劇場公開日 2021年3月26日

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JUNK HEADのレビュー・感想・評価

全201件中、161~180件目を表示

5.0狂気全開

2021年4月4日
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いい意味で製作者の狂気をビシビシと感じる作品でした。ストーリーはあまり期待していなかったけど、ハラハラする場面も多く面白かった。

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FJ

4.5これは事件だ!

2021年4月4日
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鑑賞方法:映画館

異形の想像力の産物を、7年掛けてたった一人ですべてを創造した狂気!
何にも似ていないのに、王道のエンターテイメント。
これは日本映画史上の事件だ!
リアルタイムで劇場で観たことが将来自慢できるやつ!必見。

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ぱんちょ

4.0造形センスは超一流。製作7年。ストップモーションアニメの神髄を観た!

2021年4月4日
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鑑賞方法:映画館

「期待感」と「リアル」のはざまで、意見の分かれる映画ではあるだろう。
右も左もわからない映画初製作のひとりの男が、ほぼ独学、ほぼ独力で、7年の歳月をかけて作ったストップモーションアニメときいて、みなさんはどう思うだろうか。
「しょせん、たかが自主製作映画」みたいなノリで観に行ったら、正直度肝を抜かれるだろう。
一方で、「巷で大評判、観ないとモグリ」みたいに煽られて観に行って、「あれ、そこまでのもんだったか??」と思う人がいても、別段おかしくはない。
この映画には、想像をはるかに凌駕する部分もあれば、そうでもない部分もあるからだ。
それに喝采するのも落胆するのも、客側の勝手。
本作は完全な個人製作映画だ。だから「客の先入観」からすら、自由なのだ。

僕は個人的には大変楽しめた。

正直、期待していたのは、もっとすごいものだったかもしれない(笑)。
ディストピア感満載で、ダークでシュールでシリアスで社会批評的な作品。
たとえば、『銃夢』みたいな。ぱっと、ロボット/サイボーグの冒険ときいて思い出すのは、ディズニーの『ウォーリー』だが、それとサイバーパンクのノリを混ぜたようなダークSFを勝手に想像していたのだ。あるいは、最近だと『デカダンス』のような。あれは、キンゲとモンハンとロボコンを絶妙にブレンドした凄いディストピア・アニメだった(乗り換えられる義体とか、地上と地下の二重世界とか、設定も『JUNK HEAD』とよく似ている)。

しかし、実際の『JUNK HEAD』はだいぶ違った。
設定自体は壮大だし、世界観も独特だが、お話自体はあまりそれによりかかっていない。
どちらかというと、「記憶をなくしたポンコツロボット」を冒険させるための前提と、それをとりまくビジュアルイメージ&クリーチャーの背景として活用されている程度である。
さらにいえば、映画のなかで設定や世界観はたいして説明されない。最低限わかってもらえれば十分というスタンス。パンフレットを通読して、ようやくわかること、腑に落ちることが山ほどある。逆に言えば、パンフを見ないと設定や世界観の細部は「絶対にわからない」。

かわりに、とにかく「パペットが動くこと」と「パペットの造形」「セットの造形」には、ちょっと信じられないくらいの労力と熱意とエネルギーが費やされているのは、ひしひしと伝わってきた。
やはりこれは、「人形を動かす」ことを第一義につくられた映画なのだ。

この映画の基本は、「暗がりからクリーチャーが出てきて逃げる」と「高所から落ちてバラバラになる」という「一連の動き」の繰り返しでできている。
だから、『ブレードランナー』や『オートマタ』よりは、まちがいなく『エイリアン』に近い。
アニメでいえば、地下世界における「クリーチャー&転落」のアクションという意味では、『メイドインアビス』とか。
壊れるたびに第三者の手で別の姿に作り替えられ、まわりのキャラクターと物語が切り替わっていくという意味では、ある種ロードムービー的な作りともいえる。赤い合羽の少女や三バカ(『ラピュタ』っぽい)とのシーンには、少し宮崎駿臭が漂う。
なんにせよ、この映画において「主人公の目的達成」や「世界観から導かれる批評性」には、さほど重きが置かれていない。より重視されるのは、「アクション」と「掛け合い」だ。
だから本作は、たぶん子供が見ても飽きずに楽しめると思う。
考えさせるより、造形とアクションとスラップスティックとショック描写が優先される。
キャラが惨殺されたりもするが、総じてのノリはのほほんとして、陽性で、あっけらかんとしている。
意外に、「気楽な」映画なのだ。

