレンジといい、ずっとその部屋にいたい気分になる。続いて流れるサンボマスターの『ボクだけのもの』とともにスクリーンに映るカットが見違えるように美しい。

 最初の方の家族のエピソードの睡眠導入効果は抜群。よその家族の茶番には興味がわかない。それに加えて、中学生のような恋のやりとりを大学生がしてもね。これらをカットして40分程度の短編に仕上がっていれば、すごく満足できたと思う。

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bion

5.0時間を壊した先に見えたもの

2022年2月27日
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泣ける

興奮

難しい

僕らの費やした時間はなんだったんだろう
ひたすら没頭したのは
何の情熱のためだったんだろう

何かとてつもないお金ではない価値が
そこに潜んでいる
現れている、歌にのせて
叫んでいる

あとあの爽快感はなんだったんだろう
消滅していく絵と心が再生していくのが
同時に起きている

のんさん、映画素晴らしいです。
ちょっといい歳して感動してます。
映画監督のん恐るべしです。

コロナ関係なくこれからも
のんの世界観を
日本全国に
かましてやってください!

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サバンナ

3.0公開するべきタイミングが遅い

2022年2月27日
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単純

幸せ

何度か公開が延期されたでしょうか?2021年は月には海外の映画祭で公開されていたようです。

コロナ禍で全員がどこか異常で、各キャラ、なんでそんなことやるのか?なんでそんなこと言うのか?引っ掛かりが多くて、なんだこいつ?と不快に思えました。
作品捨てて謝らない
自分は手も洗わずアルコール撒く
とか。

途中から、多分狙ってこうなってるのか、と思ってから、ちょっと切ないと思えました。

予告通りではありますが、「コロナ禍で大変だけど頑張ろう、いつか良い事がある」というメッセージの強い映画です。
観る人がコロナ禍で絶望しているほど刺さると思いますが、これだけ異常に慣れてしまっているし、世界的にコロナ禍がひと段落つきそうな(希望的観測)時期に公開されても、そのメッセージは刺さらない。
映画を作った時の熱と、今とではちょっと違うのかと。

個人的には、最後のエンドロールがいちばん感動。そうか、これだけの人の熱い思いが「あったのか」と。

2021年に観たら泣いていたかも。
普通に、のんは多才でかわいいなぁ、、と思ってしまった。

余談ですが、配給がイオンエンターテインメントなのに、イオンシネマでは公開されないのは何故だろう。仲が悪いのか?こないだも思いました。
イオンの本社のある千葉市幕張には、おおきなイオンモールとイオンシネマがあるのに、幕張の違う映画館で鑑賞でした。

映画とは関係の無い、配給の都合が残念。

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だるまん

4.5のんちゃんの生きざまにふさわしい、のんちゃんそのもののような作品

2022年2月27日
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笑える

楽しい

興奮

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GeorgeBest1968

3.5企画、脚本、監督、主演、編集、のん大変だったろうな。

2022年2月27日
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コロナ禍に生きる人達にエールを送りたい制作者達の気持ちが伝わってきます。
のん演じる、浅川いつか は卒業式間近の美大生。みんな卒展に向けて頑張って作品を作っていたのに、突然中止に。学校も休みに。やることが無くなったいつかはモチベーションを無くしダラダラ生活の毎日。山下リオ演じる、できる親友の平井も平常心ではいられない。彼女は絵を描くために学校に忍び込んでいたことがバレて、退学になりかねない状況に。いつかはデザイン会社に就職の内定を取り消され、これまでやってきた自分の努力が無駄だったと感じてしまう。
おっさんの自分には実感は無いけれど、今はそんな学生だらけなんだろうなって思った。
後半、なぜ絵が好きになったのかを思い出させてくれる同級生との出会い。そこから、気持ちをプラス思考に切り替える展開が、とっても心地良かった〜。チョコチョコ出てくるリボンイメージ、こんなん見えてたら天才だよな!
かわいいバカが、どはまりの、のん。自分の事よく分かってるよね。
いつまで続くか分からないパンデミックだけど、何年後かに、こんな時代もあったよね〜って振り返る作品だ。みんな、頑張ろ〜!オ〜!!

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涼介

4.5初監督作とは思えない端正な作品

2022年2月27日
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のんが初監督作として監督脚本主演を努めた、コロナ禍における創作、表現についての有り様を切り取った作品。
わたしは『あまちゃん』以来能年玲奈という女優に惚れ込んでいるので、どうしてもカノジョの作品に対する評価が甘くなりがちなんだけど、この映画については贔屓目なしに良かったと感じた。
コロナ禍という現実を創作に持ち込み、ただ閉塞感だけを描くだけでなく、それなりの幸福感のある人間関係も描きつつ、それでもやはり現実のやりきれなさが、表現という手段への向き合い方として描かれている。モチベーションの喪失と回復の過程が非常に良い。また、エピローグで提示された「作品」は、その過程からの結実としても美しいけれど、単に美術作品としても良いものであった。
それにしても、冒頭の感想に立ち返るけれど、初監督作品にしてこの堂々たる仕上がりぶりは称賛に値するものだと思う。ずっと目の片隅で追いかけてきたものとしてはむしろ誇らしささえ覚える。

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よしえ

4.5のんちゃんの魅力満載の映画でした。

2022年2月26日
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これまでの のんちゃんの主演作品 「私をくいとめて」や「星屑の街」を見ても感じるところですが 、のんちゃんは怒りを出して 表現するシーンが魅力です。
怒るということを演じさせたら 今の日本の女優の中でダントツの様に感じます。

コロナ禍で ぶつけることのできない状況化への怒りを 美大生という自分の作品発表の場を封じられたことや どこにもぶつけられないところで表現する様子は のんちゃん自身の現実の怒りのやり場と相まって作品に仕上げられています。

脚本、監督に主演をこなし 編集まで仕上げたのんちゃんの才能は「すごい」と感嘆させられる映画です。

心の内を リボンの動きで表現し、見ている人を引き付ける演出は面白い映画でした。

サンボマスターの主題歌「ボクだけのもの」のメロディ―が映画を見終わった後も耳に残る作品でした。
この映画の為に 多くの人たちが 応援団としてリボンを作ったことには拍手を送ります。

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kunnta

4.0転換からエンディングへ向けてが圧巻

2022年2月26日
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Scott

4.5観ようか止めようか迷ったが観て良かったです。

2022年2月26日
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笑える

悲しい

自分が、そのときは、大切だと感じた出来事・物に時間を費やしたことが、ある日突然、ゴミのように、無駄に感じでしまうことは誰にでもある。

人は100%の自信と勇気を持って生きている(活きている)訳ではないのだから、自分の軌跡に満足したいと思う気持ちと後悔する感情が綯い交ぜになるのは当たり前で、その日、その時の自分の心の有り様で、負のマインドになったりポジティブになったりRibbonが形を変えるように移ろう。

なんでもないようなことがパワーになったり心の拠所だったものが崩れ去り自暴自棄になったり、人間は本当に複雑な生き物なんですね。

この映画はその複雑な感性をうまく表現しているな〜ぁと思います。

初監督作だからこれぐらいの評価だとか、そういう物差しではなく、自分の、自分自身の良し悪しの物差しで評すると、素晴らしい作品であると断言できます。

是非、機会があれば、ご鑑賞くださいませ。

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ちゆう