「佐平翁ならぬ、時貞翁」鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 由良さんの映画レビュー(感想・評価)
佐平翁ならぬ、時貞翁
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墓場鬼太郎の内容を含んだ映画ということで見に行ったら、めちゃくちゃ横溝正史的な世界に描かれていて、笑ってしまった。
当主の死後、弁護士らしき男が遺言書を読み上げるシーンなんて、まさに犬神家の一族そのもの。
舞台になっている村も湖があったり、屋敷もそれとなく犬神チックというw
さらに、近親○○的な要素も、横溝正史が描いた田舎の閉鎖的世界そのもの。
でも、その中に、確実に妖怪というものが絡んでいて、そこは確実に鬼太郎の世界だった。
ただ、作画のパースやカットの繋がりなど、微妙なとこもあったので、その辺はいただけなかったので、ちょっと低めの点数になってしまいました。
エンディングに原作の話を持ってくるのはいいけど、最後に原作の話をそのまま持ってきても、本編の話と繋がっていないので、違和感が出てくるのも、マイナス要素にしました。
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