とにかく動かす。手をかける。こだわる。念を入れる。そこにすべてが注力されている。
この映画の核心は、「ストップモーションアニメーション」であること、それ自体である。

だから、どれだけダーク・ファンタジーやディストピアSFの要素があろうと、この作品の本質は「アルティザン」(職人)の映画である。
考えてみれば、ハリウッド超大作のSFXだって3Dだって、実際にはものすごい手間と人手がかかっていて、十二分に「職人的」ではあるのだけれど、「手作り」「コマ撮り」となると、その親密さ、触知可能な職人感はいや増しに高まる。しかもほぼ独力で作り上げたとなれば、なおさらだ(追加撮影分の1時間には数名のヘルプがはいっているそうだが)。

造形やモーションに関しては、完全に監督の「個」を感じさせるものだが、もちろん何某かの影響はあちこちから受けているわけで、既視感ゼロというものでもない。むしろ、「40代後半の男性(僕を含む)が、日本でさまざまな映画やアニメを享受してきたら必然的に身に付く」教養をビジュアルイメージの背景にもっているのは確かだろう。

あるかないかわからない影響関係を取りざたしてもあまり意味はないが、少なくともジャン・ピエール・ジュネや、テリー・ギリアム、ティム・バートン、ギレルモ・デル・トロあたりの映画とはビジュアル面での類似性が認められる。敢えてコマ撮りを選択しているだけあって、ヤン・シュヴァンクマイエルやブラザーズ・クェイとも、造形上の親和性は高い。日本人でいえば、雨宮慶太のビジュアルイメージとも地続きな部分があるだろう。

クリーチャーの造形には明らかにギーガーからの影響が感じられるが、個人的にはヘネンロッターの『バスケットケース』シリーズや、バーカーの『ミディアン』(クローネンバーグが殺し屋役で出てたあれ)なんかも思い出した。あと、似てる似てないだけでいうと『マブラブオルタナティブ』のBETAさんっぽい(笑)。
とはいえ、造形センスと実際の仕上げに関しては、たとえなんらかの影響関係はあったとしても、独自の世界を形成しているのはたしか。
完全に「グランドマスター」の領域にあり、超一流といっても過言ではない。
ご本人も、映画監督としては駆け出し感があるだろうが、ことデザインと実際の成型技術に関しては、絶対の自信をお持ちなのではないだろうか。

なんにせよ、期せずして同時期に、2作のストップモーションアニメ、『PUI PUI モルカー』と『JUNK HEAD』が世間の評判を呼んでいるというのは、なかなかに興味深い現象だ。
どちらも、製作開始自体ははるか昔であり、示し合わせたわけではない。単なる偶然なのだが、こうやってストップモーションアニメにあらためて光が当てられるのは、かつてのウォレスとグルミットやピングー、チェブラーシカあたりの人気を知る人間としてはうれしい。

コロナに苦しんだ一年を経て、「個人製作」や「手作業の温かみ」への再評価がなされている、というと、うがちすぎだろうか。

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じゃい

2.5この作品を

2021年4月4日
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鑑賞方法:映画館

ほとんど一人で製作されたと思うと頭が下がります。グロい部分や下品な部分もあるけど、なんか努力が見えてしまうと🆗の様な。ストーリーがもう少し面白いと良かったです。

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ごっとん

3.0ストップモーション

2021年4月4日
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ストップモーションアニメは大好きです。応援したいですが、ストーリー展開は、雑に感じました。
キャラクタービジュアルもあまり独創性を感じませんでした。
ただ音楽とのマッチングがよく、MVにあると良さそうだと感じました。
次回作もあれば見たいと思います。

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TSUTAYA

3.5"ポン太"

2021年4月3日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

興奮

グルートでロボコップでC-3POでイウォークでエイリアンでガンヘッドでシュールでグロ、カワ、キモ、続編ありきの半端な終わり方、次も観たくなるじゃねぇーか!

