鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎のレビュー・感想・評価
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まさにゲゲゲ!
自分より先に観に行った人が
「墓場の鬼太郎の1話を見てから行くと良い」
と聞いていたのでYoutubeで無料公開してる1話目を見てから観に行く。
観てから行って良かった!
観なくても最後に同じようなものを見られるけど
この映画を2008年の鬼太郎誕生のアニメに繋げる繋がった時の鳥肌。
それを見てる最中に「ゲゲゲ」と思っちゃう。
そして、目玉のオヤジが目玉だけのオヤジでなかった頃に出会った子供にかけた最後の一言。
その瞬間、涙が出てた。
ドラえもんとかで出す涙とはまた別の涙。
儚きと哀しみの涙。
後味は決して良くはないけど
だからこそのゲゲゲの鬼太郎であり
観て良かったと思える映画だと思う。
日本暗殺秘録
大好きなゴジラの悪口を言うやつは、ボクが許さないぞ。
勝手にやってろ
なんでもない、ただの独り言。
さて、本題。
評判が良いのでどんなものかと観てきたけど、いやー参ったね。
想像してた5倍くらいエグい話で、なによりこういう観る人を殺しにくる映画って、邦画では久しく観てなかった。
日本を呪うフィルムだよね。まさか令和の時代に復活するとは、昭和と共に消え去ったかと思ってたよ。
そこは、腐っても東映魂だね。
アニメだから通った企画だとは思うけど、実写でもこういう観る人を呪う、殺しにくる映画がもっと増えてほしい。
波しぶきに表れる東映のマークに、久しくなかった不穏な空気を感じたい人は、ぜひ観に行ってほしい。
絶望の中でも希望があることを教えてくれる。
本作品は鬼太郎がどのようにして誕生したのかを描いており若き日の目玉おやじと水木をメインとし、展開が進んでいく。
ゲゲ郎(目玉おやじ)の戦闘シーンがカッコ良すぎるのとそこに存在しているだけで安心できるとても好きなキャラクターだった。
水木とゲゲ郎の絆に何度も胸を打たれ、ゲゲ郎の妻を想う気持ちに涙した。
悲しい物語ではあったが悲しい物語の末にヒーローである鬼太郎が生まれたことを考えると我々人間も絶望の淵に立たされてもわずかな希望を忘れてはいけないことを思い知る。
難しい現実を乗り越えるためのパワーをこの映画から吸収できたと思う。もう一度鑑賞しに行く。
日本の今を考えさせられる映画
大人から子どもまで、鬼太郎は知られている。今回は、鬼太郎の父親がメインだけども、小学生低学年も、最後まで観れていました。恐い部分もあるけども、それほど恐怖というわけではない感じでした。
戦闘描写など、展開が都合の良い感じにはなっているので、まぁ漫画だからしょうがないかなぁと思いつつ、という感じ。
ストーリーの流れというより、どちらかというと戦時中、戦後、そして現代に向けたメッセージ性があるものでした。
我々が求める豊かさは何か、夢を持ち、夢を実現して行くことはどういうことか、人と人の繋がり、仲間、権力者などなど、そんなことに対して、色々考えさせられる映画だったんじゃないかなぁと思いました。
ストーリー、キャラ、世界観 全てが完成度高い
ミステリーホラーが好きなので期待以上に楽しかった!
細かい部分でツッコミや描ききれていない部分があるものの、冒頭から引き込まれるストーリー、キャラ描写、世界観で大満足。
なんと言っても鬼太郎のお父さん、めっちゃカッコいいな!
いいパパしてる。
目玉だけになってしまうのは自明なので、どういう経緯でなってしまうのか、最後までドキドキしながら楽しめる良い作品!
「食わず嫌い」は勿体なさすぎる
現代的で都会的な絵柄が、戦後の山村を舞台にしたおどろおどろしい物語にマッチしていないのではないかと、なんとなく敬遠していた。
確かに、最初は、「鬼太郎」にしては洗練されすぎているという印象を受けるのだが、丁寧な作りと細やかな描写には好感が持てるし、観ているうちに、横溝正史のような世界観とストーリーにグイグイと引き込まれる。
やがて、禁忌の島とか、窖(あなぐら)の結界とか、絶滅寸前の幽霊族とか、それを狩る裏鬼道衆とか、怨念の集合体である狂骨とか、謎の血液製剤である「М」とか、その原液を作り出すための血桜とかの、特異な設定と難解な用語のオンパレードに、どっぷりとハマっている自分に気付く。
戦争によって体と心に傷を負い、人間不信に陥っている水木のキャラクターは奥が深いし、ゲゲ郎とのバディぶりも楽しめる。
その一方で、疑問に感じるところがない訳ではない。
龍賀一族は、どうして当主の代替わりを急いでいたのか?龍賀一族の修行や儀式は、狂骨を封じ込める結界のためだったのか?それとも、当主が子孫に乗り移る術のためだったのか?太平洋戦争では「М」は使われなかったのか?だとしたら、それはどうしてか?村長が操っていたのは人間の狂骨で、当主が操っていたのは幽霊族の狂骨ということか?だとしたら、幽霊族の魂は、怨霊の狂骨と怨霊封じのチャンチャンコを同時に作り出したということか?
