鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎のレビュー・感想・評価
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日曜の朝には放送できません(笑)
過去6回もテレビアニメ化されている人気漫画。
昔はよく映画やってたけど、令和になっても作ってくれるのはありがたい。
しっかりとエンディングまでが物語になっていて最後の最後まで楽しめた。
アニメとは違うブラックな内容。(原作はブラックだがそれとはまた違うブラックさ。)
星を1つ減らしたのは馴染みの妖怪が少なかったから。
ストーリー上、子泣き爺や砂かけばばあなどの登場は難しいかもしれないが一反木綿やぬりかべ辺りは出して欲しかった。まぁ、鬼太郎ファミリーじゃなくても、もう少し妖怪が欲しかった。
今年の紅白は、吉幾三さんにゲゲゲの鬼太郎を歌っていただきたい(笑)
朝になってすっかり忘れていた入場者特典を開けてみた。袋に映画を観てから開けろと書いてある。
この映画は、入場者特典まで見て完結だった。
入場者特典を上手く使った表現ですね!星0.5プラスします!!
最高のネタを新米寿司屋が握る
後半の盛り上がりや人間のおどろおどろしさ、村の因習など設定や映像は徹底していて非常に良い
正に、最高のネタ
だが、前半パートがあまりに薄味過ぎる
一族の人間性の深堀り無く事態が進み過ぎて、タイパ重視か?と疑ったくらいである
また、その深堀りが薄いがゆえに、後半の人間の醜さを際立たせるには甘くなる
後半をやるための下地を1.5倍速やカットで見せられている感じがどうにも、である
どうしても薄味になるなら、徹頭徹尾水木の視点に絞っていくべきだったとも思う
ドラマ性の薄さ、人間性の深堀りの無さは後半のドラマを際立たせるために必須だっただろう故に、逆にネタを詰め込みすぎたのでは?とも言いたくなってしまう
今一つ足りないと、個人的には強く思いましたし、だからこその表題に至りました
後半がなまじ良いからこそ、前半パートの悪さが目立ちます
憲法論的な解釈ができるアニメ映画は採点対象。ほぼおすすめ枠。
今年387本目(合計1,037本目/今月(2023年11月度)19本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))
基本的にアニメ枠は見ても、公法(憲法、行政法)的な観点から何か書きうるものは法律系資格持ちの立場からはレビューはしますが、そうでない映画は本数にはカウントしてレビューは飛ばしています。ただこの映画、かなり憲法論を強く意識できる映画です。
映画の内容そのものについては、タイトルからもはや明らかなので省略です。
特に日本に適法に在住している外国人の方など、古典文化(や、令和のこの日本で、昭和発祥のアニメほか)に触れる機会がない現状、そうした方にもおすすめで、日本語の表現についても一定程度配慮があります(中学3年レベルまでに抑えられている)。
当時を懐かしんでみるという立場もありましょうが、映画の作品としてどうしても、やはり「一定程度」憲法・行政法論を意識していたのではなかろうか…と思える部分もあります。
もちろん作品としてみた場合、アニメそのものとしても楽しめるし、アニメの「ご当地枠」(ただ、具体的な地名は出ない)といった観点もありますが、同時に「日清・日露戦争」「先の大戦」といった語は出てくる上、以下に述べる点は、映画に出てくるだけで説明が不足している一方、リアル日本のある意味「触ることがはばかられる分野」に踏み込んでいる部分もあり、「何らかの意味で法律系資格持ちが気にする」映画ではあります。
さっそく採点いきましょう。
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(減点なし/参考/「血液銀行」から「輸血」へとたどった道のりほか)
・ 映画はこのような憲法論や行政法論を論じるものではないので、単語だけちらほらと登場するだけでこれらの問題提起は完全カットされていますが、「血液銀行」といった語は明示的に出ます。このあたり、少し説明が不足していたのでは…とは思うものの、それを徹底的に論じる映画でないのも明らかで採点幅が微妙です。