同じ回にクドカンがいた、鑑賞後に本屋に行ったらまた宮藤官九郎がいた。

行って戻って帰って行って上から下から迷路のような、そこを曲がれば変態的クリーチャーが至る所にファミコンみたいな感覚とシュールな展開に笑える。

あと二作あるらしいけれど本作からどれだけパワーアップした物を作れるか、地獄の3鬼神、あの3バカが登場しないのなら少し残念、監督の苦労して作った感が先行し話題になっているがもう通用しない、どれだけ面白い内容の物語を作れるか映像のLOOKを含めた斬新さを期待したい、ハードルは高くなるばかり!?

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万年 東一

4.0「すごい」けど「面白い」ことは無かったかもしれない

2021年4月3日
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まず、令和のこの時代に少人数でこれだけ緻密なストップモーションの作品を作り上げたこともすごいですし、キャラクターのデザインも尖りまくってて非常に魅力的です。

しかし、ストーリーには違和感がありました。
本作のテーマには生と死、天国と地獄、地上と地下、男と女がありますが、それらを表現するプロットが非常に単調です。
ネタバレを避けるため曖昧な表現になりますが、起承転結の「起承転」まではほぼ同じ構成で組み立てられており、基本的に「脅威が現れてはそれに追われ、そして新しい場所に辿り着き〜」の繰り返しで正直退屈でした。

ただ、それを補ってあまりあるほどの世界観とキャラクター達の魅力があり、ラストの展開はなるほど!と思わされました。
3部作とのことなので次回作も楽しみにしています!

色々と言いましたが、ぱっと見の世界観やデザインに抵抗感がなければ観る価値は間違いなくあります!

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TKTY

5.0アカデミーマジキチ賞

2021年4月3日
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もしアカデミー賞にマジキチ部門ってのがあったらブッチギリ受賞&即時殿堂入り間違いなし、堀貴秀監督が独学で7年掛けた、秒あたり25フレームで上映時間99分、14万コマのパラパラ漫画映画

環境が破壊尽くされた後、地下開発のために開発した人工生命体が自我を持ち人類と抗争起こしてから1600年後の世界、そこで巻き起こる地球を縦に掘り込む大冒険

すべてがイカれてる

芸術が根っ子に孕んでる狂気性が無造作に大暴発、モナリザと同じノリで世界中の人に勧めたい、キモカワな造形に愛着あるならもう絶対

あえて大画面のとこ選んで良かった
危なく見逃すとこだったよこんな大傑作を

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sysr

4.0クオリティはJUNKでない野心作。

2021年4月3日
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たまに、こんな無名のクリエイターの凄い作品にあたるから、映画行脚はやめられません。ロボット化した人間が、人類復活の遺伝子を求めて、別に進化した人類が住む地下フロアを探検するお話しで、ジャン・ピエール・ジュネのようなグロテスクでダークな造形や美術、世界観に圧倒されます。だけど、ストップモーションアニメなので、どこかユーモラスなのが魅力です。作品のクオリティもさることながら、独学でこれだけの作品を創り上げた監督の心意気に対して、一映画ファンとして応援したくなります。次回作が楽しみですね。

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シネマディクト

4.0狂気の如し執念

2021年4月2日
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初めてアートワークを目にした時から、これは絶対に観ると決めていました。
上映中「すげぇなこれ…」と何度唸ったでしょう。
それほどまでの情報量が見てとれ、とんでもない作品である事を思い知らされます。
ストップモーションでこれだけ緻密で滑らかな動きってあったろうか?
しかもこれを一人で作っているのだから、7年という制作期間もうなずけるというものです。
まさに狂気の如しその執念でしょう。
全編SFベースにブラックユーモアニアというかエログロが散りばめられていて、それでいて実にキュート。
ビジュアルよりずっと愛らしいキャラクターばかりで楽しいです。
作り込みの深さはストップモーションの動きだけでなく、舞台設定やカメラワークにも見られ、セット組も尋常ではありませんでした。
少し粗めの音楽も世界にマッチしてましたね。そう、ここら辺で少し「鉄男」っぽさを感じました。のは私だけでしょうか?
このように驚きの連続でしたが、強いて言えばストーリーラインが堅調な印象。
でも、元々三部構成くらいで考えられているらしい(実際やるかはわかりませんが…)ので、それを見越した本作だったのかもしれませんね。
エンドロールではスタッフ名でこれまたたまげます。合わせて撮影風景も流れるのですが、それ見ると「いやー、これはとんでもない作業だわ…」と改めて思い知らされますよ。
とにかくインパクトが物凄く、中々頭から離れない作品でした。
こんなもの見せられたら、次作が気になってしょうがありません。監督のこれからの活躍に期待しています。
それと、本当に本当にお疲れさまでした。

