劇場公開日 2021年6月4日

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「隕石落下、地球滅亡までのタイム・リミットは48時間。」グリーンランド 地球最後の2日間 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5隕石落下、地球滅亡までのタイム・リミットは48時間。

2022年7月31日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

2020年(アメリカ)監督:リック・ローマン・ウォー
ジェラルド・バトラーが主演なので、凄いヒーロー像を期待して見ると、
多いに肩透かしの映画です。
なにせコンセプトは《逃げる、普通の一家》
普通の一家の目線で描くディザスタームービーなのです。
バトラーは普通の夫、普通の父親・・・特にアクションも銃撃戦もありません。

突然現れた彗星により世界中に巨大な隕石が落下して、都市は次々と崩壊、火の海と化します。

そして最大の隕石が落下するまでのタイムリミットは48時間。
建築技師のジョン(ジェラルド・バトラー)と妻のアリソン(モリーナ・バッカリン)
息子のネイサン(ロジャー・デイル・フロイト)の3人は、政府からから特別に選ばれて、
最初に避難するグループに入れられます。
ところが輸送機に搭乗の直前、ネイサンの携帯インシュリン機器と薬を忘れた事に
気づいて、ジョンは車まで取りに帰ります。
(息子のネイサンは慢性の糖尿病患者なのです)
何千人もの人の群れ。
パニックになる群衆。銃を発砲する市民や軍人。

はぐれてしまうジョンと、アリソンとネイサン。
(ここで、息子を叱りたいです、プンプン!)
(自分の命を守る大事な薬、6歳位ならその大事さを理解すべきで、荷物の中から、
(取り出すな!!と声を大に言いたいです)
そしてバラバラにアリソンの父親(スコット・グレン)の住む家を目指します。
災害から身を守る《普通の一家》
それは、あなたかも、私かも知れません。
地震で帰宅難民になる。
大雨で増水した川・・・家を必死に脱出する。
そんな危機は、日本では実に身近な昨今ですね。
他人事ではありません。
まず、避難所へ向かう・・・それが第一段階!!

題名の「グリーンランド」はジョン一家が目指す場所の事です。
そこに安全な地下シェルターがあると言う。

危機で再生する家族。
ありふれたストーリーと何度も色んな映画で見飽きた映像。
新鮮味のない映画ですが、やはりジェラルド・バトラー。
特に前半は楽しめました。

琥珀糖
LaLaさんのコメント
2024年2月22日

琥珀糖さん
ご覧になられていたのですね。
CSで録画して観ました。
久々に観たパニックムービー
ジェラルドさんの抑え気味の演技が
印象的でした。
大統領アラートにはびっくりしましたが
でも、地球環境が危ないところは
現実的でもあり怖かったです。
彗星が落とす隕石が降るという事
ありえなくないもの
その前に太陽が心配ですね。
少しずつ膨らんでいるようなので
温暖化に太陽フレア・・
今は個人でシェルター買う時代
買えませんが(^^ゞ
映画観ていたら 怖くなってしまいました。
48時間前に知らされても・・ですよね。(´▽`)

LaLa
iwaozさんのコメント
2022年11月15日

自分的には災害発生事の普通の人を描くことが見事な名作だと感じました。^ ^
親なら子どもだけでも助けてほしいと頼むもの。しかし、それを受ければ自分の家族を助けられないかも、、と究極の選択を迫られるシーンが心に残ってます。
悪い時には悪い事が重なるもので、普段しないような事をやってしまうもの。6才の子ならなおさらで、責めないでやってください。
f^_^; m(_ _)m

iwaoz