スパイダーマン ノー・ウェイ・ホームのレビュー・感想・評価
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こんなん絶対にオモロいヤツやん!
アベンジャーズ以降、何でもアリなMARVEL作品ですが、今回もまんまとやられました(笑)
作品の出来も最高ですが、スパイダーマン同士の会話も楽屋落ち的なニヤリとさせる内輪ネタ満載で、声出して笑ってしまいました。
そのうち、全バットマン(役の俳優)VS全ジョーカー(役の俳優)とか出来るんじゃないでしょうか?(笑)
マルチバース
いや、そんな…そういうもんだけど、まさか!?
な、事が起こる。
マルチバースってこういう事なのだと、すっごく理解できたように思う。
ミスティリオからの流れはあるものの、あまりにも多いアンチな世界に驚く。短い助走を経てトラブルは起こるのだけれど…いやいやw
まぁ、漫画だからいいのだけれど、親近感が湧きまくり。その失敗を経て怪人大集合な物語になってくのだけれど…最後のアレはなんなのだろう?
ああ、まだ語られないマルチバースの住人達だったのかなぁ。それはいいとしても、なんか色々変わった世界に着地したような違和感が残る。
自由の女神の盾は…?
何かがリセットされたような光景に戸惑う。
怪人達を治療するのは良いのだけれど、見るからに安っぽいアイテムで、それを作る過程にもチープ感が漂う。案外あっさり作れて100%の効き目。
…ツッコまずにはおれない。
砂に変化した人体を元に戻すって…お前ら何者だ!?
映像は凄まじい。
めちゃくちゃリアリズムを提供してくれるのだけれど、取ってつけたような解決策を呑み込みにくかった。
副題である「noway home」をがっつり描いた切ないラストではあったけれど、ピーターの成長をもしっかり描いた作品でもあった。
喜怒哀楽の喜と楽が目立ってたこれまでだったのだけど、怒りを露わにして、哀しみを経たピーターは、少年から男になっていた。
墓前に佇む横顔なんかは別人のようにも見える。
トム・ホランドが大好きになった。
デフォーの曲者ぶりも流石で見応えある。
何よりあり得ない共演が実現した今作。
スパイダーマンを見てきた世代には、もう何だろ?感動って言葉だけでは言い尽くせない充実感もある。
オマケに出てきたヴェノムも気になるトコではあるのだけれど…また焦らされる事になった。
このシリーズは今後どんな展開を見せていくのだろうか?風呂敷がデカすぎて収集なんてつかないんじゃないかとも思うのだけど、新作が出る前には前作を見返してから行きたいと思う。
それにつけても…マルチバースの威力は凄え。
とんでもない設定をぶち込んできたなと改めて感心する。
事前情報は入れずフラットな気持ちで…。
なので、もう『はっ!』『うわぁぁ?!』『きゃー?!』と心の中で叫びました。
スパイダーマンの共演は豪華だし、ヴェランズの共演も豪華。
悪で無くなった彼らが元の世界でどうなるのか…決して幸せだけでは無いような気がします。
ピーター3が皆を助けると言い出した時は、そんな甘ちゃんなと思いましたが、歴史を改竄した事の罪を受けた彼が、これからさらに強いスパイダーマンになるのを見守りたい。
8位/500中 2022.01.20現在
まず最初に。
まだ書く前だけど相当長くなると思うから
映画に興味の無い人は見ないでね。
ネタバレも含まれます。
そして自分が後から振り返れる為の
感想でもあるので。あくまで感想。
レビューなんて大それたものではない。
記念すべき人生500本目。
多少思い出せない作品もあるとは思うけど
ランキング付けてる中では500本目で
その作品が、この作品で良かった。
マイランキング8位/500本中
ベスト5には届かないけど
6〜10は、ほぼ同率。
2022No.1は、1月なのに決まり。
これは、なかなか超えられないでしょう。
今年の対抗馬は
バットマン。
マイランキング1位はダークナイトなので
超える可能性はあるにはあるけど
あの3部作を超えるのは至難のこと。
