「自分にはあまり刺さらなかった」真夜中乙女戦争 SAMURAI JAPANさんの映画レビュー(感想・評価)
自分にはあまり刺さらなかった
(原作未読、ネタバレなしレビュー)
池田エライザさん出演とのことで鑑賞しました。
今の生き方に納得しない、つまらないと感じている青年が黒服らと協力し世界を壊し1から作り直そうとする作品。自分にはあまり刺さりませんでした。
世界に対して反抗するにしては恋はしてるし、友達はいるしで動機が弱すぎます。セリフも少し痛々しいものが多く、中学生が喜びそうな感じです。若者向けとのことですが、もはや中学生向けでしょう。ストーリーもわかりにくく、難しい感じがかっこいいみたいな感じですが、ただつまらないだけです。
しかし、キャストの演技力とカメラワークや背景の映像の美しさは素晴らしいものです。主演の永瀬廉さんはアイドルとは思えない表現力で驚きました。ヒロインの池田エライザさんは流石の美しさです。少しの悪女っぽさが堪らないです。柄本佑さんも流石です。ドラマ「天国と地獄」では少し頼りない役を演じていましたが、今回は全くの逆。しかし、しっかりとキャラクターになりきれていました。
そして映像の美しさこれは素晴らしいです。どのシーンを切り取っても壁紙にしたくなるほどです。エモい雰囲気もしっかりと出ており池田エライザさんの美しさをより一層引き立てます。
しかし、ストーリー自体の完成度が低く、ただエモい雰囲気を出しただけの映画ではなく映像作品です。予告の雰囲気の良さからかなり期待していたので残念です。皆さんにはあまりおすすめできない作品です。
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