アメリカン・ユートピアのレビュー・感想・評価
全12件を表示
トーキングヘッズは全く知らなかった。
歌は口パクでは無い。
しかし、楽器は全てバックグラウンドミュージック?
コードが繋がっていないエレキギターはおかしい。
ウムウム、無線で繋いでいるのか?
折角、面白い曲が沢山登場して、パフォーマンスも良いのに、バックグラウンドが足されているとすれば、勿体なく感じる。しかし、
『HELL YOU TALBOUT』が終演間近で演奏される。差別によって亡くなってしまった黒人に対する鎮魂歌と、白人に対するプロテストソングだと思うが、リフレインされるメロディが力強く、気持ちを煽る。勿論、良い意味で。
しかし、トラン○大統領に負けた民主党を指示する白人を対象とした、プロバガンダ映画かもしれない。スパイク・リーだから、オバ○大統領の影が見える。
一年以上前に日比谷シャンテで見たと記憶する。今回二回目。
オジギ
特別対談映像付き再上映で。この対談を見ている間に、なんだか感動する予感がしてきた。本編を見終わって、案の定感動した。「ああ、舞台って本当にいいな」と思った。ちょっと泣けた。
トーキング・ヘッズは名前しか知らず、曲もまったく聞いたことがなかった。映画が終わっても、脳にこびりつくようなメロディはなかったが、とにかくビートが心地よかった。後でwikiを見たら、デヴィッド・バーンはラテンやアフロに傾倒しているとか。にゃるほど〜。腰に来たよ。もっと体を動かしながら見たかったな〜。
振付がかわいい。なんか、小鳥とか小動物みたい。裸足だと足音がしないところがミソですな。ダンサーはコーラスも兼任なんだね。
ミュージシャンの中では、ベースのお兄さんが好きだな。ニコニコしながらよく動き、終始楽しそう。逆にギターのお姉さんはクール。打楽器はもっと少人数で担える音を、分割して身軽にさせ、その分人数を増やして、幅を広げることができた。群舞にもなるし、このアイデアすごい。が、コードレスで自由に思えるが、無線の装置を身につけているはずなので、楽器も含めそれなりに重みは背負っているのではなかろうか。個々の動きはきっと計算されつくしてあって、アドリブは許されない感じがする。メンバーは、本当にミスできないだろうなぁ。
舞台装置や演出面もかなり好みだった。シルバーの玉をつないだ、縄のれんカーテンがゆるく境界線を作る。照明もカッコよかった。個人的な感想だけど、四角い空間が能舞台みたいに思えて、シテがバーン、ワキがダンサー、囃子がミュージシャン、地謡は全員、と見えた。オジギシーンもあったし、振付にも日本的なものを感じた。要素を削いでいくと、古今東西関係なく、似てくるのかもしれない。
レビューを書くよりも、動画を漁ったりする方が先になってしまった。かなり気に入ってしまったので、円盤が出たら買っちゃうかも。で、たまに見て元気になりたい。あと、バーンのアルバムを掘ってみたくなった。
観ているだけで体温が上がる
ああ、映画館で声が出せたら!立ち上がって拍手ができたら!
じっと観るだけでは収まらない興奮、感動。
ミュージカルらしい??くらいの知識で鑑賞。見事に度肝を抜かれる。ステージの境界を越えたあの一瞬の感動はなんだろう。
ミュージカル映画でも、ライブビデオでもない、「映画」。さすがスパイク・リーは虚構と現実を切り離さない。
良い映画
デビッド・バーンによる、政治的メッセージ色の濃い音楽映画。ニューヨークの劇場公演を映像化した作品です。
その音楽とダンス・パフォーマンスのみならず、ひとつの音楽劇として、とても優れた作品でした。間違いなく今年を代表する1本でしょうね。トーキング・ヘッズや彼のファンには、堪らないと思います。
作品は、音楽がただメロディーとしてつながっていくだけでなく、曲間ではデビッド自身による語りが入ります。
彼はそこで、人種や移民差別などのアメリカで起こっている色んな問題を、特に若い世代に対して訴えているように思えます。そして、この国の"理想郷"へ辿り着くには、まず選挙へ行き、その一票を投じることが大事だと訴えます。
ただ、そのメッセージにも共感出来たし、音楽も素晴らしかったのですが、彼のどこかインテリ然とした姿に傍観してしまう自分がおり、今ひとつ没入出来ませんでした。
予備知識ゼロ
予備知識ゼロで見に行き、想定とは全く違う映画(というか、映画ではないことに、開始15分して気づく??コンサートのライブ映像?)ということで、評価低くなってます。