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白波

4.0スッゲー根気‼️

2021年4月2日
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およそ一人で作ったとは思えないセットとキャラ、ストーリーに脱帽。続編キボンヌ‼️

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ムロン

5.0純粋に感動…

2021年4月2日
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全く飽きず鑑賞。凄い世界観でした。監督の執念に近い熱量を感じた。SF?架空の世界でも思いやりだとか、恩義が感じられる素晴らしさ。
ここ数年で、一番の作品に出会えた。レビューは書いた事がありませんでしたが、この作品が多くの方に知ってもらえたらな、と。みんな違ってみんないいって感じ。あっぱれです。

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こい

4.0CG全盛の今の時代に…

2021年4月2日
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興奮

この撮影手法は、懐かしくもあり、一緒に行った息子には新鮮に映ったみたい。
膨大な労力と時間をかけて、ダークファンタジーなのかな⁈ショート版テレビで紹介されてたのを観てから何年???よくぞここまで作り上げました!と思いました。
ストーリーの結論?はこの映画では付いてない気がするので、完全版とか続編とかの形で続き観たいなぁ〜!
ちょっと「ヒツジのショーン」や昔の「ピングー」思い出した😁

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キチ

4.5楽しいんだろうな

2021年4月2日
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作っている間、さぞや幸せなんだろう

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うんこたれぞう

5.0世界に誇れる日本人映画監督がまた一人増えました

2021年4月1日
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これをストップモーションで作ったなんて信じられません。

すべてのキャラクターに魂が宿っています。

何百人もの有能なクリエイターが集まって細かな表情筋まで描き出すディズニーやピクサーに、たった一人で渡り合う気かと思うほどの熱量、気概を感じます。
まったく表情のない人形を繊細に緻密に動かして、一つ一つのキャラクターに魂が宿ってリアルに生きています。

ミニチュアスタジオから生み出されたとは思えない巨大迷路の閉塞感や、地下世界の深淵さを感じます。
まさに堀氏はこの世界をたった一人で作り上げた神様です。

「光あれ」で6日で世界を作って7日目は休んでいた神様とは訳が違います。
7年間の歳月をかけて、地下世界のセットを作り、キャラクターをコマ送りで動かして生み出された世界。
とにかく見れば見るほど没入感が凄いんです。

さらに凄いのが、女性の声を除く全てキャラクターの声を堀氏が一人でやってのけている事です。
未来語を作り出す才能、キャラクターごとの声音の使い分け、感情の起伏の表現、声優としても異彩を放っています。

時々、アレ今、日本語喋ったよね?英語喋ったよね?
(もしかしたら他の言語も混じってるかも)という可笑しみもあったり、
声を出して笑いたくなるおとぼけシーン、時に下品な笑いを明らかに狙ってるシーンもあったり、楽しめます。
最後の方では、ありふれたシーンにもかかわらず、表情のない能面顔にハッキリと悲しい泣き顔が見えて不覚にも泣きそうになったり。

好き嫌いが割れそうなグロカワ系ワールドですが、この緻密に完成された世界観は一見の価値があると思います。

堀氏の言葉が女性蔑視と取らておりましたが、この世界観を理解したらあの言葉は蔑視による発言ではないと分かると思います。
私は女性ですが、堀氏流の褒め言葉だったと受け止めました。
一連の騒動は、好きな女の子にブスと言って泣かせて謝罪に追い込まれた小学生男子を思わせます。
今の世界の言葉尻を取って蔑視だ差別だと騒ぐ事に閉塞感を感じます。
「バカ」という言葉が時には愛情表現で使われるように、同じ言葉を使っても、そこに込められる思いや感情は、その人の人なりや互いの距離感によって変わってきます。
相互への理解力が必要だと思います。

