「ジェンダーバイアスがどうのとか関係ない。レイプは傍観者も含め犯罪だろ!の痛快復讐譚。」プロミシング・ヤング・ウーマン 満塁本塁打さんの映画レビュー(感想・評価)
ジェンダーバイアスがどうのとか関係ない。レイプは傍観者も含め犯罪だろ!の痛快復讐譚。
この映画はなんだか有料パンフレット見ても「ジェンダー・・・」がどうだこうだ、こ難しいこと書いてあって、私的によろしくない。アカデミー脚本賞だかも「ジェンダー・・」がどうこうは関係ねーような気がした。
簡単に言うと親友の同じ医学部同級生が性的暴行を受け、結果的に亡くなったことに対する復讐譚。主犯が今の世をのうのうとエリートとして生きているのが、最後の最後に最悪の裁きが下されるのはいいキミであり、溜飲が下がる。どんでん返しもあり面白い。
まあ傍観者も同罪なのも当然。自分がその立場に立てよと言いたくなる。まぁ酒場で女性お持ち帰りはアメリカ人の伝統だから仕方ない。キャリー・マリガンが「若くはない、ただおばさんでもない」友人の復讐に密かに燃える主人公を好演。
ただ、医学部は普通、中退しないよ。ここは現実には絶対にありえない描写。別にライセンス取ってからも、復讐はできるじゃないか??所詮医者なんて・・・「手術できる」医者除いて、適当に処方箋書いて、汗を全くかかないで、あとは看護師、介護福祉士に任せて、ふんぞり帰っていればいい、完全文系職のこの世で一番楽でズルなお気楽稼業だから。・・・ただしこき使われる研修医と小児科医は除くけどね。
そうですね、医学部で、外科関係以外で小児科選ぶ人は、多少の気骨を感じますねぇ。それに比べて内科医と精神科医のだらしなさ、ただの文系(どんな最低レベルのバカでも勤まる)はお笑いですね。ただ処方箋書くだけ。