劇場公開日 2021年3月26日

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JUNK HEADのレビュー・感想・評価

全203件中、201~203件目を表示

4.5ストップモーションアニメとディストピアSFの親和性と神話性

2021年3月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

どことなく弐瓶勉『BLAME!』を彷彿させる世界観に、愛らしい造形の人形を用いたストップモーションアニメ。表現方法ゆえか、普通ならグロテスクな描写も和らいで見える。
クリエイターにこういう言い方は失礼かもしれないけど、大変よくできた映画だ。ストーリーは比較的先行作品のあれやこれやに似た印象も受けるが、やや独自性があるのは、これが神話の成立過程を描く物語でもあるというところ。いつかあの互いにあまり連絡もなさそうな地下世界で、共有された「神の物語」が出来上がっていくのだろうと想像すると、なかなかに興味深いものがある。
物語はやや唐突に「俺たちの戦いはこれからだ」的ラストを迎えるが、いずれ生み出されるであろう続編が楽しみだ。
そしてフランシスとジュリアン、君たちのことは忘れない……

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よしえ

5.0キモ可愛い世界観、廃墟と謎と笑いを

2021年3月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

CMから、「ダークな世界観なのかな?」と思っていたが、ギャグが多く、楽しんで観れた。

三馬鹿や主人公など、キャラクターはそれぞれ謎の言語で喋っており、動きがコミカルで可愛らしい。
不気味なキャラが多いが、映画を見るとキャラ立ちに驚かされる。

瓦礫や壁の汚れ具合、天井の配線などとにかくセットが雰囲気抜群。
九龍城砦など大型廃墟が好きならハマる。
あとサイレントヒル好きの人。

音楽もノリが良く、かっこいい。

独特の世界観がおすすめ。

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ののの

3.0SF人形劇

2021年3月26日
iPhoneアプリから投稿

出てくる登場人物は、ドラゴンボールのナメック星に住んでいるような生き物だったり、バイオハザードの化け物を彷彿させる。

人形を使ったアニメーションは、愛くるしさ(気持ち悪さも)が伝わってくるし、ところどころクスッと笑える場面もあった。

ストーリーにもう少し深みがあれば良かったと思ったが、パンフレットを読んでみると、より理解もできるのではないかと思う。キャッチコピーか何かで、ディストピアとあったが、意外とそこに住んでいる人は、その世界を楽しんでいる感じもしました笑

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