ただし、二段構えのクライマックスに向けた怒涛の展開のお陰で、こうした疑問が気になることはほとんどない。
ラストの現代パートに、涙腺崩壊のエピソードが用意されているのも嬉しかった。
観終わった後の満足感は極めて高く、「食わず嫌い」をしてはいけないということを改めて思い知らされた。
これぞ『ゲゲゲの鬼太郎』!ファン(私)大満足の出来
子供の頃水木しげる先生の『妖怪大百科』のおどろおどろしくも怪しい魅力に夢中になっていた自分にとって猫娘が美少女化した第6期アニメに基づくこの映画は受け容れられるか不安でしたが、大満足の出来でした!
戦後復興期の日本において血液銀行の会社で働く会社員の水木は取引先である田舎の旧家の当主の葬儀に向かうが、次期当主をめぐり村には不穏な空気が流れ――
人間のそばにあって確かに「いる」妖怪という存在の得体の知れなさも不気味で良いですが、それ以上に水木をはじめとした人間たちをしっかりと描いていてとても見応えのある作品でした。
水木しげる先生の『ゲゲゲの鬼太郎』が描きたい物がしっかりと詰まっている往年のファンを自認する私も納得の出来でした。
今作は鬼太郎の誕生秘話にアレンジを加えたお話ですが、水木しげる先生のオリジナル版にもちゃんと触れているのも非常に好感が持てました。
水木しげる先生が妖怪という存在を通して人間社会を描く『ゲゲゲの鬼太郎』はやはり日本の誇る偉大なポップカルチャーですね。
外道
犬神家の一族を子供に見せたらあかんじやろうが❕
過去観た映画で1番面白かった❕
(あー過去っていうのは今月の事ね)
カス。
元気玉。
「急に終わった」映画が終わったあと、左隣の子供のお母さんが言った言葉だ。俺もそう思った。
「なんか…人間って嫌だね…って思った」映画が終わったあと右隣の女子中学生?くらいの子が友達に言った言葉だ。
俺もそう思った。どっちが妖怪か分からない、人間の方が妖怪だ、党首の欲望は俺も分かるからそれを悪というなら俺も醜悪だろう、だが大抵の事は理性で我慢してる。
スケールの大きさで言えば心霊版ルパン三世といったところか。
うしおととらを大手がやったらそのインパクトはジブリの2番手にまでなるだろう。
俺の左隣の小学二年生くらいの子がお母さんに「いま思ったんだけどあのミズキってさあ、水木しげるの…」
俺も観てる時気がつかなかった。俺より頭いいな。
外道とは道を外す、と書く。
6代目ベースだったのね
なんだろう、なにか釈然としない
主人公が事件の中心に居ず
主人公に関わりが余りなく勝手に話が進んでどんどん事件だけが起きていく
主人公には特別なにかがあるわけではないので特段謎解きをするでもなくほぼ他人に教えて貰う
最終的には解決するんだけど・・・
雰囲気も金田一、犬神家、八つ墓村よろしくいいんだけど実写と比べると湿度が足りないように思う
間も悪くはないんだけど今ひとつ決まっていない
音楽や効果音の印象が薄くをもっと印象的に使えば違ったんだろうか?
