「地上は巨大化した生物に支配され・・・」ラブ&モンスターズ ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
地上は巨大化した生物に支配され・・・
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怪獣大好きオヤジです。
地上が巨大生物に支配された世界の話なんて、見るからに面白そうって期待したんですが・・・
う〜ん、面白かったですよ。
地上に巨大生物か溢れ、人々が地下に隠れて数年後の世界。異常事態発生前に生き別れた恋人が、別のコロニーで生きていることを知った若者が、彼女に会うために、地上に出てそのコロニーへ向かう。
この若者ってのが、おおよそアウトドアで生き抜いていけるような、タフな感じに見えない。むしろ、ひ弱なタイプと言っていい。
でも、彼女に会いたい一心で外へ飛び出していく。
まぁ、ここからは予想どおりって感じで、良き協力者に出会い、巨大生物の襲撃を逃れながら彼女のもとにたどり着くのだった。
【ネタバレ】
でも、ここからがちょっと想定外。普通だったら、彼女に再会できて結ばれて良かったねで終わるんだけど、本作品では、ちょっと違ってた。
危険を冒して会いに来てくれたことを喜ぶ彼女だったが、彼と結ばれることは望んでいなかった。
無事だったのは嬉しいけど、離れていた間に彼女には大切な人がいて、彼には来て欲しくなかった・・・
なんか、すっごい切なかったです。
結局、みんなが立ち上がって、地上での生活を取り戻そうって、前向きな結末で終わるんだけど、それでいいの?
お笑い要素も含んでいて、ファミリー向けの作りだと思ったんだけど、ちょっとね・・・
素直に楽しめなかった一本です。
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