「圧巻」JUNK HEAD みゆこさんの映画レビュー(感想・評価)
圧巻
過去、ニコ動でこれを知り、クラウドファンディングにも参加、
長かった・・やっと映画として観れました・・!まずそれが嬉しい。
自分と同じで、あの頃から待ってた人多いと思う。
一緒に観に行った相方はJUNKHEADについて何も知らない人
だったのですが、「こんな面白いと思わなかった!」と言ってくれました。
☆ストーリーを簡単にまとめ☆
地上は人間が暮らす世界、
地下は人間が創った知的生命体マリガン達が暮らす世界。
(人間といっても、生身で生きている人間はもうおらず、
微量な電流で頭部だけでも自我が保てる存在に。生殖機能も無い)
過去に人間とマリガンの間で対立があったが、もう大昔の事なので
すっかり悪い感情はなくなり、今はマリガンからしたら人間は創造主的存在。
生殖機能の無い人間は、ウイルスによる人口減少で
滅亡の危機に立たされているが、
あるとき地下のマリガンに生殖機能が認められそうな存在を見つける。
主人公はダンス講師だったが、地下探索員に志願。だが、
地下へ向かう途中、移動ポッドが壊され体もふっとばされてしまう。
その後、マリガン達にバラバラの体を拾われ・・・。
という感じでストーリーが進んでいきます。
地下世界の造形、キャラ達、本当素晴らしいです。
退廃したガラクタの世界、グロかわ怪物達・・魅力的すぎる。
もう、このキャラたち生きてるよ・・。
CGじゃなくストップモーションだからか、存在感がすごいんですよね。
ストーリーのテンポもよかったと思います。アクションもすごい。
惜しくも星をすこーし減らしたのは、声関連。
日本語ではなく、独特の言語を話すので仕方ない部分なのですが、
こもったゴボゴボという部分が長々と続くとちょっときつかったりも。
まあ本当に些細な部分なのですが、少しだけ気になったので。
エンドロールの映像までしっかり観てください。
そこで改めて凄さを痛感すると思います。あとパンフは絶対。
続編待ってます。