ラブ&モンスターズのレビュー・感想・評価
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良い意味で王道 「アナ雪」と「マッドマックス怒りのデスロード」の融合
それまでの環境を飛び出し、旅に出て、経験や出会いを通して成長する。「良い物語」の王道。
軽い気持ちで「見てみようかな」と思わせる導入部分の演出。
わかりやすい展開の中で程よく発生するエモイベントや、伏線の回収など最後まで飽きさせない&物語が進むほど引き込まれ満足感が高まる作り。
一人で見ても、家族や友達と観ても楽しめる素敵映画。
家族や友達とネットフリックで何を観るか迷ったらこの映画を観ればOKって感じです。
コロナ渦に対応しつつ普遍的なメッセージ性も含まれてて素晴らしい。
マッドマックス怒りのデスロードにアナ雪の王道展開とモンスター映画のエッセンスを足したような映画(ほめてる)
理想のモンスター映画
モンスター映画好きにお勧めしたい秀作
B級感漂う入りで、モンスターはチラ見せ程度かと思いきや、さすがネットフリックスと言わんばかりに、グロテスクで大きなモンスターが襲ってくる
ストーリー展開は王道だが、上質なB級といった内容で、観ていて心地よかった
続編に期待したい
すごく良かった
汚染物質で様々なクリーチャーが支配する世界を、ひとりの男と犬が愛する人を探すというFalloutを連想せざるを得ない世界。
だからと言ってコアなシチュエーションと物語でもなく、わかりやすくも必要十分なストーリー展開で大満足でした。
クリーチャーの造型と表現も見事で良くできていると思いました。
笑いあり、試練あり、なかなかの感動作
この主役どこかでみたことあると思ったら、『メイズ・ランナー』のディラン・オブライエンじゃない。そのなのに、イケてないというかヘタレの役。今回は、それがあってる。役作りがうまい。
地球に落下してきた巨大隕石を爆破したときに放出された化学物質で昆虫や両生類が巨大化した世界が舞台。主人公のジョエルは、生き残った同世代の人間と地下のコロニーで暮らしている。巨大生物との戦闘では、足手まといにしかならないので、料理担当兼雑用係。そのジュエルが離れ離れになった恋人を探しに、無謀にも外の世界に踏み出す。
クロスボウすらまとも撃つことができないジュエルが旅を通して、肉体的にも精神的にも成長していくところにどんどん引き込まれていく。相棒となる犬との出会い。AIロボットからもらう素敵なプレゼント。サバイバーの擬似親子から学ぶ生き残り術。
ジョエルはどこにでもいそうな青年だからよけいに応援したくなる。それなのに、エイミーとの再会は、波乱含みでさらに試練が待ち構えている。これがあるから最後は感動するだけどね。
B級“愛とモンスター”映画ではあるけれど、ただそれだけでは終わらない!
本年度アカデミー賞視覚効果賞ノミネート作品。
…って、それまで全く知らなかった。アメリカではコロナ渦の昨秋にひっそりと公開。一応全米興行ランキングはチェックしてたけど、記憶ナシ。(後で調べてみたら、ちゃんと初登場9位)
日本ではつい最近Netflixで配信されたばかり。内容も気軽に見れて面白そうだし、何よりこのタイトル!
“愛と怪物”!
モンスター映画好きとしてはユニークなタイトルに惹かれ、見てみた。
小惑星が地球に接近。人類はミサイルで撃破に成功するも、化学物質が地球に降り注ぐ。
それによって、地球上の生物が突然変異。巨大凶暴化し、人間に襲い掛かる。
あっという間に世界は滅び、人類の95%も死滅し…。
生き残った人類は地下のコロニーで隠れるようにして暮らしていた。
主人公の青年ジョエル。目の前でモンスターに両親を殺され、恋人エイミーと離れ離れになって、7年。
ある日7年ぶりに無線でエイミーと連絡が取れた。
そしたら、居ても立ってもいられなくなった。
ジョエルは地下から外の世界へ。
エイミーに会いたい一心で、モンスターたちが徘徊する中を、危険な旅に出る…!
