「パニック時は他人は敵なんだろうな」グリーンランド 地球最後の2日間 みやさんの映画レビュー(感想・評価)
パニック時は他人は敵なんだろうな
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巨大な隕石落下を目前に人々が逃げ惑う姿を描いた作品。
選抜者とその家族にはタグが送られ、安全なシェルターへ行けるが、あまりにも展開が早くて驚く。
恐竜絶滅の時以上の巨大隕石といわれ、地上にいる者は全滅の可能性があるため、その後の人類生存のために必要な選抜者を選んでいる設定だけど、その選抜ってそんな短時間で出来なくない?
タグの準備(製造)配布にも時間掛かるだろうに。
と雑念が過ってしまうから設定をもっと強固にして欲しい。
内容的には緊急時には人の本性が出るよね、ってことの連続。
私も一人の親として、親切からの我が身を優先する老夫婦が一転し、6歳の息子を誘拐、母親と別れ離れになるシーンで号泣。
あんなパニックな世界で誘拐されたら二度と会えないじゃないかと思ってしまう。
意外と軍の人たちが人道的で優しい事に何度も救われる事に驚いた。
最後までハラハラ感と観賞後の疲労感のある面白い作品だった。
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