「外敵を作り続けなければならないアメリカ」モーリタニアン 黒塗りの記録 ニコラスさんの映画レビュー(感想・評価)
外敵を作り続けなければならないアメリカ
国威発揚のためなのか、常に自国を狙う敵を作り、その驚異から国民を守るという姿勢を崩さないアメリカ。
そのメンツが悪い方向に出てしまう典型のようなできことではないかと感じました(我が国でも犯人を誘導するような捜査もありますが)。
ともあれ、時の経過に合わせ緊張感が募ります。
出演作を絞り込むジョディ・フォスターは流石の演技、カンバーバッチも静かに燃える炎のような演技でアメリカの良心を演じたと思います。
良い作品でした。
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NOBUさんのコメント
2021年10月31日
こんにちは
映画は娯楽でありますが、私は総合芸術でもあり、観る側に様々な事を問いかける文化でもあると思います。
今作品は、その様な意味でも意義ある作品だと、思いました。では、又。
NOBUさんのコメント
2021年10月30日
今晩は
今作は見応えがありましたね。
忌まわしきテロに会った、世界を牽引するアメリカの負の姿を見事に切り取った映画でしたね。
テロ行為は、負の連鎖しか生み出さないという事も再認識した映画でした。
9.11を知らない世代が全世界で増えているという事実。
宗教感の違いにより,起こるテロリズムの負の連鎖。
大きな問題提起を英国の映画人が発信した映画であると思いました。
では。