「文明国の名折れですよ。」王の願い ハングルの始まり Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
文明国の名折れですよ。
1400年代、李氏朝鮮第4代国王の世宗大王が訓民正音という名称で交付したとされる現在のハングルにあたる文字の誕生までの話。
「本作品は歴史の一節を基にしたフィクションです」だそうです。
八萬大蔵経に纏わる出来事から始まり、僧の力を借りて、簡易で民が学び使える独自の表音文字をつくっていくストーリー。
サンスクリットやパスパ等を参考にハングルを作っていく様は、閃きと発見と試行錯誤を繰り返しで面白いし、明からの圧力やヨダレダラダラ君の仄かな思い何かもあってなかなか良かった。
でも、やっぱりある程度まで話が進むと、変化が乏しくダレてくるし冗長に感じるところも多かったかな。
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