「彗星群衝突と家族の物語です」グリーンランド 地球最後の2日間 ノリック007さんの映画レビュー(感想・評価)
彗星群衝突と家族の物語です
題名の「グリーンランド」は、彗星衝突にも耐えうる核シェルターがあるチューレ空軍基地の場所です。
サブタイトルは「地球崩壊まで、残り48時間。そのとき、あなたは何をしますか?」です。
何もしないということは、ないでしょう。
彗星群の名前は「クラーク」です。
家族は、高層ビルの建築家のジョン・ギャリティ、妻のアリソン・ギャリティと息子の
ネイサン・ギャリティで、政府に選ばれて、避難することができる家族です。
場所は、ジョージア州アトランタから始まり、フロリダ州タンパ、ジョージア州ロビンス空軍基地、
ケンタッキー州レキシントン、カナダのオスグッド、グリーンランドにあるチューレ空軍基地と
移動します。
場所がわからない人は、事前に調べておくとよいでしょう。
政府は「安心・安全」とか言って、人々は彗星群「クラーク」を楽しんで観ようとしています。
政府は「安心・安全」ではないことを知っていて、極秘裏に、彗星群が衝突後に必要になる人材を
集めて、避難させています。
「安心・安全」でないことを知らない人々は、最初の彗星がバミューダ海域に落ちるのを、
テレビ中継で観ています。
最初の彗星がバミューダ海域ではなく、フロリダ州タンパに衝突し、その衝撃波はジョージア州
アトランタにまで到達します。
政府に選ばれた人々と政府に見捨てられた人々に分かれていきます。
政府に選ばれた人々は、どうにかして、政府に指定された場所まで到達しようと必死です。
政府に選ばれなかった人々は、どうにか生き残ろうと必死です。
最大の彗星が地球に衝突するまで、残り48時間になります。
人々は、決断し、行動します。
そして、最大の彗星が衝突します。
人間は、恐竜とは違います。
衝突後、東京は壊滅したようですが、世界には生き残る人々もいます。
この映画の公開日は、2021年6月4日で、東京オリンピックの開催まで49日間です。
東京オリンピックで新型コロナウィルスが蔓延しても、選ばれた人は、守られるということです。
東京オリンピックで新型コロナウィルスが蔓延しても、選ばれなかった人は、自分で自分を
守らなければならないということです。
自分は、政府に選ばれるようなことはないので、東京オリンピックで新型コロナウィルスが
蔓延しても、新型コロナウィルスから自分を守るという準備はしています。
「東京オリンピックまで、残り49日間。そのとき、あなたは何をしますか?」です。
あなたは、何をしますか?