劇場公開日 2022年1月7日

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「ロードムービー的形を通して「家族」「生活」「社会背景」「カルテル」「アクション」」マークスマン AKF-RHOOさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ロードムービー的形を通して「家族」「生活」「社会背景」「カルテル」「アクション」

2022年1月11日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

ロードムービーというと、思い出されるのは「勇気ある追跡」「グロリア」「ペーパームーン」に、傾向は少し違うが「ランボー ラスト ブラッド」があるが、この作品は心にじんわりと響くものが残る。アメリカとメキシコの麻薬カルテルから、少年家族に問題が起きてメキシコからアメリカに脱国する時、アクシデントが起きることから始まる。そこで少年(家族)が元海兵隊の男と会い、それを追うカルテルが絡んで進んで行く。よくある映画にアクション中心のものもあるが、この作品は、アクションが主軸でなく、男の生活、社会背景、家族内の立ち位置(娘)に、少年の生活、社会背景を通しながら、双方共に大切な人を失くし心の痛手心を負いながら、しっとりと物語は進んでいく。
★デジタル5.1ch鑑賞
★重低音△
★音圧○
★分離度◎
★音移動○
★サラウンド◎
★サイド・後:(活躍度)2
銃撃戦、残響音など

AKF-RHOO