「理不尽な世の中をどう生きるか」茜色に焼かれる kdさんの映画レビュー(感想・評価)
理不尽な世の中をどう生きるか
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冒頭のブレーキ踏み間違え事故は、高級官僚ってことで、例の事件が想像できる。なぜ逮捕されないのかという、遺族の思いや、加害者側は既に済んだ話とされ、守られる弱者が守られない
シングルマザーとして働くものの、昼のパートでは、新人の学生が来るということで首になり、風俗嬢の仕事では、そもそも男に見下される
お金の為に働くとはいえ、出費は、義父の入院費と旦那の愛人の子供の養育費
ようやく久しぶりの恋が出来たか思えば、遊びだとふられる
ここまで重なるのかと思うなかで、
職場の子には、もっと怒った方がいいと言われ、息子には何を考えているかわからないと言われる
確かに、そこまでして、生きる意味は何だろうなと考えさせられる
弱い人が守られるべき規則とか決まりが、悪い方に付け替えられてしまう。
首にする口実に、廃棄品を持っていっていた規則違反を言われ、
家に火をつけられたのに、周りに迷惑をかけたら退去の規則により退去させられる
出てくる男もみんな屑だけど、
同じ風俗嬢の女の子と、その店長だけは味方でいてくれたのが救いかなぁ
風俗嬢の若い同僚に恋した息子、お姉さんに憧れる気持ちわかるなぁって、何でもしてあげれるって若いときは思っちゃうよなぁと。
でも、彼女自信も悩み、生きる事をやめたことを誰も攻めれない
マスク姿やコロナが普通に出てくるのが、今の時代ならではだな
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