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(参考/売血、血液銀行から献血への道のり、献血制度に取り残された人たち)
・ 日本は戦中から「売血」という行為が行われていたのは史実としては事実です。戦後になるとGHQ主導で(もともと血液を「売る」「買う」というのはアメリカの文化だった)「血液銀行」というものができました。GHQが関与していたので日本政府も「そうですね」で首を縦にひたすら振るしかなくできてしまったものです。「血液銀行」とは言いますが、血液を売りたいと思った人がある値段で(相場は地方や時期によって異なっていた)売り、買いたい人がそれを「買う」というものであり、「銀行」かどうかすら怪しい一方、当時はまだGHQが幅をきかせていたので「銀行」という名称使用に問題なしという通達すら発出されています。
ただ、戦中もそうですが(映画内でもこれを彷彿とさせる描写がある)、戦中、戦後では医薬品が適当に使われており、中には「百発百中になり戦意があがる」などとして愛用され、戦後は「仕事の少なさ」から薬に依存するものもあらわれるようになりました(映画内ではこれらの描写はあっても固有名詞は出ないが、リアル日本では依存性が問題になった、カタカナ4文字の固有名詞)。こうした薬は戦後の厭戦気分から乱用されるようになり、「血液銀行」においても不潔な血液が売り買いされるなど不衛生な状況になりました。「血液銀行」の成立から翌年、日本赤十字(当時。現在も同じ)が「無償による血液のやり取り(今の献血にほぼ相当)」を発足させましたが、当時は何にせよ「お金がないと暮らしていけない」世界であり、日本赤十字社のそれはあまり利用されなかったのです。
一方、日本が戦後から立ち直るようになると、やはり不衛生な血液のやり取りというのは問題視され、ある一つの事件が起きます(ライシャワー事件)。これをきっかけに「売血」や「血液銀行」といった考え方から「完全にボランティアの献血」に代わるようになり、今に至ります。
しかし、この切り替わりのころはまだそうした制度の切り替えの混乱期でもあり、また完全ボランティアをうたった「献血」に対して抵抗のある国民も多く、図書券等「ある程度換金性のあるもの」が配布されることは当然のごとく行われていました。一方、当時(現在、令和5年度も)の医療水準では「血液が本当に品質上問題がないか」確かめる手段がなかったため(今もない)、「輸血経験がある方は献血にはご参加できません」という扱いになり、今にいたります。私もその「献血ができない一人」です。
もっともこの「換金性が高いものの配布」については問題視されるようになり、今ではせいぜい「献血の間のジュースの飲み放題」程度になり、換金性の高いものは駆逐されるようになりましたが、日本がこのような特殊な「血液の歴史」をたどったがために、「献血に協力したくてもできない人」がいるのも事実で(また、換金性の高いものが配布されていた当時は、本人に帰責性のない(本人の知らないところで勝手に輸血)事情に対して経済的な有利不利が多少なりとも存在した。たいていは「良心的な金額」だったが、「報酬の豪華さ」を競うようにしたた時期もあった)、またリアル日本でも11月、12月の冬の寒い時期になると「献血のお願い」という献血カー(献血車)は良く見ますが、それを見て心がちくりとする人も一定数いる(献血、献血というあまり、献血したくでもできない人も一定数存在します)のもまた事実ではあります。
やっぱ内容が凄いので─
絵的な雰囲気なんかにはどうしても違和感を持ってしまうけれど、原画との違いも真摯に見せてくれた印象で、なかなかどちらの絵も味わい深いものだと納得できた作品でした。
独特の世界観、独特の絵、独特の内容、その独自性のために惹きつけられるコンテンツではあるけれど、こうしてより多くの人向けに作られているような作品を見ると、結構感動するものだなぁと改めてゲゲゲの良さを再発見できたような気がします、あくまで個人的な見解です。
令和の映画館でこんなストレートな伝奇物を観せてもらうだけで嬉しくな...
