「惜しむらくは踊って観れない事」アメリカン・ユートピア KoNさんの映画レビュー(感想・評価)
惜しむらくは踊って観れない事
2018年からのワールドツアーをYouTubeで見つけてから、これは久々にデヴィッド・バーン面目躍如な素晴らしいライブだと思ってましたが、しかしツアーは日本に来る予定無くすごく残念に思っていました…
そこに2020年初頭からの新型コロナウィルスによるパンデミック、ブラックライブズマター、トランプ支持者によるホワイトハウス占拠と言う近来稀にみる混沌とした世の中で、スパイク・リーによって映画化される事が決まったのを知って、心は狂喜乱舞(笑
これは単なる音楽を越えて時代性をともない後世に語り継がれる作品になるだろうなー(という事で時代を越える作品のみにつける最高点)
しかしこの観賞後の多幸感は何やろう。
コロナ禍で人と交わる事が出来ないという閉塞感から抜け出たいという欲望にふれるからだろか。
衝動に突き動かされ、身体は動き出し、涙さえ溢れる。
惜しむらくは踊って観れないという事だけや。
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