更に、前に座った変な人(ずーと、曲に合わせて頭を大きく左右に振りまくってる。会場全員そうであればまだ納得するが、コイツだけ。)で映像が邪魔され、初めて、途中で退出しようか真剣に考えました。特に、映画の最初の方の感想は、特に歌が上手いでもなく、特に踊りが上手いでもなく、顔が良いでもなく、話が面白いでもなく、何で??というのが正直な印象でした。
最後の方で、少し伏線がわかりましたが、やはり、私には、No Thanksでした。
こんなにショーは凄いのに
とにかく眠い・・・ 寝落ちしまくった作品は久しぶりだ
決して退屈な作品ではなく、寧ろこの超絶的演出の数々は目を見張るものがあるのに・・・
思い当たるのは楽曲。心に触れるフレーズが無く、哲学的な歌詞の羅列が、これまた字幕で訳されてしまっていた為、より脳の一部分がオーバーロードしてしまって”気絶”という強制休止を掛けられたのであろうと・・・
ま、勉強が不得手な自分らしいオチである
音楽ライブなのでそもそも好きじゃないと意味ないです。
トーキングヘッズ、デビッド・バーンの音楽が好きじゃないと100%楽しめません。
私は大好きなのでノリッノリで楽しめました。
この映画を観る人はそもそも好きな方達が殆どなのでそりゃ評価もすごく高いです。
最高のリズムに踊りたくて終始、席に座っているのが耐えられませんでした。
映画としてのメッセージはアメリカの人種問題ですが、
日本人にとってはこの問題は欧米諸国に比べ希薄なので普通にライブとして観てしまいます。
実際にユートピア公演は日本ではやってませんですからね。
しっかりと受け止めておくことが重要です。
元気が出る
トーキングヘッズはそれほどファンというわけではないのだけど、名盤100選みたいな特集で必ずと言っていいほど『リメイン・イン・ライト』が入っていたので一時期熱心に聴いていた。トム・トム・クラブは町にレンタルレコード屋ができた時に最初に借りたレコードだ。
ドキュメンタリー映画かと思ったらライブの映画だった。デイビッド・バーンが歌いっぱなし、脱力感のある踊りを踊りっぱなしで、とにかく元気で、見ているこっちも元気が出る。これまで聴いていた曲の歌詞は気にしたことがなかったのだけど、けっこう怖い内容で、明るく楽し気に怖い歌を歌う人だったことが改めて分かった。
信じられないでしょうが...
<この映画が大好きな方、“トーキング・ヘッズ”並びにデヴィッド・バーンのファンの方は読まないで>
*うっかり読んでしまって不愉快になっても、責任を負いかねます
信じられないと思うが、🐼はトーキング・ヘッズもデヴィッド・バーンも知らずに「アメリカン・ユートピア」を見た
ファンからしたら絶句するやろうが、先入観無く映画を見たいと思い数年前から予習を極力しないようにしているから
この映画も、
<ブロードウェイのショーを映像化した>
<主演は有名なミュージシャン>
としか知らず、
🐼たまには映画以外にもお芝居ってのを見てみようか
と、「アメリカン・ユートピア」は福岡市の中でも規模の小さい映画館でしかやってないのだが
🐼結構長くやってるから、面白いのかな?
と思ったから
🐼は土曜の午後の回を見るため、映画館のある“お洒落テナントが複数入る商業施設”に出向いたのだが、2時間前にチケット買いに行ったら席は既に半分埋まっていた
コロナで定員の半数に入場規制してたが、正直意外やった
しかも、上映回は最終的にほぼ満席に
映画が始まり、先ずは
🐼舞台ってーかミュージカルですら無い、楽曲主題の展開なんだ
🐼この主役のデヴィッド・バーンって人、まぁまぁの年齢に見えるけど凄い歌い踊ってエネルギッシュや
🐼出演者全員が歌&ダンス&楽器演奏できるって、やっぱブロードウェイは一芸じゃなくて二芸も三芸も秀でてないと舞台に立てんのかー
と思う
映画は客席も結構映ってて歓声も聞こえてたけど、楽曲を観客の大勢が一緒に歌っているのを
🐼この舞台を何度も見てる、ヘビロテな観客
と認識していた
そんで、中盤過ぎた辺りから
🐼んー、正直言って何を表したいのかよく分かんないぞ...役者さんの卓越した演奏&ダンススキルは楽しめるが
🐼でも、この登場する楽曲の“分かるようで分からないけど、何かを斜に構えて皮肉げに問題提議してるっぽい”テイストは覚えが...
何だっけな...
!🐼!
そうや!井上陽水!!
