「”救われて欲しかった”」鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 szmushiさんの映画レビュー(感想・評価)
”救われて欲しかった”
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ストーリーは全体として後味の悪いものだった。だが、それが良かった。
「龍賀紗夜が時貞のお気に入りであったことがわかった時」「時貞が時弥の魂を追い出し、体を乗っ取るシーン」では特に悲しくなった。
龍賀一族の中で、好感の持てた龍賀紗夜と長田時弥には救われてほしいと願った。しかし、結局報われなかった。
龍賀の業「M」の製造の背景には、日本の敗戦がある。
自国の敗戦について、もっと知らなくてはならないと思った。
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