あとは、
ブラックパンサー2と
ミッション〜だけど
どちらも大好きだし
確実に面白いと思うけど
ここまでの感動は無いだろうな
話を戻して
自分がスパイダーマンを始めて観た2002年
約20年前。
今となっては、普通だけど
当時としてはその映像に
とてつもなく興奮し、感動し
一瞬で心を鷲掴みにされました。
それまでも映画は大好きだったけど
1段階好きが上がった
それ以来、スパイダーマンが、marvelが
ずっと大好きで
スパイダーマン2の電車のシーンは
映画史に残る名シーンだと思うし
スパイダーマン3のヴェノムは
評判良くないけど自分は好きだし
アメイジングスパイダーマンも
予想よりヒットしなくて2でおわったけど
自分は大好きで
アメイジング2のラストシーンも
とても感動的で好き。
子供が飛び出して行ったシーンは
ヒロアカ1話目でデクが飛び出したシーンを見ると
いつも思い出す。
トムホランドのスパイダーマンも
前2人が好きすぎて
最初受け入れづらかったけど
作品を重ねるごとに成長して
なんか、子を見守る気分、、
それだけ自分も歳をとったのか。
そんなことがあっての今作。
自分は、いろんな好きなことに対して
にわかでもいいと思うんですよ。
にわかでもファンはファンだし
軽く好きでもファンはファンだし
詳しくても詳しくなくてもファンはファン。
ただ、今回のこの感動は
2002年から観続けた人間だからこそ
より大きな感動があると思う。
だからといって
まだ観たことない人も
今から
トビー版、アメイジング版、トムホ版を
観てから劇場に行っても大丈夫!
とにかく、これは劇場で観るべき作品。
ここからは、本当にネタバレになるけど
3人のスパイダーマンが揃った瞬間。
もう夢の世界ですよ。
それだけで泣きました。
現実的な話をするのならば
出演を決めてくれた
トビーマグワイア
アンドリューガーフィールドに
感謝しかありません。
だって、主役はトムホランドだからさ、
他の2人は、引き立て役みたいになると
予想出来るやん。
それでも出演した2人に敬意。
って、そんな小さい人間じゃないか。
ただし、引き立て役では全然ない!
2人ともしっかり活躍してくれて
とても嬉しかった!
アンドリューガーフィールドは
若干いじられてたけど。
腰が痛いとかさぁ
スパイダーマン的世間話もよかったなぁ。
トビー版は、もういいけど
いや、好きだけど、心残りはないというか
しっかり終わってると思うし。
でも、今回を経て
アンドリュー版は、
ワンチャン作ってもいいんじゃない?
トビー版MJも
アンドリュー版グウェンも
トムホ版MJも
スパイダーマンのヒロインは
みんな素敵。
けど、個人的にはグウェンが1番好きで
死んでしまった時は
とても悲しかったけど
今回、アンドリューが
MJを助けた時は
少しだけ心が救われました。
正直、最初は、ヴィラン達を
早く元の世界に戻せよ!
ってちょっと思ってました、、、、
でも、結果として
素晴らしい結末になって
自分の考えが浅はかでした。
途中でも書きましたが
ホームカミングを観てから
良作だなとは思ってはいたけど
深みは感じてなくて
なのでトムホスパイダーマンに
こんなに感動させられる日が来るとは
思ってもなかったです。
そして、本編終了後の2つの場面。
先日、ヴェノムカーネイジを観たとに
最後、何?ワープ?
とか思ったのが
いきなり解決!
ワクワクが止まらない、、、、
破片が残ったぞ??
そして、さらに、ワンダ!
大好きなワンダ!
もう一回言う!ワンダ!
ディズニープラス
短期間入ろうかな。
2ヶ月くらいで
marvelドラマ全部観るか。
マイベスト10なので
文句つける必要もないのだけど
強いて言うなら
こうなってしまったのも
トムホがストレンジに
ちょっかいだしたからだし
ストレンジもストレンジで
何かとやらかすしなぁ、、、
っていうところ。
あとネッドがいつもよりかは
面白さが足りなかったけど
今回の作風ならしょうがない。
スパイダっちゃえよ!
