「え?!すごくない?」アメリカン・ユートピア mikyoさんの映画レビュー(感想・評価)
え?!すごくない?
ストップ・メイキング・センスは80年代に見ている。流石にオンタイムではないが、羊たちの沈黙公開時はその監督の名前は知ってたからそれより前に見ているはず。今回もコンサート映像なのかなと思って楽しみではあったけど、始まって10分くらいでちょっと固まったくらい、思ったよりすごく良かった。
アルバム発表後にコンサートをやって、その後にブロードウェイ舞台として再構成されたらしい。それの映像化だ。
監督はスパイク・リー。スリックさは失わないのに、実際にライブで見ていたとしてもとても楽しめるかゆいところに手が届くような映像。あれは嬉しい。世のライブ映像製作している会社は見習ってほしい。
全て無線の楽器を持って演奏するミュージシャンは奏者でありながら、コリオグラフされた導線上で振り付けだったりダンスだったりをする。歌もハモリもする。世界中から集められてきてる。そりゃそーだ。
デイビッド・バーンはいい年だと思う。今ググったら御年69歳らしい。この映画というか舞台が撮影されたのは去年か一昨年かと思うので、68とか67とか。それで舞台でバンドたちと動いたり踊ったりギター弾いたり。もちろん全部歌ってる(MCも)。
トーキング・ヘッズなりデイビッド・バーンなりを好きで見に行っている人が多いと思うが、その期待に反しない内容。色々な意味で選曲も素晴らしい。懐かしの曲も入ってて体が揺れた。
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