鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎のレビュー・感想・評価
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エンドロール見逃し厳禁!後からじわじわくるタイプ
個人の感想です。
重苦しい人間関係やその運命が壮絶だなと思いながら見ていましたが、
ラストでやられました。
エンドロール、そしてラストシーンで一気に「墓場鬼太郎」の1話との繋がりが見え、
感動で鳥肌が立ちます。
これまでの重苦しい描写も何故か美しく変換されるようでした。
これが最も誉めたいところです。
ただ自分としてはシアターを出た後はポジティブな気分になりたいという考えがあり、
また万人におすすめできそうな作品ではないので、
(雰囲気が重苦しい・トラウマになりそうな描写があるなどで)
評価は星5ではないです。
あとXで「コンビものが好きな人におすすめ」という投稿を拝見しましたが、
自分としてはそこまで阿吽の呼吸の「名コンビ」とは思わなかったです。
多分これは最近ルパン三世を観た影響もあるでしょうけど。
あと似た名前の登場人物や堅苦しい言葉が多く、
脳をフル回転させて見なければならない場面がありました。
名前の件は親族が多いので仕方ないのでしょうけど。
もう一度言います。個人の感想です。
M眠打破で働ける
ギャップにやられました
金田一耕助が出て来るかと思った
水木しげるが、戦中・戦後に見た世界なのでしょうか。
大人向け鬼太郎誕生秘話
好きな要素しかなかった
水木しげると地続きの新しい物語を観れた
子供向けではないかな
関俊彦の活躍が素敵すぎる
採点3.8
ノーマークでしたがやたら話題で気になっており、何の情報もなく観たがこれは面白かったです。
まず声優がとんでもなく豪華。ベテランからレジェンドまで幅が広く
また、舞台となる村。これが良いですね。
この閉ざされた村や集落の闇が好きで、鬼太郎にとてもマッチしてました。
キャラデや作画クオリティには少し思うところがあるものの、ずっと楽しく観ていられました。
ここら辺は脚本の美味さと、声優陣の厚みのある芝居でしょう。
中でもゲゲ郎こと鬼太郎の父役、関俊彦の活躍が素敵すぎる。
「片眼で十分(といった意味な)」など、色々なパーツを散りばめながらたどり着いたラスト。
そのエンドロールで原作の一話に繋げるのは見事でした。
そして鑑賞して分かりましたが今回の「ゲ謎」人気。あれは完全に女性オタクから広まってますよね。
そうゆう要素かなり見られましたし、どうしたってドキドキしちゃうでしょうよ。
新たにファン層を得て、今後また鬼太郎の世界が広がりそうで楽しみな作品でした。
ゲゲ郎の決死の戦い、遠くに響く下駄の音、 カラ〜ン♪コロ〜ン♪カランカラン♫コロン♬
予備知識なく観賞。
最新のTVシリーズの流れにある映画だったとは、ツユ知らず。
ネコ娘が美脚の大人なのと、目玉オヤジの声を野沢雅子が担当していることに驚いた。さらに、鬼太郎の声が峰不二子(沢城みゆき)だったとは!