は、マイ映画史に残る名言!
ただし!
自分は、映画館で観るときは
字幕、吹き替えにはこだわらずに
観れる時間帯で選ぶんだけど
エンディングで流れる曲が
日本のバンドの歌で、がっかり
これは、ほんとやめて欲しい。
何かの映画の時にも書いた気がするけど
もし仮にこれが
ハイスタの歌が流れたとしても嫌だ。
やはり元の歌を使って欲しい。
あとすごーく細かいし
4DXを選んだ自分が悪いんだけど
4DXってイスが揺れるのよ。
で、揺れた後、椅子と椅子の間の
なんか繋げあるのが揺れて
カチャカチャ音がするのが
すごく嫌だなぁって、、、、
ケムリでスクリーンが見難い時もあるし
たまに光ったりして
側面の4DXって文字がめちゃ目に入って
現実に戻されるのも、、、、
なのであまり4DXは好きじゃない
選んだ俺が悪いけど
だって、その時間しか
観れなかったから、、、、
そんなことを言いつつ
本当に素晴らしい作品を
ありがとうと言いたい。
シャンチー、エターナルズを観て
ちょっと期待はずれで
これからもMCUは観続けるけど
以前ほど熱くなることはないのかな?
と思いかけてたけど
見事に裏切られました!
こりゃブラックパンサーに
ドクター・ストレンジにも大いに期待。
そして、このテンションで
アベンジャーズ展に行くぞー!
以下
超個人的主観による駄文のためだけに
盛大にスルーしてください
(RG風)
ノーウェイホームのあるある言いたい♫
ノーウェイホームのあるある早く言いたい♬
ノーウェイホームのあるある今から言うよ♪
ピーター、科学者並みに作れがち♩
それぞれのピーターの気持ちになりがち♩
スタンリー探しがち♩
備考 点数は自分が
生まれてから現在まで
観た映画をランキングにして
相対評価で点数付けてます
上位と下位から順番に
感想書いてます
初回鑑賞年齢→41歳
(2022年時点41歳)
初回鑑賞場所→映画館 小牧コロナ
鑑賞回数→1回
記憶度→99%
マイ映画ランキング
2022年時点
全映画中→8位/500中
洋画部門→8位/416位
自分の中で1番長い年月のシリーズ約19年
★5じゃ足りない
公開初日に観て、興奮しすぎて展開が展開なだけに脳の処理が追いつかなくて、先日2回目視聴してきました。
2回目もやっぱMCU特有のやりとりは笑えるし、アクションも展開も興奮したし、何度も涙が出て来ましたが、初見よりは落ち着いて観られました。
今でもまだ頭の中まとまらない感じはあります。
サムライミ版とマークウェブ版で登場したヴィランが、同じ役者で再登場するってだけでも過去作を観ている私やすれば興奮ものですが、こういうのって最終的にどうまとめるんだろう、ごっちゃにらなったりしないか?って疑問はあって、てっきりストレンジと協力して倒すんだろうかと思ってましたが……まさか、別の世界のヴィランを救うとは思わなかった。
元の世界に戻ったら死んでしまうというのを知って、何とかしようとするピーターは本当に優しい。
過去作のヴィランも根っからの悪人て訳じゃないのは確かですが、考えが甘いと言えば甘い。
作中でもグリーンゴブリンであるノーマンに「甘い」と言われるし。
そのピーターの甘い考えのせいで、ヴィランを呼び寄せちゃうし(半分はストレンジの責任もあるけど)、メイおばさんが死ぬ事になってしまうし……!!
もうここ本当に辛くて辛くて頭真っ白で、空いた口が塞がらなかった。
しかし、ここで出てくる「大いなる力には大いなる責任が伴う」
あああメイおばさんがその言葉を言うのかと……!!
FFHで鉄の意思を引き継いでヒーローになったんだと思ってたけど、ピーターが自分の持った力と行動に責任を持って本当の意味でヒーロー・スパイダーマンになるのはここからなんだと!!
