「キャシーの壊れかけた心が痛々しいが、暗くはならず、カラフルで軽妙に...」プロミシング・ヤング・ウーマン tsumu mikiさんの映画レビュー(感想・評価)
キャシーの壊れかけた心が痛々しいが、暗くはならず、カラフルで軽妙に...
キャシーの壊れかけた心が痛々しいが、暗くはならず、カラフルで軽妙に物語が進んでいく。
傷つける側と傷つく側、傍観者と当事者の感じ方の違いが大きく人生を分けてしまったが、ガキの頃(大学生にもなってガキ?)の悪ふざけで罪の意識から逃げるのはまさに男目線の倫理。
このまま無神経な男達が逃げおおせたら許さない!と思っていたら最後の逆転劇で気が晴れた。
ひと捻り、ふた捻りのある復讐ドラマ、意外性に加えて、いろいろな見方、感じ方が出来、キャリー・マリガンの見事な演技も光る面白い作品だった。
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