「妖怪よりも人間のほうが怖い作品」鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 トダー・オートマタさんの映画レビュー(感想・評価)
妖怪よりも人間のほうが怖い作品
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戦争帰りの水木が
血液製剤の秘密を得るために
懇意にしている社長を跡継ぎにしようとして
龍賀一族の醜い跡継ぎ争いに参加をした
そして、龍賀一族が次々惨殺される
殺され方がグロいというよりも
わざとグロく演出している感じがする
目玉がつぶれたりする
妻を探している鬼太郎の父と出会い
村の秘密を暴こうとする
アクションヒーロー的な作品ではなく
全体的にサスペンスっぽいが
妖怪が怖いというよりも
村の人間が狂っているように感じることが恐怖
人間の醜い欲望とか村での因習などで
妖怪を利用していて
妖怪よりも人間のほうが狂っているように感じる
時貞が自分の子供たちは頼りないので
国家のために妖怪の力をつかって
孫の体を乗っ取ったのとか
近親相姦をしていたとか
グロい描写以外でも全体的に子供向けじゃないので
全体的に大人向けの作品に見える
結局、因果応報なのか
村の住人は全員亡くなって村は壊滅してしまう感じだった
ねずみ男はコミカルで作風が
作品が違う感じに見える
「大儀」や「国家」を掲げる
お偉いさんは嘘くさいと水木は
戦争で思い知らされたことは
原作者の水木しげる先生の体験が影響しているのかなと思った
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