その後も怒涛の展開で、アンドリュースパイダーマンとトビースパイダーマンの登場時はテンションがおかしかった!!!登場するんじゃないか的な噂は耳にした事はありましたが本当に出てくると思わなくて、メイおばさん死んでしんどかったのに、2人の登場で感情が振り回された。
3人のスパイダーマンのやりとりも本当に好き。
トビースパイディが手首からウェブ出せるのを他の2人が驚いてたり、恋人の話したり、過去に戦った敵の話してたり。
グウェンを救えなかったアンドリュースパイディがMJを助けたのも、その時の表情も切なくて涙出る。
トムホスパイディがノーマンを殺そうとするのをトビースパイディが止めたのも良かった…。
死ぬ運命のヴィランを救うだけじゃなくて、過去作スパイディもそれぞれ救うっていう、すごく心洗われた。
MJとネッドの2人は今作も本当に良いキャラ。特にMJはマジで頼もしいしピーターを支える良い彼女でしたよ!
MCU版スパイダーマンって家族、恋人、親友、ハッピーとか周りに支えてくれる人がたくさんいるのが良いなぁって思ってたけど、最後それがなくなったのが辛い…!
自分のした事の責任を取ったわけなんだけど、辛すぎる…。MJの額の傷を見て、言葉を飲み込むピーターの表情が切ない。大切な人の幸せを思っての行動なんだけど、MJとネッドは言ってほしかったと思うよ…。
思い出しそうな雰囲気ありましたけどね。
でもあの正体不明の孤高のヒーローって感じで街中をスイングしてるのカッコよかった…!
マックスが言ってた「黒人のスパイダーマン」とかヴェノムとか…今後の展開もすごく楽しみです。
改めてサム・ライミ版は良かったな
トビー・マクガイアのスパイダーマンがドラマも良く描けていて、オタク男子学生がびっくり能力を身に付けるという設定も良かったし、一番好き。
というか、トビー・マクガイア以外のピーター・パーカーは、どれもしっくりこない。
アンドリュー・ガーフィールドは好きな俳優だけど、ピーター・パーカーにはイケメン過ぎるし、
今のトム・ホランドは子供過ぎる。
という訳で、トビー・マクガイア登場は嬉しかったし、三人ピーター・パーカーが揃うのもワクワクしたけど、
最後の自由の女神のシーンは誰が誰だか見分けが付かず、しかも何をやれば成功とか説明が無いから、ただわちゃわちゃ動いてるだけで、緊迫感が無かった。
ドクターストレンジは好きなキャラだが、魔法が入ると何でもアリで、スタークの箱もドラえもんの道具か?と思う位、色々ご都合主義過ぎて、
ストーリーはつまらなかった。
終始、トム・ホランドの子供じみた我が儘行動で事件が動いて、そこもイライラするし、
ヴィランとか更生されて元の世界に戻されても、
状況は変わらないのだから、それで本当に一件落着なのか?と思わざるを得ない。
それで、メイおばさんだけ殺されて生き返らず。
見終わって嫌な気分しか残らなかった。
評価は高い分、期待して見たのでガッカリです。
最高
素晴らしいの一言に尽きます。
歴代のスパイダーマンを見ている人にとっては中盤あたりから鳥肌が止まりませんでした。
これで終わりなのは少し悲しいですが、他のヒーロー達の活躍にもとても期待です。
次はドクターストレンジ、とても楽しみです。
楽しめたけど…
スパイダーマンとしては凄く楽しめましたが、映画としては納得出来ないところが多い…
以下2回鑑賞後に追記
初見時にも上記の様な感想を持ったんですが、2度目を鑑賞した後で何がモヤモヤしているのかわかった点を書き出しました。
⚫︎今回のシリーズでは、省略されていたと思っていたベンおじさんの死亡と例のセリフを、メイおばさんに置き換えて結局やってしまた。
⚫︎ヴィランを治療してあげましたという傲慢な姿勢。大体ドクオクはピーターの正体を知った直後に改心して、自分が行った事のケジメをつけて死んでいるし、他のヴィランも改心したから全て解決とはならないと思う。
⚫︎みんなが感動しているガーフィールド版ピーターがMJを助けて、グウェンでの失敗をやり直せてめでたしというのは違うのでは?ただコレについてはガーフィールドの表情を見ていると嬉しいというよりは、余計にグウェンを助けられなかった事の悲しみが戻ってきて泣いていると描いていると思うので、映画にというよりはガーフィールド版ピーター良かったねと泣いているユーチュウバー等に感じるモヤモヤが大きいのですが…
⚫︎事前に、術を使う前の打ち合わせをしないてわ行ったストレンジが1番悪いのでは?