堀氏の世界感は品性がある美しい世界ではないかも知れません。万人に受け入れられるのは難しい事です。
でも堀氏独自の愛情表現や美意識、世界観が一人でも多くの人に伝われば良いなと思います。

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Ganymede

4.5うろうろしてる感覚が楽しい

2021年4月1日
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情熱と狂気と愛とエネルギーの詰まった、ストップモーション・アニメーション!
7年の時間を費やし、ほぼ一人で作り上げた魂の一作(人形やセットについては、ボランティアスタッフの手伝いはあったみたいですけど)。

物語とか、設定とかはどうでもいい。
登場する主人公の人間(サイボーグ)と一緒に、打ち捨てられて廃墟となった巨大建造物の中を、うろうろしている感覚を楽しめるなら、オールOK。

これ「第1話」っぽい。
全2〜3話くらいでまとまったら、傑作になると思うのだが(長すぎるのはよくない)。

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コージィ日本犬

4.5期待通り面白かった〜

2021年4月1日
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制作は日本だけど韓国のコメディアクションみたいなテンポよく笑える映画でした。出てきた化け物がエイリアンみたい、狙ってやってるんだろう。化け物を退治したはイイが…最初の任務はどうなった?忘れた?

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Oyster Boy

3.5孤高の天才

2021年4月1日
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主人公が色んな試練を乗り越え人間味溢れるヒトになっていくストーリーが素敵だったな。
続編が観たいけどあと何年待たされるかな😃

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たつじ

5.0エンドロールまで語れる

2021年3月31日
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ストーリー展開が良く映像の作り込みがすごい、実写なら確実R指定のディストピアぶり。
ダークな中にもキャラ間のつながりや信頼関係などの演出はストップモーションアニメとは思えないほど。
色々書きたいですがひとつだけ、エンドロールは"えっ!!"とニヤリ、「堀貴秀」の名前は印象に残りました。

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mahimahi raider

4.5スペシャル・ワンな一作です。

2021年3月31日
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すげ〜です。一人で七年?いやはやすげ〜です。
全部一人で?すげ〜としか言えないです。それ以上の言葉が見当たりません。
エンドロールで製作工程の一部が映ります。いや、ほんと、すげ〜です。

さて、この製作工程やそのクオリティだけが素晴らしいわけではトーゼンありません。映像作品として、物語として素晴らしいのです。
物語だけではなく、クリエイトした世界観が素晴らしいです。

オープニングからワクワクが止まらないです。何が始まるんだっ?て。呆気にとられているのも束の間、面白いストーリーに惹き込まれます。登場人物の数やシーンの舞台数が少ないので、こじんまりした感じに見えちゃうかもしれませんが、スケールはでかいです。
本作は冒険活劇に人間社会の縮図を当て込み、終始飽きさせません。キャラクターも立ってます、みんか。人間模様も描いちゃってます。哀しい話も。ちょっとした謎もあり、それらか明らかになるときに、改めてしっかり創られた世界観にビックリです。うーむ、そうつながるかーって。
で、底辺にながれるのは旅と他者との触れ合い。
そのキーとなるのが題名なわけですが、話の作り方うまいよなーって舌をまきます。

感動ポイントや2段ロケット的盛り上がりも用意されているので、ベタっちゃーベタですが、上がります。
で、こんなに大変な撮影なのに、ギャグも入ってるという小粋さ。見せるギャグ。いーじゃないすか。
ナイス、エンタメ。

カメラワークがいいんです。なんで工程増やすようなカット割するかねーって思うほどに緻密かつ贅沢なんです。よいですね。ほんとよいです。
それに、無表情の人形が演じているのに、表情がわかるようなんです。感情が伝わります。カメラワークだけじゃない総合的な演出が秀逸なんだと思います。

沢山の方に観ていただきたい、傑作です。
予算かけて人数かけて、続編作っていただきたい。

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バリカタ