個人的には作品も題材も好きだし物凄く惜しいなというのが感想でした。
誕生秘話
ちょっと横溝正史的な雰囲気を感じました。水木しげるさんがどういう経緯で妖怪研究家になられたのか知りませんが、ご本人の壮絶な戦争体験も少なからず影響しているように思われます。理不尽極まりない罪を犯してしまう人間を妖怪の視点から見ることで解き明かしていく体験は、今作でも十分に味わうことができました。本編が終わり、エンドロールの先に用意されたシーンが肝でした(落涙)。
後悔した。
鬼太郎よく分からず…予習していかなかったことに後悔しました…
八つ墓村とかのサスペンス色強く、かなり好きな空気の映画でした。特有の気持ち悪さと救いのなさ、水木と目玉のオヤジとの友情に胸熱くなりました。良かったです。
本当に良かった
とにかく救いがなさすぎる
子供キャラにも容赦なく地獄(文字通り)が待ち受けてる
雰囲気も終始良かった
ホラーと人間の業とを上手く共存させてるだけでもすごいのに、戦闘シーンの作画も素晴らしかった
とにかく作品愛が伝わりました
あと、細かいところまで作り込まれていて、個人的に一番エグいと思ったのは大量の屍が映ったシーン(村人にさらわれてきた人々)
その中で子どもの声で咳き込む屍に、隣の屍が心配そうな所作をしていて、「生前?親子のままさらわれてきたこんなになってしまったのか…」と恐ろしい想像をしてしまった
何度でも観たいし、願わくば地上波でもやってほしい
絶対に観て❢❢
アニメでやっていた私達の知る鬼太郎のお話では無く その前 鬼太郎のお父さんのお話です
評価がとても良かったので 時間をうめるツモリで観ました が 内容が濃く
舞台は太平洋戦争 現代日本の私達は決して目を反らせてはならない事柄が凝縮しています
とても大切な事をこの映画では教えてくれるので是非観て欲しいです
今まで観たアニメ作品では群を超越して素晴らしい作品です
そしてとても泣きます
考えさせられます
鬼太郎誕生の前にもう1本鑑賞していましたが
鬼太郎の劇場がとても混んでいてビックリしました が 映画鑑賞後 その謎が解けました
再度 劇場に行って 泣いて 考えたい映画です
本当に皆さん 観に行って下さい❢❢
鑑賞して下さい
期待してなかったし、観る予定も無かったけど、すこぶる評判が良かったので鑑賞。
正解でした。
ネコ娘が、こんなに綺麗になるとは(^^)
鬼太郎は、ほとんど出て来ませんが、次回作で鬼太郎を堪能させて欲しいと願いを込めて…👏
「日本」の暗部を描いたエンタメ
制作発表時は複雑な気持ちだった。
鬼太郎は幼い頃から大好きな数少ないアニメだった。特に好きになったのは中学生の時始まった6期。とても古いコンテンツである筈なのに今を生きる「自分」に向けて作られている感覚を持てたのが嬉しかった。
だから、鬼太郎誕生の1950年代を舞台にすると知った時は嬉しさより寂しさが勝った。期待より不安が実際だった。そもそも「鬼太郎誕生」は「墓場鬼太郎」で既にやっているし、YouTubeで無料公開されてるし、僕は4度か5度観た。十分に面白い。それを今更作り直すのは必要なことなのか?と、厄介なファンとして心配していた。
公開時期が北野武の「首」と被った上に、一応受験生ということもあって、中々「鬼太郎」を映画館で観に行く気にはならなかった。アニメ6期がアニメとして完成され過ぎていたから、それが映画になるイメージが出きないが故の不安。1時間程度の中身しかない、上質なテレビアニメにしかならないと思っていた。
気が変わったのはネットニュースだった。「謎の口コミ大ヒット」。鬼太郎が半世紀以上前のコンテンツであることを考えると信じ難かった。が、6期のクオリティの高さを考えると信じられた。
そして、観に行ったから、自分にとって「今年を代表する映画となった。
評判通りの素晴らしいストーリーだった。閉じたコミュニティで公然と儀式的に行われる人間の「本能」。そして、そこで得られる快楽を古来から連綿と受け継がれる「個人のエゴを集団の最大公約数的幸福」に代える妙技で誤魔化す。それらが日本人にとって最も卑近で残酷な例えで表現されていた。これは日本人にしか通じない気がする。『「個人」と「集団」』『「理性」と「本能」』という二つの二項対立は今の我々と1950年代を繋げてしまう恐ろしい実際だ。
これらを感覚的に観ている人に感じさせるこの映画は本当に見に行ってよかったと思わせてくれた。6期と同じようにこの映画も今の「日本」で生きる僕たちが抱える「不満」「不安」を「怒り」に昇華させてくれる最高のエンタメだった。できるだけ多くの人に観てもらいたい。ぼくはこれが観れて本当に幸せだ。
追記:映像面で目を見張るものがあった。戦闘シーンのゲゲ郎の輪郭線が異常に細い。ちょっとびっくりするくらい細い。しかもその細い線が伸び縮みし、まるで俊敏な蛇だった。とても美しかった。中々観たことのない映像な気がする。日本の古い絵から着想を得ているのだろうか。お陰でテレビでやっている良アニメに比べ若干作画に力のない本作でも戦闘シーンだけは健闘している。あの細い線で繰り広げられる妖怪バトルは中々中毒性がある。書いてるうちにもう一度見てみたくなった。
評判通りの意外な佳作だった。前半はサスペンスとしてもホラーとしても...
評判通りの意外な佳作だった。前半はサスペンスとしてもホラーとしても、とても良い。後半は子供にも喜んでもらおうという配慮か、急に派手なアクションや皆の力を結集みたいなよくある絵になってしまうが…
それでも「ゴジラ-1.0」よりはかなり大人向けな内容。
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