劇場公開日 2021年5月28日

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「無駄を極限まで排除した音楽映画。」アメリカン・ユートピア yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0無駄を極限まで排除した音楽映画。

2022年1月3日
PCから投稿

今年4本目(合計281本目/今月4本目)。
私もこの映画は長く逃していたのですが(シネマート心斎橋さん持ちだったのですが、他映画が多くて1日1本しかなく)間に合わず、この1週間でリバイバル上映とのことで行ってきました。

そうですね。どれかに入れるとなると音楽映画になると思いますが、より下位の概念に「ライブ映画」というのがあり、それにぴったりな印象です。
今は特別な指示があるものを除いて拍手など禁止ですが(逆に拍手等OK映画、という類型もあったりする)、そうなってもおかしくないな、という印象です。
(まぁ、シネマート心斎橋さんはミニシアターなので、そうすると、シアター2までうるさいということになりかねませんが)

95%以上は音楽パートで残り4%が音楽に先立つ「作曲・作詞のいきさつ」などの部分で、この後者の部分で、当時のアメリカの文化を理解しないと難しいかな…と思える程度もありますが(ただ、大半は常識範囲で、何がなんだかわからない字幕は出ない)、多少わからなくてもこれは結局「音楽を楽しむ映画」というように見るのが妥当で、そこには問題はないので(確か10曲~12曲くらい収録されてた)、結局のところ音楽映画にはお勧め、そうでない場合、評価が分かれる(そういう映画と割り切っていかないと理解不能になる)という論点かな、と思います。

特に採点から差し引く要素はないので5.0にしています。

yukispica