「彗星クラーク大接近ーーー⁉︎」グリーンランド 地球最後の2日間 星月夜さんの映画レビュー(感想・評価)
彗星クラーク大接近ーーー⁉︎
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地球に巨大隕石の衝突という、ありそうな設定。
ギャリティ一家の生き残りをかけての機転、行動、勇気に引き込まれた119分間。
新型ウィルス感染者急増で命の選別を迫られた昨年からの世界を想起させられた。
こういう時に政府に選ばれるのは賢くて専門職で、いないと困る人々なのね。
私には政府からメールは来ないな。そしたらシェルターには入れないし残された48時間をどう過ごすのかなぁ…そう考えながら観た。
建築技師のジョン・ギャリティ、妻と息子が、泣き叫ぶ友人一家を振り切って避難する姿。
そして持病を持つ者は輸送機に搭乗拒否というリアリティ。
善と悪、搭乗用のリストバンドを盗む者。シェルターまでの経路を教えてくれる者。
人間の様々な本性が炙り出されていく。
リアリティと最新VFXで描き出された地球最後の2日間。
本作で学んだ生き残りの心得
その1 :毎日8キロ走って鍛えた体力。
その2:最悪の事態に対応できる機転。
その3:判断した事を即実行する勇気。
その4:生きることへの執着。
科学的な整合性はよく分からないけど前回みたジオストームより内容的に我が身を重ねられた。ヘラルド・バトラーのこれから映画製作を楽しみにします。
世界崩壊までの48時間。
私は何をすればいいのだろう…そう問いかけるディザスタームービー。
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