⚫︎ガーフィールドにアメイジング連発シーンが寒すぎる。
⚫︎コレは吹き替え版に対してで映画に対してではありませんが、デラソウルの後のエンドロール曲が邦楽に変わってしまった事。別にジャニーズが嫌いな訳ではありませんが、いくらなんでも余韻を消しすぎ…一気にさめてしまった…
他にも有りますが、特に強く思った事を書きました。
イチャモンかもしれませんので、この映画を手放しに喜んでいる方は申し訳ありません。
ノーウェイホームの意味するところ
最高の映画。サムライミ、アメイジング、MCUへの転換は権利絡みときいてたので、今回の共演はありえないと思ってました。実現してくれて方、本当にありがとうございます。
ノーウェイホームという事で、前作で正体がバレて帰る場所を失った主人公を意味するのかと思ってたのですが、最後のピーターの選択こそまさにノーウェイホーム。涙が止まりません。
喜怒哀楽全て揃った映画でした。
予習必須 みんな最後まで見て
最初に見た時は、あ、懐かしい!あ、こんな人いた!こんなことあったって感じで思い出しながら観ていました。
まさにマルチバースの恩恵。しかしそれがまた新たな物語を生み出す。まぁ元々やる予定あったんだけども笑
本当に全てのスパイダー映画を観てからこの作品は見るべきです。2回目観ましたけど、感情移入の度合いが違う。
しかし見落としてたのは今のスパイダーマン。
いまいち感情移入できずに終わってしまったので、つぎは3回目かな…笑
素晴らしいけど、惜しい。
歴代の作品のヴィランが登場する事は知ってはいましたが、
まさか歴代のスパイダーマンまで出てくるとは思いもしなかったので、登場シーンが特に最高でした。
少しの共演で終わりではなく、しっかり共闘していた点も最高でした。
想像よりも充実した内容になっており、飽きさせないような工夫が見られたところが良かったです。
ただ残念なところは、メイおばさんが亡くなってしまうシーンが、
あまり感情を揺さぶられなかったところがもったいないと感じました。
1キャラクターを殺してしまうのであれば見てるお客を絶対泣かせる位の作り方をして欲しかった。
終わりもスパイダーマンらしくない悲しい終わり方だったので、
個人的にはもっと楽しく明るく終わってほしかった気持ちがあったので、そこが少し残念でした。
飽きない構成にはなっていたものの、どこか謎に迫力が欠けていた点も残念に感じました。
今回の作品は純粋にスパイダーマンファンの為だけに作られた作品と受け取れるほど、
充実感のある完成度の高い作りになっていたので、充分予想の上を行く作品になっていたと思いました。
ただいつものマーベル作品通り過去の作品を見ていないとほとんど楽しめないと言う点があるため、
ファンの方には喜んでいただけるものの初見の方にはなかなか伝わりづらい作品になってしまっていたところがマーベルらしいなと思いました。
豪華だった
・スパイダーマン三世代がひとつの画面に収まって、今までの敵も集合してとても豪華な映画でとてもお得な気分になった。
・マルチバースやドクターストレンジの魔法の理解がおいつかず、ラストがいまいちよくわからなかった。ピーターの記憶を消したら時空の割れ?歪み?の問題すべてが解消されるっていうクライマックスのところが特に。でも、何となくそうか、と思った。
・最後、MJが働いているドーナツ屋?に行ってピーターの事を完全に忘れてる状態で会いにいってやっぱり記憶がない状態だったのが、寂しさと、人を好きになるっていうのはどういう事なのかなぁって思った。ちゃんと恋人同士だった関係の二人もある程度、仲良くならないと人は人を好きになることはないっていう事なのかぁって思うと、運命の赤い糸とかって何だろうとか考えさせられた。
