「ジョーを思い出すとは思わなんだ」マークスマン kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)
ジョーを思い出すとは思わなんだ
「あしたのジョー」はラストで死んだのか?眠っているだけなのか?昔はそんな論争をする人たちがいた気がする。メトロポイントのCMに使われているので改めて認知度が上がっている可能性はあるが、熱く語るのはおじさんだけだ。
さて、リーアム・ニーソン主演のおじさんアクション映画の傾向が変わってきている。前作の「アイス・ロード」もそうだったがアクションがめっきり減っているのだ。年だからね、仕方ない。
でも本作はリーアム・ニーソン演じる男が海兵隊のスナイパーという設定。アクション少なめでも成り立つ!ただ、実際に観るとスナイパーとして活躍するところはそんなに多くない。狙撃手だったって描写もあったか?と思うくらい。もう少し狙撃のすごさが表現されていたら点数は変わったはず。
そこ狙う?なんてツッコミもしたらダメかな。いや、どう考えてもチョイス間違えてるっしょ!最後は自分で選べ!みたいにカッコつけてるけど、撃たれたらどうすんのよなんてツッコミも無粋だな。
そしてラスト。ごめんなさい。感動はしなかった。ただ、あしたのジョーのラストのように穏やかな笑顔で終わるんだなと。これどっち?なんてこと考えるのはさらに無粋なんだろうな。
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