劇場公開日 2021年10月29日

  • 予告編を見る

「めちゃ社会派。それも最近の実話って。」モーリタニアン 黒塗りの記録 ゆき@おうちの中の人さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0めちゃ社会派。それも最近の実話って。

2022年10月14日
PCから投稿

犯人を逮捕する話ではなく、「拘束の不当性を証明する」。
なるほどね、と。

人権活動家の弁護士を、ジョディ・フォスター。
友人を9.11でなくした軍の代理人を、カンバー・バッチ。
どちらも渋い役。

容疑者への自白強要シーンは、ちょっとPG15っぽいところもあったし。
弁護士が情報開示を求めた資料が、黒塗りばかり。
「誰かが罰せられねばらなない、でも誰でもではない」。
これ、世界の司法関係者に訴えたい言葉。

実話でしかもこの6年ほど前の話。えええ!。
映画のストーリーは途中で終わっていても、その後どうなったかの本人登場。
もっと驚きました。

⭐️今日のマーカーワード⭐️
「(アラビア語では)自由と許しは、同じ言葉」

ゆき@おうちの中の人