「隕石墜落系ディザスタームービー」グリーンランド 地球最後の2日間 ぽんさんの映画レビュー(感想・評価)
隕石墜落系ディザスタームービー
テラサで何度か鑑賞済み。
派手さがそこまでない(無いわけじゃない)2012。
彗星観測→地球に落下するだと?
→飛行機乗るぞ→インスリンない探しに行く
→家族とはぐれる→一家離散→暴動鎮静失敗飛行機大破
→北へ向かう→運良く乗車→気の毒な下車→運良く乗車&拝借
→奇跡的な母子再会→奇跡的な家族の再会→父との別れ
→北へ向かう→ふりかかる小隕石群をかわしていく
→運良く拝借→運良く小型飛行機
→隕石接触しつつ無事(乗客は)着陸
→秒読みギリギリのところシェルター到着→走馬灯
→巨大隕石を乗り越えた、世界の生き残りからの応答…
よりにもよって、選抜者の家に集まる近所の人々。
近所の人が反乱起こさず見送るのが、
作品一番の治安の良さかもしれない。
幼い子供とも離れ離れになったのに、
家族全員再会するの奇跡すぎる。
父との別れ大号泣。
妻や家族の思い出や匂いがつまったお家は離れられんて…。
前半の近所の飛行場シーン、ドラッグストア、誘拐夫婦、カナダ?行きのトラック、父の家に着いて小隕石群あたりまでは、めちゃくちゃ細かく丁寧に描かれていたけど、
グリーンランド行きの飛行機の中、飛行機に隕石落下墜落、シェルターまでのシーン駆け足すぎた気がする。
いや、シェルターに入るまでの一悶着も入れたらそれこそ2012すぎるか…?
2012はシェルターに入るまでも引っ張った感じがあるからな…。
嫌いじゃないけど間延びした感じはあるが、
今作は後半にもう1〜2のエピソード入ったほうがバランス良くない?
もしくは前半何かを減らすか手短にやってもらう。
走馬灯の前後に、
シェルターに入れなかった妻の父や近所の人、
必死に任務をこなした飛行場の軍人たちの隕石墜落間際の瞬間があったら更に泣いてた。
前半かなりノロノロ、後半駆け足、
都市破壊のシーンが少なく、かと言って人情劇で終わらない、
想像以上の良作でした。
24.5.30 テラサ