劇場公開日 2021年9月23日

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「ベネディクト・カンバーバッチの命がけの演技が凄すぎます」クーリエ 最高機密の運び屋 Yojiさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ベネディクト・カンバーバッチの命がけの演技が凄すぎます

2021年9月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

予告編で興味があり早速鑑賞。キューバ危機を舞台にした実話。この作品はたくさんの人に見て欲しい傑作です。
特に後半のベネディクト・カンバーバッチの命がけの演技は神がかってます。
1962年10月、アメリカとソ連の冷戦時にCIAとMI6の諜報活動を突然依頼されたセールスマンが主人公です。
前半の単なる西欧に土地勘のあるセールスマンのスパイ活動依頼から徐々にソ連の諜報活動に入れ込み、ソ連側の情報源ペンコフスキーとの友情、それぞれの家族との葛藤、様々な社会情勢の変化と迫る来る核戦争の危機。
中盤の息詰まる展開は見応えがありました。ラスト近くの男同士の友情シーンは個人的に感動して泣けました。
実話だけに今だから映画化できたというストーリーです。誰にでもお勧めできる作品。ぜひ映画館でご覧ください。

Yoji