「期待のバトラー映画だったが、、」グリーンランド 地球最後の2日間 oliveさんの映画レビュー(感想・評価)
期待のバトラー映画だったが、、
コロナのせいで都内の映画館の休業が続いていたので東京近県の映画館に行ったりしていたが、ようやく再開!久しぶりに都内の映画館へ。「バトラー映画にハズレ無し」という謎のジンクス?を信じ今回も楽しみにしてましたが、、結論を先に言うとちょっと残念でした(ToT) エンドオブ~シリーズやハンターキラー、先日テレビで放送されたジオストーム(←俳優の顔に吹替えの声が全然合ってなくて残念だったけど、、)の方が断然面白かった。
他の方も書いておられるようにアルマゲドンやディープインパクトと同じく彗星が地球に衝突するという話。ただ本作はデカいのがドカンと1回!ではなく、デカいのが来る前に小さいのが(といってもかなり破壊力あり)バラバラと断続的に世界各国を襲い成す術もなく灰になっていくのですが・・
まず、初っぱなから妻が美しくなく、可愛いげ無い、そして迂闊。家の中でドアに背を向けイヤホンして一心不乱にランニングマシンで全力疾走してるシーンから既に嫌な印象だった。もし侵入盗みたいなのが家に入ってきたら後ろから頭一発殴られ気絶して金目の物みんな盗られそう。一軒家なんだから両耳にイヤホンしなくても。。彗星が地球に落下するかもしれないって時に家に大勢人を呼んで飲み食いするとか信じられない。ワインやビールが足りないから買ってこいと夫に命令するし(宅配じゃないんかい?とツッコミたくなる)、口のきき方もなんだか生意気。正直全然キレイでもないのになんでそんなにエラそうなんだ?と。これじゃあ結婚生活破綻するよな~、いやむしろ早く離婚してもっとキレイな女と再婚したらいいのに(笑)と思った。せっかく基地に着いたのに息子が糖尿病とわざわざ言って飛行機乗れなくなるし(病人は連れていけないとの規則)、基地から出たのにリストバンド外さないから余計なトラブル発生してさらに面倒なことになるし、少なくとも前半はこの妻にイライラさせらっぱなしで映画全体に大きなマイナス。グリーンランドなんて寒いはずなのになぜかこの妻だけタンクトップ着てるのもすごい違和感だった。繰り返すが(笑)美しくないのでバトラーとあまり似合ってなくて夫婦らしくないんだよな~。普通の白人でもう少しキレイな女優さんいなかったのだろうか。
主役のバトラーも今回はあまりいいとこ無かったな~、基地から外に出たのにリストバンド外さないから奪い合い→殺人まで発生。死ななくていい人まで死んでしまう悲劇。普通外すかせめて隠すよね~~。妻だけでなく夫も迂闊。
一緒に逃げず家に残る決断をした妻の父親との別れのシーンは唯一泣けた。あのお父さんなんとか生き延びていてほしいと願わずにいられない。
バトラー映画は鑑賞後の爽快感が魅力なのだが残念ながら本作はそれも無し。上述した最近のバトラー映画の中で最も面白くなかったと言わざるを得ない。是非エンドオブ~シリーズの最新作とか製作決定してほしい。
今年もコロナ禍が続く中、どうにか映画見続けてますが、話題作が続々公開延期となっているせいか全体的に小粒で良作が少ない気がする。この中ではモンスターハンターが意外と面白かった(このシリーズは初めて見た)。ミラ・ジョヴォヴィッチのアクションが凄い!ワンダーウーマンとステージマザーもそこそこ。ティファニーで朝食を初めて見たが、こういう話だったのか~、と軽い驚き。自分はローマの休日やマイフェアレディの方が断然好み。
○ワンダーウーマン
どん底作家の人生に幸あれ
キングオブシーヴズ
秘密への招待状
○ステージマザー
◎モンスターハンター
アンモナイトの目覚め
ティファニーで朝食を
ジェントルメン
以下 6/12追記
あれだけ"選ばれた人だけ"と言ってたのに、グリーンランドに着いた人は結局、皆シェルター入れてもらえたじゃん的なレビューが散見されますね。自分も一瞬「ん?」と思ったけど、選ばれた人全員が辿り着けたわけじゃない、恐らく最初の飛行場で飛行機が大爆発した時や、途中度々隕石がバラバラと降り注いだ時などに相当数の死者が出て、予定よりかなり少ない人数しか到着できなかったから、最後は辿り着いた人は選ばれなかった人も全員受け入れた(シェルターのスペースに余裕がある限り)のかなぁと理解しました。まさか数々の危険を乗り越え命からがら辿り着いた人に「あなたリストバンド無いですね、ハイ、お帰りください!」とは言えないだろうし。シェルターに入れない=死ねと言ってるようなものですからね。。