「人外と人間バディもので泣くとは」鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 月子さんの映画レビュー(感想・評価)
人外と人間バディもので泣くとは
前情報では救いがないとざっくり聞いてましたが、ホラー、閉塞村、妖怪ときたらまぁそうだよね。人間は欲まみれだし容赦ない殺される描写はあるしって前半は淡々と水木が謎に迫っていく。
ただ鬼太郎の父との出会いで水木が変わっていき、お互いを相棒と認識し始める展開が良かった。助け助けられの後半からは怒涛の展開に「妻はどこじゃぁ」と必死に叫びなから探す鬼太郎父と、怒りと悲しみに満ちた水木の二人の姿に思わず泣いてしまった。
とにかく主演声優の関俊彦さんと木内秀信さんを始めとする皆さんの演技が素晴らしかったです。
そしてエンドロールで鬼太郎爆誕!救いはあるので最後まで席を立たないで。入場者プレゼントの絵に殺られてまたそこでも私号泣だよね。
昭和も令和の世も変わらず被害に合うのは子供や弱い立場の人々ばかり、子供向けじゃないと決め付けずに親子で見に来ても楽しめると思います。
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