「朝鮮では独自文字が出来たのが遅い」王の願い ハングルの始まり りやのさんの映画レビュー(感想・評価)
朝鮮では独自文字が出来たのが遅い
朝鮮国王・世宗の時代、自国語を書く文字が存在せず、上流階級だけが中国の漢字を学び使用していた。しかし、中国の漢字だけでは書くのが難しいため、世宗は誰でも容易に学べ、書くことができる朝鮮独自の文字を作ることにした。世宗は何カ国もの言語に詳しい和尚のシンミたちに文字作りへの協力を仰いだ。最下層の僧侶と手を取り合い、庶民に文字を与えようとしている王の行動に臣下たちが激しく反発する中、世宗王とシンミは新たな文字作りを行っていったという話。
朝鮮語は日本語と文法が似てるので、中国語とは言葉の並びが違って漢字で書くには難しいのはよくわかる。
そんな中、ハングル文字は1443年に作られたらしいから、日本のひらがなが出来た800年ごろに比べるとえらく遅いなと思った。
当時は儒教の影響か、仏教に携わる僧侶が賤しい身分だった事に驚いた。
パラサイトのクソオヤジ役が国王なんだけど、あの印象が強すぎて品の無い国王に見えて仕方なかった。
コメントする