*母が井上陽水の昔のファンであり薫陶を受けて🐼も「井上陽水 GOLDEN BEST」を買った経験がある
映画の終盤は、訴えたいものがクッキリしてきたのと🐼大好きなジャネール・モネイの歌があったり
カーテンコールのくだりも大いに楽しめた
良い音楽は、何者が聞いても良さを感じれるパワーに溢れている
それでも、最後まで
🐼スパイク・リーが映画に作り直した意義が不明やったが、エンドクレジットで氷解
対トランプ対策か!
(劇中の“投票率”の台詞も腑に落ちた)
2018年発表の、元トーキング・ヘッズのデイヴィッド・バーンによる...
2018年発表の、元トーキング・ヘッズのデイヴィッド・バーンによるアルバム『アメリカン・ユートピア』。
バーンはツアー後に、本アルバムをもとにしてブロードウェイ・ショウを行った。
シンプルな舞台。
「HERE」から始まる。
歌詞は、物事を理解するのは脳のここだ・・・
といったところからはじまるショウの様子をスパイク・リーが捉えたもの。
デイヴィッド・バーン(トーキング・ヘッズ)のステージを記録した映画といえば『ストップ・メイキング・センス』を思い出します。
それほどトーキング・ヘッズのことを知っていたわけではないが、観た当時、「カッコイイ」という言葉しか思いつかないほどのカッコよさだった。
あちらの監督はジュナサン・デミ。
『羊たちの沈黙』でアカデミー賞を取る前の作品だ。
あの作品はデミ的とでもいうのか、どちらかというと長めのワンショットでの撮影が多かったように思います。
対して、本作のスパイク・リーは、かなりの数のカメラを使って、細かくカットを割っていきます。
舞台のショウを捉えるのに、細かいカットはあまり好きじゃないなぁ・・・と思っているのも束の間、舞台を真上からの垂直俯瞰ショットが登場し、デイヴィッド・バーンのシンメトリカルな舞台構成、様式美のようなものが映し出され、なるほど、こういう舞台構成か、と見とれていきます。
そういえば、トーキング・ヘッズ時代のビッグスーツも様式美だったなぁ。
メンバー構成はパーカッションが中心で、それにキーボードとベースなどのギター類。
総勢十数名ほどでしょうか。
彼らはみな、楽器類を携えて、ほぼ裸足(バレリーナが履くトゥシューズのようなものを履いているメンバーもいたが)。
楽器にはコード類がない。
コード類がないことで、バンドメンバーは鼓笛隊のように自由に舞台を行き来することが出来、それゆえにダイナミックな舞台が構成されています。
楽曲は、米国の悲惨な現状を歌いながらも、それでも希望、変化はあるはず・・・と信じたくなるもので、楽曲にある種のストーリーを感じることが出来ます。
そういう意味では、リベラルな中年以上の白人向きなショウかもしれず、実際、客席の観客もそういった階層のひとびとが多かったように感じられました。
ここが実際にはいちばんの問題で、デイヴィッド・バーンが歌っている内容を届けたいひとびとは、バーンの歌を聴く余裕がないのかもしれないし、趣味嗜好が違うのかもしれません。
ま、それはそれ、「とにかくカッコイイとは、こういうことさ」ということを改めて認識した次第。
それにしてもデイヴィッド・バーン、どうみてもテレンス・スタンプにそっくりなんだけどなぁ。
デビッドバーンの音楽は好き、でも
デビッドバーンが楽器演奏してるとかうそぶいたから星マイナス1.5個
ダメだろ〜
音楽やってる人にはバレバレだぞ
キックの音をどうやってサルドみたいので鳴らすのよ
キーボードなんか弾いてる鍵盤高音キーだけじゃねーか
ベースは握ってる手がズレるし
絶っっっっっ対に演奏してないですから
別にリップシンク(口パク)とか向こうも普通だし
楽器シンクしてたところで誰も気にしないよ
音楽に合わせたダンスって考えればパフュームとかとやってる事一緒
別にそれを否定はしないわけよ
なのに、なぜ嘘ついたかな
しかも堂々と客に対して
音に合わせた楽器のシンクも結構雑で最後のピアニカとか笑っちゃうぐらいに酷いw
笑い話にしかならないよ、こんなの
トーキングヘッズとか好きだから曲やってくれて嬉しかったけど
以上の理由でテンションだだ下がりだった
Mステの少し上等版を見せられたようで期待もして観たから凄く残念
普通に生バンドでやってくれよ
そのほうが盛り上がれたわ
こんなの俺が観たかったスパイク・リー作品じゃない
本当失望の1日だったわ...
全12件を表示