令和の映画館でこんなストレートな伝奇物を観せてもらうだけで嬉しくなってしまう。基本土俗ホラーの雰囲気を保ちながらも、意外な格闘シーンや大がかりな決戦舞台(ちょっと某セントラルドグマっぽい)など、アニメ的な見所もあって、飽きさせない。鬼太郎勢はほんのゲスト的な扱いだが、ネズミ男が例によって美味しいバイプレイヤーぶりで魅せてくれる。鬼太郎父はあのビジュアルですごく色気と怪しさを持った風来坊を演じる関俊彦が素晴らしい。あと伝奇ジャンルの系譜としては完全に逆なのだけど、某シーンで脳内にAimerの「I beg you」が流れ出して困った。
目玉の親父誕生
目玉の親父さんの過去が鮮明に描かれる怪作。
鬼太郎が予告で忠告をした通り容赦ない全滅エンドを見せられる恐ろしい内容だった。
地上波では流せそうにないし、何度も見返したい内容ではないので劇場で一度見る価値はある。
やはり圧巻だったのはラストの野沢雅子さんの演技。
少ない言葉でも背景や思いが伝わる素晴らしい演技で、思わず涙が溢れました。
ゲゲ郎と水木の物語
本作のストーリーとしてはとある一族の相続争いに戦争体験をしたサラリーマンの水木と行方不明になっている妻を探す鬼太郎の父が村の謎を解き明かす、という風になっています。
血飛沫が飛び散っているポスタービジュアルでもわかる通り本作は結構えげつないシーンが多く、惨殺される人や当主との関係を強いられる少女、冒頭の列車に乗っていた少女か屍人として生贄なったと示唆されるシーンなど、とにかく残酷的な描写が多い印象です。それ故にこれまでの鬼太郎シリーズで描かれる「人間の醜悪さ」というものを見事に描いている作品だといえるでしょう。
人間を信用しない鬼太郎の父と自分の弱さを隠す水木の2人が共に行動することで二人の間に友情が芽生えていく、というのが本作の見所でしょう。特にラストシーンの生まれた鬼太郎の水木とのシーンは必見です。
戦闘シーンもやはりワンピースやドラゴンボールを手がけているスタッフが手掛けていることもあってここは流石の東映アニメーションでした(笑)志田作画もあったかな?
「M」
目玉のオヤジの過去と鬼太郎誕生の話。
昭和31年鬼太郎の父(ゲゲ郎、作中につけられた名前)は行方不明の妻を探し哭倉村へ、その村へ来てた血液銀行に勤める水木、不死身になれる血液「M」を調査…その村で出会い共に行動する事になったゲゲ郎と水木のストーリー。
目玉のオヤジの声優努めた野沢雅子さん以前は鬼太郎の声優もやってたけど、どっちのキャラやってもハマりますね!
作品感想は水木側のストーリーが長かったからもっと鬼太郎とオヤジのストーリーを観たかったかな個人的に。
ラストに時が経ち亡霊になってしまった時弥君の「忘れないで」には少し涙。
久しぶりに鬼太郎観たけど懐かしい気持ちになれました。
この鬼太郎の雰囲気を待っていた!
エンドロール後に重要なシーンがあります。
妖怪人間ベムとセットでテレビ放映していた頃のゲゲゲの鬼太郎の雰囲気に近く、暗めでおどろおどろしい感じのこの鬼太郎を待っていました。
この映画のエピソードは知らなかったので、やっと鬼太郎の父さんのルーツを探ることができました。
ただ、鬼太郎の父さんが目玉おやじの姿に変わるまでの描写が不足していたように感じました。
アニメ映像も迫力はあるのですが、たまに抽象的な映像になる場面がありました。
哭倉村で起こる怪事件は、まるで犬神家の一族のような異様な雰囲気を出しており、物語に夢中になりました。
鬼太郎の父さんの話を知らないなら、十分観る価値はあると思います。
期待しすぎたかなー
SNSで前から一部で盛り上がってるようなので観てみることに。
…うーん、妖怪や戦闘パートは多分良い(作画とか詳しいわけではないので断言しづらい)んですけど、メインの犬神家的なパートがエグい設定や状況を開示する場面であんまり絵柄と合ってなく感じてなんだか残念な印象が強くて入り込めず。そうしたい意思は感じるもののなんかガワだけ取り繕ったみたいな
展開も想像の範囲内という感じでしたがそれゆえに犬神家的なもの大好きという方にはおすすめです。
あとタイトルから期待するものがEDで流れてびっくりしました…一番詳しくして欲しかった
でも誰でしたっけ、犬神家の(違う)長女の死にっぷりは好きでした。
盛り上がってた方々が満足できたらいいなと思います。一般向けかどうかは…少なくとも子供向きではない感じです。
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