・悪役だったキャラたちを倒したスパイダーマンが改心?させていくのがとても良かった。それを説得したのが一番若手のピーターっていうのも何だか深いなぁと思った。薬とか器具とかですぐ直せるのが若干ひっかかったけど。
スパイダーマンによる救済
トムホランドを主人公に据えたスパイダーマンホームシリーズの最終章。
本作は予告編から前2シリーズの歴代ヴィラン登場による圧倒的な盛り上がりを見せていた。
正直、マルチバースの展開や歴代キャラの登場により、しっちゃかめっちゃかになるのではと不安を抱いていたが、さすがジョンワッツと言えるストーリー展開で全てのシーンで鳥肌が止まらなかった。
また、歴代ヴィランを救済するというテーマの中で登場させたことは愛に溢れていてとても感動した。この歴代ヴィランの中でもやはり、アルフレッドモリーナ演じるドクターオクトパス、ウィレムデフォー演じるグリーンゴブリンの登場シーンでは自身の思い出と重なる部分があり、感動と興奮が押し寄せてきた。特にウィレムデフォーの演技は圧巻で当時のグリーンゴブリンの狂気がパワーアップしていて本作をキュッと締める役割を担っていた。また、なんと言っても本作の見どころは歴代ピーターの登場シーンであり、このシーンでの劇場のどよめきは今までの人生で体験したことがなく、涙が止まらず、映画を好きになって良かったと思える映画体験となった。このシーンを夢にまで観たファンも多く、見事に期待に応えた本作はスパイダーマンがヴィランを救うだけでなく、長い年月をかけ、全てのスパイダーマンファンを救ったのだといえる。
本作は歴代キャラ登場をメインにするのではなく、歴代キャラの登場によってトムホランドピーターの成長、自立のきっかけとするあくまで補佐的な役割に回したことが本作のストーリーが地に足ついたものとなっている要因となっていると感じた。
MJやネッドとの別れを経て、寂しさが残る中、ピーターが自作したスーツでスイングする様子はMCUで真にスパイダーマンが誕生したことを表していて、本作のどのシーンよりも興奮した。
3作を通じてスパイダーマンの起源を描いたホームシリーズは今後のスパイダーマンにおいても重要な役割を担っていくと思う。
トムホスパイディが観たいんだ!!!
なるべくネタバレを避けて、鑑賞。
前2シリーズもそれぞれ魅力的ですが
自分の中で"ホームカミング"があまりにも大傑作で
トム・ホランド演じるスパイダーマンへの印象は
「明るい気分で観れるスパイダーマン、最高!」というものでした。
もう散々、MCUには悲しみに浸る作品があるじゃないですか。
スパイダーマンくらい、いい思いさせてやってくださいよ……
たぶん、今作で本来のスパイダーマンの物語には近づいたのだと思います。
けれど自分としてはこれまでのスパイダーマンとは違う展開を楽しんでいて、今回も『みーんな幸せになって終わる!』と信じ込んでしまってました。
ちゃんとしたスパイダーマンファンの方々は大興奮だと思います。
私自身、知ってる面々が集結していく様子にはテンション上がりました。
でもやっぱり最後まで、きちんとトムホランドのスパイダーマンを観たかった。
こうするしかなかったのかもしれないけれど、詰め込みすぎてて粗が目立ちました。
スパイダーマンが3人揃うタイミングも微妙だし
中弛みに追い討ちをかけるようなトークシーン、
スピード感のある戦闘シーンではほとんど声でしか見分けがつかないのもどうかと思う。
てか最初、特定の人物には覚えててもらえる感じ出してたじゃん。
時間がなかったってコト。。。?危険だから。。。?
大人になるってこういうことなの?
じゃあ大人になんかなりたくないよ!!!