B級モンスター映画×YA終末映画のよくあるパターン。
設定や話的には新鮮味は無いだろう。
でもその分、しっかりとツボ抑え。
モンスター映画好きとしては、出し惜しみなくモンスターを見せてくれるのが嬉しい。
しょっぱなから巨大アリ、旅立って早々巨大ガエル(ちなみに私はカエルが大嫌いなので卒倒してしまうだろう)、巨大ムカデ、巨大ヘビみたいな?トカゲみたいな? クモンガ…じゃなくて、巨大クモみたいなのも。クライマックスは、身の丈10mはある巨大ガニ!
昆虫、両生類、爬虫類、甲殻類、様々な生物をモチーフに。
デザインもかなり不気味。
さあ、B級映画好き、モンスター映画好きは集まれ~!
設定や主人公の状況はスリリングそうではあるが、作品自体は非常に娯楽作。
例えるなら…と言うか、誰もが必ず『ゾンビランド』を彷彿する。主人公の軽快なナレーション、ユーモア、あんなノリ。
そう、つまり、主人公のジョエルくん、彼女に会いに行く!…と息巻くものの、臆病なもやしっ子。今居るコロニーの仲間にからかわれる事が多く、自分は果たして役に立っているのか…? 勢いで旅立ったようなもの。
道中、ウディ・ハレルソンではないけれど、こちらではマイケル・ルーカー演じるタフなサバイバーとその相棒の少女と出会い、サバイバルの術を教わる。
様々な生物がモンスター化した世界でも、犬は人間の相棒。“ボーイ”という名の賢い犬と出会い、長旅を続ける。とにかく、このワンちゃんが最高~! もう今年のBEST助演ワン優賞決定なくらい。
AIロボットとも出会う。
旅は本当に、出会いと別れ…。
モンスターに襲われ、窮地に。
そこを救ったのが、エイミーと仲間たち。遂に辿り着いたのだ。
…しかし、喜びも束の間。
エイミーたちは今居る場を旅立とうとしていた。
ジョエルが来る直前、船でやって来た一団が居て、安全な新天地へ一緒に乗せて貰う事になっていた。
リーダーはモンスターたちとも闘ってきた頼りになる男。
さらにジョエルにはショックな事が…。
2人が離れて7年は長過ぎた。
ジョエルは一途にエイミーを想っていたが、エイミーの方はその間…。
悩みながらもジョエルは、一緒に船に乗せて貰う事を選択する。
せめて最後に、コロニーの仲間に別れの挨拶を。
その時、初めて気付いた。地図に皆から激励や別れを惜しむ言葉が。
無線が繋がり、久し振りの会話を懐かしむ。
突然無線が切れた。再びモンスターに襲撃されたのか…?
ジョエルは決心を変えた。
帰る。コロニーの仲間の元に。
その時、もう一つ気付いた事が。リーダーの男に不審な点が…。
この手のジャンルでモンスターよりもっと恐ろしいのは、言うまでもない。
目的は食料や物資強奪。安全な場所へ連れてってくれるなんて真っ赤な嘘。
さらには信じた人々を口封じ。
鎖と電気ショックで従わせたモンスターを使って。
“モンスター”という名のクズゲスな人間をやっつけろ!
ヘタレだった主人公の活躍が痛快。
悪党どもの皮肉な最期も痛快。
“ラブ”の方はちょっと切ないけれど…
“モンスター”への愛は実はたっぷり。恐怖や脅威の対象ばかりじゃない。共存や微かな希望さえ感じさせる。
主人公の成長物語としても、サバイバル・アドベンチャーとしても、ラブ&モンスター映画としても、上々!
面白楽しく、ハートフルでもある。
アメリカでは昨秋、日本では今、コロナ渦に公開/配信された事も作品の娯楽性やメッセージ性の意義あり。
見れて良かった。
続編がありそう
ちょっとナヨった主人公ジョエルが
危険なひとり旅でひとまわり大きくなるという
非常に単純なストーリーだった。
エイミーがなんでジョエルを受け入れなかったのか
理由が秘密で終わってしまったのでちょっとすっきりしないよね。
続編ありそうなので次回是非明かして欲しいな。
続編やったらみますよー。
怪獣がいっぱい出て来るモンスターのクオリティーも高くて
なかなか迫力があったな。
お手軽にすごいCGが出来るようになっていい時代だ😆
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