TVシリーズの設定・キャスティングなのだろう…。
東映アニメーションが水木しげる生誕100周年の記念に制作したらしい本作は、なるほどの力作だった。
最近の超ハイクオリティーなアニメーションとは異なる、往年のセル・アニメ感を残した画面デザインで、日本最古のアニメーション・スタジオの意地を見た気がする。
ただ、私にしてみるとキャラクター・デザインがいただけない。こういう絵柄でなければ今世代に訴求しないのかもしれないが、もっと水木しげる画風で通して欲しかった。
ねずみ男(少年版)の絵柄が極端に浮いている違和感もあった。
原作キャラクターとアニメオリジナルキャラクターの不統一感は「ルパン三世」シリーズで顕著だが、「クレヨンしんちゃん」のように統一感を保ったシリーズもあるのだ。
私は、40年ほど前に水木しげる先生に直接サインを頂いた。何かのイベントでのサイン会だったと思う。戦争で腕をなくされた左の肩口で器用に色紙を押さえて、鬼太郎と目玉オヤジの絵をササッと描いてサインをしてくださった姿を思い出す。
予備知識なしとは言っても最初のTVシリーズはリアルタイムで観ているし、原作漫画も「墓場の鬼太郎」時代から少年マガジン誌上で断続的に読んでいた。主に理髪店の待ち時間にだ。
テレビで人気が出てからは、貸本屋で単行本を借りて読んだりもした。併せて、前身の「墓場鬼太郎」(少年マガジン以前の作品)の単行本も借りて読んだが、そっちは思いのほか怖くて初めの方しか読まなかったと思う。
やはり、悪い妖怪と戦うゲゲゲこそが私にとってはヒーローだった。
昭和31年が鬼太郎の生まれた年(という設定)かどうかは知らないが、この年を舞台にした本編では主人公の水木がやたらとタバコを吸う。水木が龍賀一族の郷へ向かう列車の中でも多くの乗客がタバコを吸っていて、意味深に咳き込む少女がいた。
そういう時代なのだが、今の若者は驚くだろう。
水木がゲゲ郎(鬼太郎の父)と初めて遭遇する場面だ。
「墓場鬼太郎」では鬼太郎もタバコを吸っていて、ゲゲゲのファンだった私は衝撃を受けたのを憶えている。
鬼太郎の誕生秘話的な触れ込みの本作に、原点回帰を期待したのは間違いだった。全くオリジナルな誕生前夜の物語だった。
だが、制作陣は原作を深く研究したのだと思われる。
幽霊族という設定は、テレビ化以降のゲゲゲでは妖怪と幽霊が明確に区別されているので違和感がある(アニメ第3期以降は知らない)が、鬼太郎漫画の初期は妖怪とは呼ばれず幽霊と呼ばれていた。つまり「オバケ」として一括りだったのだ。テレビの主題歌でも「オバケは死な〜ない〜🎵」と唄われている。
更に、水木しげるの戦争感を出すことにも注意が払われていると感じた。これは水木しげる生誕100周年記念なら欠かせないテーマだったと思う。水木しげるは戦争の不条理を多くの随筆で訴えていたのだ。
敢えて言えば、もう少し本筋にこの反戦テーマを反映させられなかったか…と、思う。
ストーリー自体には不完全さを感じた。
龍賀一族の設定が序盤の横溝正史的な土俗的因襲と血縁の因縁を感じさせる雰囲気から、物語が進むに連れて妖怪を超える異形の超自然的な存在にエスカレートしてしまい、やや収拾がつかなくなった印象だ。バトル・アクションを入れなければならない作劇の都合もあるだろうが、伏線の未回収・ストーリーの破綻を感じざるを得ない。
前述したキャラクター・デザインの点もあって☆は辛めの採点となったが、アクションに迫力もあって面白かった。
この映画の最後に片目の赤ん坊が墓の下から這い出てくる場面が描かれているが、これが「墓場鬼太郎」の最初の場面だったと思う。抱き上げる人間(=水木)はいなかったと思うが。
なかなか怖い!作画はキレイ退屈しない
なかなか怖いです。
緑の山や水、風景からの音、完成度高い。
ときどき実写を見ているような錯覚に陥る。
犬神家の一族、八つ墓村、鬼滅の刀、ルパン三世、このあたりが絶妙にブレンドされていて完成度はかなり高い。大人のためのアニメ。
見る予定なしでしたが、時間空いたのと安い日だったので旦那と二人で鑑賞しました。面白かったです。旦那の感想は鬼太郎のお父さんはカッコイイ!でした。
白黒のおどろおどろしいアニメを再放送?見ていたので、ある意味イメージぴったり!!。できれば、白黒の当時の映像と歌をエンドロールで出してほしかったな〜、そしたらより完璧。無かったのでマイナス0、5です。
あとはもうちょっと鬼太郎の活躍も見たかったかな~。
鬼太郎好きじゃない人が見ても面白いですが、過激だったり暴力的な画や話もあります。それらが苦手な人には不向です。
ワクワクハラハラ展開
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