……誰かが仰っていた「ノットフォーミー」とはこのことだったのかな、と思いました。
とにかく楽しめたのは
ウィリアム・デフォーの表情とおまけ映像のバーでのシーンです。
これで終わっちゃうのかな…涙
シリーズ集大成!!最高!
うーん………面白かった!最高!歴代スパイダーマン観てきた人間からすると、昔のスパイダーマン達が少しはこの話で救われてよかったなぁ………と。
MARVEL作品は絡みに絡みまくってるからすべて見てないと、ん?となる(おまけにディズニー+まで契約しないとどんどんそっちに流れていくし(=_=))が、中学生の頃にみたスパイダーマンが20年の時を経て皆で共闘するなんて胸熱………
逆に歴代スパイダーマン観てない人達はそこまで感動もしないのかしら?
博士たちも救われてよかったな。もう1回観ようかなー。
そう来ましたか…
大いなる力には大いなる責任が伴う。
正にその言葉が当てはまる作品でした。
秀才なはずのピーターはやはりまだ子供で、彼女と親友の為とは言え、浅はかで稚拙な行動が事態を悪化させる。
傲慢で説明不足のドクターもいけないし、何よりミステリオとジェイムソンの所為な所も多々ありますが…
しかし、過去作の敵が現れるのは胸アツだし(正直誰がいつ出てたか思い出すのに軽いプチパニックになったのは恐らく私だけでしょうが…)、敵が出んならそら出てきますよね彼らも!みたいなそんな胸アツ三昧で、まさかあの人があんなことになって、結局それしか世界救えないのねとやるせない気持ちになる場面もしばしば。
最後にまた不穏な展開になりつつエンドロール後にもお楽しみ(?)があるので、是非灯りが点くまで席を立たない事をおすすめします!
そして分かりきった事かも知れませんが、僕は最後にこう心の中で叫びました…
「お前が戻って来るんかい!!」
日本製スパイダーマンもマルチバースの一つじゃないのか、ソニーさん?
大抵の作品は良くても3.5くらいなのに、これは4.4。私がよく見ているツイートの人も感動したとか書いている。スパイダー映画のくせに何故?という疑問を解決するために見に行った。答えは、ピーター1、ピーター2が出てくるから、だろう。現実のマルチバース的解釈である。
日本製のスパイダーマンもマルチバースの一つとして登場し、巨大ロボも見参てなことになってたら、また、エンディングはザ•スパイダースを使ってたら、シャレがわかるって事で評価5なんだけど。
俳優は、いい顔をしていた。
話は荒唐無稽すぎてつまらない。
ピーターはヴィランたちを「治療」してから元の世界に戻そうとするんだが、研究者でもない、まだ高校生のピーターにそんなことができるのか(MIT 志望であることがしつこく繰り返される)。スターク社の分析装置を使ったようだが、砂人間から二重人格まで何でも分析できるのか。そういう装置が都合よく自宅にあるものなのか(スーツを作って貰っただけではないのか)。治療薬や変換装置はどうやって作ったのか。電気うなぎの水槽に飛び込んで電気人間になるという未開の類似思考の怪物だから「治療」もそういう方向のものなのか。ついでにピーターも自分で自分を「治療」してスパイダーマンの呪縛から逃れれば良かった。そうすれば「大いなる力」に悩むこともなくなる。
この映画に感動した人は何に感動したのか?シリーズの「たたみ方」か?作品自体ではなく作品を媒介に製作者の趣向を汲みとって楽しむというゲームなのか?
スパイダーマンという存在が意味するところ
マルチバースの定義とか難しい点を考慮しても、この作品はよく出来てます。
スパイダーマンというキャラクターの特性や姿勢を踏まえ、いままでのスパイダーマン映画の流れをしっかり掴み帰結させてるところ素晴らしいです。
なのでサム・ライミ版から観てる私に取ってはいろいろ感慨深いものがありました。特にガーフィールドが手を掴むシーンはあのシーンを思い出し胸が熱くなりました。
またちょこっとしたそれぞれの作品のネタも加味してて面白かったです。
全328件中、101~120件目を表示