劇場公開日 2021年6月4日

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「主人公夫婦に共感出来ない」グリーンランド 地球最後の2日間 りやのさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5主人公夫婦に共感出来ない

2021年6月6日
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鑑賞方法:映画館

興奮

突如太陽系の外から現れた彗星の破片が隕石となり地球に衝突した。さらなる巨大隕石による世界崩壊まで残り48時間に迫る中、アメリカ政府に選ばれた人々の避難が始まった。建築技師の能力を見込まれたジョン・ギャリティ、妻のアリソンと息子のネイサンも避難所を目指す輸送機に駆けつけた。しかし、ネイサンの持病のため受け入れを拒否され、薬を取りに車に戻った夫と家族は離れ離れになってしまい、さてどうなるという話。
全員が避難出来る訳じゃなく、選ばれなかった人々がパニックに陥いる事はわかる。ヤケになって店を襲ったり酒盛りを始める奴らが居るのもわかる。しかし、ギャリティ一家が生き残る道を探す時に正当防衛とはいえ人殺しまでして自分だけ助かろうとする行動には共感出来ない。
持病を持ってたら輸送機に乗れないルールが有るのに、黙って見逃してくれとか、我が家族だけ助かれば良いのか?って常に疑問に感じ白けて観てた。
日本人の自分の発想がおかしいのかもしれないが、この家族には共感出来なかった。

りあの